ラーメン食べて詠います

仕事の合間に悩んで食って詠います・・・

【今週のラーメン2257】 魂の中華そば (東京・上板橋) つけそば+日本酒(菊正宗) 〜甘酸っぱさと醤油のカエシとペッパーの風味!オリジナルを超える透明感?

今年の大型連休は、思う存分ラーメン活動と、普段できない家庭サービスに集中させてもらいました。家庭サービスは、まだまだ尽きませんが、次回の連休にでも続きをさせてもらうことといたしましょう。で、次の祝日はいつか?とカレンダーで調べてみると海の日じゃん!まだ大分先〜〜´д` ;。 休日の最後は寂しすぎるぜ。


「国民の祝日」の由来がわかる小事典 (PHP新書)

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色々カレンダー(2030年までの六曜と祝日付き)

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<上板南口銀座の和やかさ〜♫>


 などと考えてみますが仕方ない。今回は、東武東上線へ。都内でも縁が薄くて、仕事で一回も使ったことがありません。しかし、連休でラーメン活動も少し遠征してみようと、今回は、上板橋という駅に降り立ちました。普通ならあの有名店「蒙古タンメン中本」の本店への突撃か!と思うところですが、私にとってはそれよりもとても気になる店があります。それは「魂の中華そば」さん。名前からしてハードル上げてどないすんねんという感じですが、先輩諸兄のレビューは拝見すると名前負けしていないその実力度合い。これは都内なら試さない手はありません。その上、こちらのつけそばは、「丸長荻窪インスパイア」というではありませんか!日本酒も備えているという情報も手伝い、ようやく重い腰を上げての訪問です。





 それにしても、いいぞ「上板南口銀座」。駅から川越街道までの狭いエリアを貫く短い商店街なのですが、頑張っている生活感が溢れています。レトロまでとはいかないけれど、歴史感じる商店街。しかし、近くにスーパーがあっても、個人経営の青果店があちこちと営業を続けており、活気を保持している商店街。青果店が活躍しているそのオーラや活気が、小さい商店街に充満していて、脇道に存在する「魂の中華そば」あたりまで覆い囲んでいるようです。









【甘酸っぱさと醤油のカエシとペッパーの風味!オリジナルを超える透明感?】


 こちらの酒は「菊正宗」。ええ感じで冷えていてチビチビとやりながら配膳を待ちます。店内はほのぼのとした空気感で、スタフの笑い声も楽しい。続々と回転時間に集結する地元民。こりゃ当たりの店だなと食う前から確信です。つけそばは、卵がサービスらしくて、「生卵」か「ゆで卵」の選択を確認されますが、一応「ゆで卵」とさせていただきました。丸長系の濃ゆいものなら、生卵と甘酸っぱいタレのと相性もいいのですが、今回はダイレクトにタレを味わってみたい所存でしたので。






 酒飲んでると何十分でも待てる気がしまして、体感待ち時間は、あっという間の10分程度。さてその全体の麺顔は・・・まさしく「丸長@荻窪」であります。コピーというと品がないので、「そっくり」という表現とさせていただきましょう。このつけダレの器も似ているけれど、その表情もクリソツです! ワイルドに散ったブラックペッパーも実にええ感じですやん! ・・・絵になると思ってしまった私はすでに酔いが回ったラヲタです。





 味わうと、これまた嬉しいほどに「丸長荻窪インスパイア」のツボを踏襲しております。甘くて酸っぱい。たったこれだけの形容詞では感動を伝えきれません。塩気がバックアップしつつも、豚系脂の甘さが濃ゆいし、酢の酸味が柔らかいようでしっかりしている。そこにペッパーの風味が入り込んで、東池袋系や中野系とは、また違った世界観に溢れます。チャーシューのエキスが溶けているのかと思うほど。この手の重厚感なら、一味よりもブラックペッパーの方が合います。丸長荻窪本店と比べては興ざめかもしれませんが、こちらの方が透明度があるようなキリリとした感覚もあり、評価したいところです。冷えた日本酒にも相性が合います。薬味ネギの苦味もタレの甘酸っぱさに溶け込むようで、ばくばくと食欲が増す感じです。






 チューニングは、個別に対応可能とのこと。辛め・淡いめなど自在らしい。デフォルトは、そのままでも十分飲める濃ゆさですし、スープ割りを計算に入れて辛めという味わいも期待が持てそうです。





【丸いストレート麺!モチモチ感覚と引き締まり感がナイス!】


 丸い切り口のストレート細麺。汁系と同じものと推察。表情からは多加水ぶりが伺え、これも王道の丸長のフォルム。キンキンに〆られてるわけでもなく、程よい冷たさ、ぬくもりの残存。前歯を押し当てるとモチっとしつつも、プツリと呆気なく千切れる感覚。しかし、奥歯でのプレスでは、淡い反発の束というか、結構引締まりのあるヌチヌチっとした弾力を覚えます。全体的に少し褐色めいたところもあり、食感に影響された視覚と云うやつかもしれません。






 意外につけダレはオイリーなので、浸して啜ると想像以上に滑らかなスベリとなります。多少ペッパーや刻み海苔が地肌に貼りつこうとも、苦にはなりません。文字通りズボボボボボボボボーーーとすすり駆け抜ける感覚。練り水反応のマイナスイメージは一切なくて、これはうまし!










【脂の抜け具合とボリュームの多さが素敵です!】


 期待したゆで卵は、ハーフでした・・・(笑)。つけダレに浸して一口で食い切りました。具材はつけダレの中に沈没していて、サルベージしてみると、そこそこ秩序だった大きめの短冊サイズ。メンマもチャーシューも。チャーシューは脂の抜けが印象的ですが、タレに浸って味を逆輸入したような風合いで、それがナイス! いくらでも食えそう! 一方メンマは、これまた薄味で淡いコリコリ感を残すタイプ。チャーシュー同様に、つけダレのニュアンスを吸収して、より上手い感じ。酒い合う!








【淡い煮干の風味で薄さを感じさせずにスルスル飲ませるスープ割】


 器を返すブーメラン方式。日曜日の丸長本店では、厨房の脇まで持って行って大将に「スープ割りください」と伝えるんだっけ・・・記憶が薄い。このスープ割りがまた美味いね! 味が薄くなるスープ割りではなく、少し味の方向性を変えて楽しませてくれるタイプ。軽い煮干しの味わいと熱が加わって、とても極上の単品スープに生まれ変わったような印象を覚えます。








【日本酒:普通酒菊正宗】


 よく飲み屋で見かける普通の菊正宗。それがキンキンに近いほどに冷えており、暑さを忘れさせます。馴染みある辛口は安心感の裏返し? 麹や熟成の風味よりも、料理の味に合う合うキレが、いつもながら秀逸です。さすが灘の生一本の系譜。元神戸市民とては懐かしくも思います。そして、サービスつまみが、なかなかのボリュームで気に入った!部品の共通化ではありますが、レギュラートッピングの安定した旨さを感じて、お得感すら覚えました。









 総じまして、「このレベル感なら完全コピーを超えるオリジナリティーか!?」と思えるほどに、美味しく楽しませていただきましたよ! 若い方が丸長荻窪系の本質を解してオマージュされているのも嬉しいが、映える旨さがハマった! 中央線沿線に住んでて、わざわざこれを食いに行くのは正直腰が重かったけど、大満足。これから気温が上がりそうだが、気持ちよく汗をかかせていただきました。と言うことで・・・・なので詠います!



   和やかな
   商店街の
   空気感



   明るい魂
   こもったつけそば



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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