ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2267】 ラーメン二郎 荻窪店(東京・荻窪) 小ラーメン・ニンニクポンズ

最近よく見る光景の中に、スマホを片手に持ちながら、食事をするのがある。私が古い人間なのかもしれませんが、お行儀が悪すぎると思うんですよね。それぞれ事情があるのかもしれません。方や、山手線で移動中にコンビニお握りを食うのは、理解できる。どっちも行儀が悪いのだから、これは依怙贔屓かもしれません。なぜ前者を悪く思うかというと、明らかにプライベートメールのチェックか、スマホゲームをしているからか………。おそらくテレビを見ながら食事をする感覚なんでしょうかね。家で ビールを飲みながら、TV野球観戦するのとどう違うのかと言われそうですが^ ^。私もそんな立派な人間ではありませんが、一言言いたくなる症候群。歳とった証かな………。


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<今回もミス二郎に会えず・・・>


 ・・・・ま、巡り合わせというのか、荻窪店の女子部員に2回連続でタイミングを逸してしまいましたが、テキパキとした助手君は今回もいい仕事ぶりをしています。サービス業たる基本を感じますね〜。私の初二郎だった初代松戸駅前店の張り詰めた雰囲気は、一体何だったのかと、今振り返ってもしみじみ考え込みます。ひょっとして、二郎のボリュームもその世界観も、少しばかり民主化してしまったのか? ところで最近、二郎に来て「注意される客」を見ることは本当に少なくなりましたしねー。私なんて、3回はすごく注意された記憶ですが(①券売機の前に立つ、②壁に掛けた上着が邪魔、③給水機から水がジャバジャバ等)、今ではこの赤いカウンターと黄色い看板が、こよなく好きになっています。和みすら覚える・・・・・。












【ポン酢投入で重さ半減でスルスル食える・・・怖いくらいに!】


 いつもの通りに、今回も「小ラーメン・ニンニク」。しかしいつもとは違うのは、ここに「ポン酢」が加わることです。こちらは、カウンター席にしっかりと「カネシ醤油のタレ」が配置されてますから、「カラメ」コールは必要ない。しかし、給水機横にだけ「ゆずぽん酢」のタレボトルが配置されており、これを駆使してポン酢を投入です。








 微乳化とは言え、きっちりしたカネシの塩気が気持ち良いスープ。白い粉と豚骨エキスの融合が絶妙で、その上に刻みニンニクが滲んで、いつもの通り淡くジリジリとした旨味感覚がたまりません。そこにポン酢をかけると、熱によりポン酢の風味が湯気とともにふわ〜と立ち上り、思わず隣客もこちらに顔を向けるという仕草(後半、隣客も真似してました)。







 ゆずポン酢は、重い豚骨エキスをさりげなくさっぱりと食わせる天才です。ニンニクの刺激は多少酸味でマイルドになるものの、過ぎた尖りがなくなってとても食べやすいニンニク味に変化。ポン酢の酸味やがて豚エキスと混じり合い、さっぱりした脂の甘さに変化します。これだから・・・スープを飲み干しそうになってしまう。ヤサイの汁気や何もかも、ポン酢で鮮やかな味わいになるような錯覚です。












【少々柔目でモッチリ食えるのがいいね!ポン酢も纏って食い易し!】


 二郎は勝手に太麺と思い込んでた時期もありまして、今思うとこの程度が多く見受けられる太さでしょうか? ストレートっぽいけど捩れが強く、やや平かな麺です。オーションの風合いは、いつも感じる通りで、多少柔らかい茹で上げのようで、モチモチし過ぎない弾力がいい感じです。前歯ではモチツルっと千切れて、あとはヤサイと一緒くたにわっしわしと食むのみ。啜ると言うより、わしわしと食らい進むと言う感じです。






 またポン酢が麺にも行き渡っていて、これまた食べやすい。褐色がやや鮮やかにも感じる地肌で、軽く表面にだけポン酢の味わいが染み込んでいるような感覚。醤油豚骨の出汁もにじんでおり、これまた面白くもライトな食感に感じます。












【スカスカ感としっとり感のいり混じる豚たち〜!】


 ヤサイはいつもの通りかな。「もやし:キャベツ=9:1」の構成。くたっとなる前の茹で上げで、軽い程度のシャキシャキとした感覚。冒頭にポン酢をふりかける時は、主にヤサイに吸収されてしまうので、さっぱりヤサイがよりさっぱりと食える。







 また豚は、今回はスカスカな部分と、しっとりな部分が入り混じったような、肩ロース肉? スープを染み込ませてうまい部分と、脂分とよく混じっている部分と、脂メインでプルプル部分が、限られた2枚という豚の中で、いろいろ味わえたかもです。











 総じまして、「ポン酢で凛とした微乳化二郎!食欲刺激!」と言うのが素直な印象。ポン酢と言えば「凛」ですが、それともまた違った豚骨醤油の分厚さとさっぱりさの両立を覚えた次第です。しかしこれでまた慣れてしまったら・・・また妙なムシがうずく思い。それにしても、梅雨前でそろそろ蒸し暑く覚える季節に、男の酸っぱい汗の匂いに、ポン酢の爽快な酸味の香り。もう春は過ぎてしまったのだなあとつくづく感じます。もう、日本酒からビールに変更かもな。ということで・・・・なので詠います!



   荻窪
   闇にうごめく
   男たち



   汗とポン酢の
   酸味が漂う



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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