うちの会社って、社員教育には熱心でして、そこのところはありがたいのですが、座学は当然ありえない。実地研修というやつで、日常業務に根ざした内容となっております。この一環で凹むのが、部下からの360度アンケート。色々と刺される様な思いをします。もう私は、コントの落武者の風態の様に、頭や胴体に矢が刺されまくりで倒れそうです。大体、部下の数が多いほど、特定されにくいから相当キツイことも言われます。この中で一番凹んだのは、「何を考えているのかわかりません」と言う内容。このフレーズの前後には書けないことがあります。
建設的に考えられない人に対しては、私も神様になれません。そして私は不器用です。仕事のやり方を変えてくださいというのは、本当に難しいのです。だって・・・・、私だって本当は想像くらいつくもの。変わってもない人に、変われと言われてもムカつくしね。人を変えようとするなら、自分が変わらねばならないし、それをわかる様にしないといけないということなんでしょう。これからも、私の修羅場は続く様です。
- 作者: 相原孝夫,南雲道朋
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2009/03/01
- メディア: 単行本
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<春っぽい日差しに隠れたパール商店街の路地裏、質実濃厚なる一杯>
・・・・などと考えながら、休日。つい天気も良いし気温も高いため、家の中でじっとしておられず、妻を散歩に誘う。ところが超インドア派な方ですから、たまったテレビ録画を一気に見たいとのことで、一人中央線界隈を散策して過ごしました。定番の散歩道「井の頭公園」は大混雑。そのままフラッと麺尊RAGEを目指しますが、ちょっと遠すぎて止めた。そういえば最近、阿佐ヶ谷駅界隈で、ラーメン食ってドツボにはまった記憶がよみがえり、どうも阿佐ヶ谷でリベンジを果たしたい。阿佐ヶ谷にて、未訪問でいい店どこかないかなーと、スマホ片手にネット検索したところ、「めんさいぼう五郎左」という店に目がつきます。なんだ、中野の麺彩房の姉妹店なのか!ひらがなだから気づかなかった。確か五反田でも以前お世話になったブランド。これは行かないといかんでしょう!ということで急遽突撃訪問です。
訪問時午後1時半。店内5割程度の客入りで、その後も出入りが激しい。客層も若い人からカップル、おばちゃん一人に至るまで、かなりバラエティに富んでおり、地元に随分と根ざした感じがいたします。ご店主の奥さんだろうか、気さくな接客も気持ち良く、店内の手書きPOPが嵐のように貼り付けられていて、独特な雰囲気がまたいい感じ。夜ならアングラチックでより落ち着くかもですが、昼下がりでも影に隠れた位置にあるため、少しばかり隠れ家的な雰囲気もあります。いろいろ派手にメニューがアピールしてくるからね・・・・、いろいろ迷ったんですが、いつもなら定番を食うところなのに、限定の「とりそば」というのにとても目が惹かれたため、これは啓示に違いないということで、欲望に素直に従ってみることに。800円也。
【ハンドメイド溢れる濃厚鶏エキス!しっかり塩コショウがウケる味わい!】
待つ間、隣客のつけ麺に目配せなどしたら、その極太でゴワゴワなうねりがとてもすごいとビビります。つけダレも相当濃厚そう。スープ割りポットもどんどんと減っていく・・・。汁系ならどんな一杯だろうと想像していると、どこか予想通りの麺顔が登場しました。「とりそば」と聞くと、清湯のあっさりした感じが目に浮かびますが、その真逆です。いかにも濃厚そうなスープニュアンスと、汁系としては太めの中太麺。青々とした万能ネギがこんもりと盛り付けられてますが、その上から、コショウが割と多めに振りかけられてます。
まずは最初の一口。・・・おお、どこかしらコショウそばを連想させるスパイシー&ソルティーなニュアンスがすごいですぞ!一歩間違えばジャンキーとも思えるそのエッジングが、かなり食欲をそそり脳内にドーパミンを発生させるのが分かる気がします。そして、その直後に鶏の濃厚エキスのとめどなく押し寄せてきます。鶏塩・・・と言いたいが、そんな上品な言葉では当てはまりません。鶏白湯としか分類できないのですが、通常のそれともまた違うような、ハンドメイド感覚?いやワイルドさがかなりウケる味わいです。丸鶏を煮詰めたようなとろみ加減かな・・・・。
鶏のコラーゲンも豊富ですが、一時期流行った濃厚鶏白湯のようなスベスベ感はなく、モミジ特有のコペコペッと口の周りに張り付くような感じでもない。いや、鶏水炊きが煮詰まったようなフィーリングと申せましょうか・・・。ちょっとこの鶏濃厚感覚は独特です。髄の粉のような欠片も滲んでいるし、ちょっとした塩系つけ麺のつけダレ級な濃厚さ。このまま白いライスを投入しても大変美味しく頂けると思えます。ともかく、濃ゆくてキッパリした味わいだけど、癖になりそうな雰囲気ありです。
【密度感に溢れる中太麺が濃ゆい味わいをしっかり受け止める!】
あの「つけ麺」用のワイルド極太麺と見比べてみると、細く感じるけど、かなりシッカリとした中太麺です。やや黄色がかった色合いで、ストレートと言いたいが捩れがはっきりとしていて、ゴワっと感じる部分もあり。かっちりとした表面をしているので、スベリは太い割にはかなり高速に啜り上げることができます。口元と舌触りのタッチ感が秀逸です。部分的にコショウが貼り付いているのも面白いところ。
とにかく密度感が高いという印象。熱さによりモチッとした食感がありますが、全体的にはヌチヌチとした腰つきが印象的。前歯を押し立てると、ヌツヌツっと切れ込む感覚がいいです。奥歯でプレスすると束になっているところは、クッシリ!とした低反発。硬いテンピュールといった感じでしょうか。つけ麺のような全粒粉ではありませんが、あの濃厚なスープを十分に受け止めるだけど質感は大変豊富です。
途中まで食ってみて・・・汁系でも満足だけど、こりゃつけ麺でもかなりの性能を発揮しそうだな・・・と思わず邪推してしまいました。「金・土・日の昼だけ限定15食」という「とりつけ」・・・・とても興味津々!
【スープの濃厚さの陰に隠れるが普通にうまいバラロールチャーシュー!】
さてトッピングですが、万能ネギの小口切りが割と多めなので、このあたりは大変な満足感あります。濃厚なスープに混ざり合うので、程よい分量。時折麺に張り付いて面白く風味と味わいを醸し出すから合格です。
またチャーシューは割と薄味で、肉の部分と脂身の甘さがとてもナチュラルに感じて大変美味かった次第。ただ大きさと厚さが一般的であり、またスープも麺も個性豊かであるため、相対的に印象としたは埋没してしまったかも・・・・。悪くはない。印象が薄いだけ・・・・。
総じまして、「ワイルドな濃厚鶏塩パンチ!つけ麺にも期待!」という感じでしょうか。こちらは濃厚豚魚がウリのようですが、面白い限定も展開しているとのことですので、ちょくちょく寄っても飽きが来ないようです。汁なし系もレギュラーのようですし、こりゃこれから暖かくなるに従って、ビールとともにいただきたい気分。気持ち的には・・・前回の阿佐ヶ谷でドツボを踏んだリベンジを果たしたような晴れ晴れ感を獲得しました。それに、パール商店街・・・・ちょうど私の身の丈に合っているというか、面白い。新しい散歩コースも発見したりして、結構充実した休日でした。やはり杉並区はいいわ〜〜〜。ということで・・・・なので詠います!
蒸し暑く
春一番の
吹く予感
コートを脱いで
ぶらつく街並み
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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