ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2172】 中華そば みたか (東京・三鷹) ラーメン

 ある会社のプロジェクトを一度に進めるにあたり、タスクフォースってのを立ち上げて数週間。なかなか起動にのった気がしないんですよねー。いまひとつ、テーマに納得感がないのかと、あれこれとアイデアをぶつけてはみたのだけど、響かないというか・・・。参加者も、現業の業務と掛け持ちなので、集中できないのも一因だと思うけど、いろいろ原因がありそう。


 1)一度に大きなテーマ/たくさんの検討をさせすぎる
  これ一番大きいのだと思うけど、「業務改善ではなく、業務改革を一気に進める」という方針のもと、平行してたくさんのタスクフォースが立ち上げた。これが複数入り乱れて業務調査や検討会が絡むので、だんだんと疲れてくる。しかも、現業の繁忙期と重なるから、どれも中途半端な話し合いで終わりがちなシーンがチラホラと・・・・。全体設計/全体コンセプトにもどって確かめるなど、後戻り工程など発生しようもんなら、つぶれてしまう。


 2)時間軸が短すぎて「できる範囲」でという考えにシフト
  「結果」を出すことがとくに、トップから求められており、今年度中に何かみせろというプレッシャーが半端ない。なので大きな風呂敷を広げ難く、また広げたとしても大きな課題は後回しとなってしまう。結果として、今期できる範囲で・・・というスタートになるが、この時点で「これが業務改革だっけ」という雰囲気になるのかも・・・。


 3)タスクフォースのカブリ/ダブり
  こいつがまた厄介で、同じような名前の検討チームがあったりする。それぞれ経緯もあって理解できるが、詳細を知らないメンバーだとお互いが不審がる。本来の全体設計にも関る問題。



 いずれもダレもやったこと無い中で進めているから、もう一度リーダーシップとかビジョンとかを明確に示さないといけない。そういう人材がとにかく不足しているから、日ごろこの手のノウハウを蓄積するためにも、継続的にリーダーを作っていかねばならないと、最近痛切に感じる次第。リーダーを養成とひとことで言っても、日ごろだれがそれをコーチングできるんだろうとか・・・・・嗚呼、悩みがつきない・・・・。


コーチングの基本

コーチングの基本










立春に若き力芽吹くか・・・>
・・・・などと考えながら、今年初めてマイ・ベース店舗「中華そば みたか」へ。本当はもっと早く、1月中に訪問予定だったんだけど、急にインフルエンザに罹ってしまったから。立春が過ぎるまで少し訪問がずれたわけです。そんないつもの気分で入店すると、少し緊張感が漂う店内の雰囲気。なぜなら、あのニコやかで大らかなご店主が、今回は麺釜の前にはおらず、サブの位置に立っている。あれーー?っと思いきや、若いスタフが麺釜に立ち、そのフォロー役を務めているという状況です。








ああ、そういうことか。後進の指導に当たっているということです。育てるってとても面倒なんだよね。でも師弟関係と言うよりは、アニキと弟分という様な、ややフレンドリーな関係。まだ、麺釜を見ている間は、それ以外に目が届かない様だけど、客も暖かい目線で応援している。この店には、コーチが二人いる。ご店主とその常連さん。若い力で、「えぐち」以来の古い伝統を受け継いだ暖簾を、守ってほしいと思います。









まあ、性分なのでそのラーメンを一応レビューしておきますと、若干麺量が少なめで、他客の大盛りオーダーに偏ったか?という部分は、配膳時の初見で分かってしまったかな^_^。しかし、茹で上げ加減は合格点。カタメでもなく、しなやかすぎない程度の加減がジャストフィト。いつものザラつきある麺が美味しゅうございました。タイマー使わないで体感覚で見切るところが、まだ慎重すぎるかなと思えど、後は慣れの問題。今後は、初めて麺釜の前に立った時の気持ちを忘れないでほしいね。








それと、以前にも書いたが、開店直後の一杯は、すごくあっさりに感じて凄く胃腸に優しい雰囲気ですな。一番風呂のような麺釜だからか、とっても味わいがすっきりなのですかね。そういえば有楽町の有名な塩ラーメンでは「いつ茹で湯を変えるのか」と心配になるのだが、そんな不安が失せるほど、そこの味わいはいい。この辺りも今後考えながら食うと、何か発見があるかもしれない。








最後に、今日はたけのこ(メンマ)が美味かった。ここのたけのこは、神がかっているわけではないが、等身大の美味さがあるのだ。週末、朝からビールを引っ掛けながらつまむのにちょうど良い。定年になったら、この店で毎週朝ビールでもしようかと考えています。現役のうちにその味をしめたら、ずるずる崩れていきそうで自制することにしていますが、今は^_^。













総じまして、「受け継ぐ味の伝統と言うより、シンプルな数学の公式のような一杯」という感覚。そのシンプルなる完成度が、まるで数式の様ですよ・・・。日頃、複雑な人間関係やら、業務調整に追われている者としては、少し羨ましく思えてしまった。ああ、ええなー。なので詠います!



麺釜に
湯気たち登り
額汗



教えの庭に
啜る麺の音(ね)




お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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