ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2186】 にぼっしー中華そば家 (東京・四谷三丁目) 汁なしそば・麺少なめ

 これでも健康に気をつかっているわけで、自腹で健康診断も小まめにこなしているつもり。しかし、がん検診ついでに少し細かいオプション診断を今回は追加してみたら、ちょっと引っかかった項目があり、個人的にはかなりショックです。進行すると前立腺肥大になるそうで、ちょこっと休日に追加検査に出かけた次第(本当はこれを言い訳に平日に休みたかったのだけど)。この前立腺肥大の診断というのは、泌尿器科に行くわけだけど、ここがまたEDの窓口でもあるわけで、バイアグラなども相談できる。そっちの相談に切り替えようか・・・などと卑猥な気持ちがもたげつつも否定して、正直に診察にあたることにしました。


 この触診というのが、これまたショックでして・・・年下の女医にされると、なんだかな・・・・・ってな感じ。分かる人には分かる。これは屈辱なのか悦楽なのか。家に帰って診断どうだったという妻に報告するのに、多少ためらいを覚えてしまった。今回は、年を取ってしまったんだな・・と思う落ち込みと、実は変な男なのかというダブルの落ち込み(うそです)を抱え、家に帰る途中で昼飯食いに、寄り道して四谷三丁目で下車です。


小林製薬の栄養補助食品 ノコギリヤシDX 約30日分 90粒

小林製薬の栄養補助食品 ノコギリヤシDX 約30日分 90粒

DHC 亜鉛 60日分 60粒

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<落ち着く正午休日の飲み街で染み入る汁なし!>


 ・・・・などと屈辱と卑猥を抱えながら、「にぼっしー」さんへ。昼だけ営業のこの店と、近隣の家元の店と迷ったけど、家元から黒帯をもらった授かった身としては、恥ずかしかったから「にぼっしー」へ。開店直後のPPで入店です。コートを壁際のハンガーにかけると、そこにはヒクソン・グレシイーの写真があって、俺に微笑みかけてくる。何があったんだいっと語りかけてくるよう。実はね・・・と心の中でつぶやきながら、心も財布も胃袋もヘタレな私は、「汁なしそば」と語って・・・間をおいて「・・・・麺少なめでお願いします」とオーダーします。前金せいなので、500円玉を一枚カウンター高台に置く。後客は、大盛り連発で私だけ思いっきりヘタレ気分に追い打ちいをかけられます。












【煮干しの風味がジットリとしつつも甘みが味わえるタレ感覚!ペッパーで食欲加速!】


 汁なしだから配膳は、生産ロットの中でいちばん最後になるけど、それにしても手間がかかるよね、「汁なし」って。それでつけ麺と同等の麺量で、さらに一番安い。麺少なめだから100円引きでワンコインで食えるのですが、それがワンコインとは思えぬ質感にあふれます。なかなか素朴な麺顔。魚介はタレに深く染みているので、代わりにペッパーが結構な量がデフォルト状態で降りかかってます。テーブルセットに辣油はなく、その代わり「にぼし酢」なるものが備わってる。辛さは控えめの味付け感です。


   







 タレの状態を一枚写真に収めようと思ったけれど、すべて事前に店主で混ぜ混ぜされてて絡んでいるからわからん。しかし、麺への張り付きを注意深く見ると、ラードのさっぱりした油に醤油の濃ゆい色合い、そしてニボニボのざらついた成分が見て取れて、その全体的な色合いは深いようです。麺と一緒に味わうと・・・これが実に素朴な味わい。ニボニボ感覚も淡く感じさせますが、基本的に煮干しの程よい甘さでグイグイと食わせて行きます。甘さはタレだけでなく、トッピングの天かすもその後押しをしている様子。冒頭ではカリカリとしたものが、後半にはグニョリとタレを吸い込み、自身の持つ油甘みと結合いたします。なので、ニボニボがマイルドになって食べやすくなるというもの。








 やはり個人的には、辣油と酢を絡めたくなるのですが、今回は「にぼし酢」だけを軽くひと回し投入。すると淡くひきしまった感じがして、また後半に食うスピードが増します。あっという間に先に配膳された汁系食ってる客を追い越してしまいます。ネギのザクザクとした感覚とその甘みはあまり感じなかったけど、辣油の代わりとはならないが、コショウのやや強めの風味が酢を邪魔しないでキリリと引き締めるかも。












【ウネウネボッコボコなランダム手打ち麺風!タレの全てを余すとこなく絡め取る!!】


 麺がまた独特ですね・・・。ハンドメイド感覚たっぷり。牛込柳町の「葉山」と同等の素朴な風貌。ややあちらよりも太さがあって、モチモチ感は強めかもしれませんが、それで汁なしとして成立しているのかもです。とにかく、ボッコボコとした風貌で、つけダレのすべてが絡めとられるのは、このせいかと思います。にぼしの成分も、コショウも貼り付いてニュルニュルとした滑り心地。口当たりあから、内頬舌触り、喉奥へと落ち込み溜飲する際のシルエットまで、際立ちます。







 割と密度感はある方で、麺自体の風味も良く感じさせてくれます。前歯で千切るとヌツヌツっとした切れ味で期待通り。奥歯でプレスすると淡いモチモチとした感覚を醸し出し、断末魔でクチリと淡白に潰れこむのが鮮やか。このすき間に天かすが入り込み、微妙なプレス感覚がより一層素朴と感じるかも。








 とにかく食べ応えを感じさせる麺です。その上、この店は麺のボリュームも売りでして、通常なら茹で前で340g。汁そばの大と同じボリュームなので、これで500円という設定はとても申し訳なくまた思えてしまう。大盛りにすれば、軽く500gは超えてしまうこと必定。若い胃袋と懐具合を両方かなえる欲張りな設定ですね。







【ペッパーとニボタレに絡む質実な味わい・・・そんなチャーシュー】


 タレと麺の個性とボリュームに圧倒されてしまい、具の印象が薄くなってしまうが足からず。メンマは割と大きめでクニュクニュとした歯ごたえ。味付けは薄くていかにも酒のアテとして食いたいと思える仕上がり。海苔は刻みでこれは余り好みではなかったけど、この価格では合格点。


 嬉しいことに、チャーシューは二種の部位。端っこのゴロゴロとしたものと、バラ肉カットのようなもののスライス。ゴロゴロした方は、やや冷たかったけどそこはご愛嬌。ゴロゴロ肉は、少しタレが深く染み込み、暖かければ丼にして食いたいという感覚。スライス肉は、脂と肉繊維のバランスが良くてラーメンには絶対に相性が良さそう。ペッパーが多めに降りかかってるので、一枚一枚丁寧に食ったけど、これまたビールに合いそう。夜は飲み屋なのですが、昼はアルコールメニューはない様子。そりゃそうだね。基本的に平日昼のみ営業だから・・・・・。俺はアル中なのか、最近何でも酒に合うか合わないかと考えてしまう。















 総じまして、「関東流儀で素朴さ溢れるニボ甘な汁なし!激安満腹の良心!」と言った感覚でしょうか。くどいけど、四谷三丁目でこれで500円ワンコインというのは、恐るべし。手間かかってるのに・・・店主には感謝ですな。そうそう頻繁に来れないけど、これは再訪問確実で、次回は汁系を食ってみたいとまた欲望を抱えて帰ることになります。結局、節制しようと思ってまたしっかりと食ってしまった。バカは死ななきゃ治らない。体と心は別物ですね・・・。帰り道に、ノコギリヤシ成分の錠剤と、亜鉛の健康食品を購入して帰りました。ということで・・・なので詠います!



   年食って
   麺食い過ぎて
   検診へ



   微妙な結果に
   控えめ汁なし



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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