某休日に、ぽっかりとフリータイムができてしまいまして、やることがない〜。天気は曇りっぽく、車を出してどこか遠くへと行くのも億劫なので、電車で行けるところでラ活開拓をいたしましょう。今回は、JR目白駅に降り立ってみました。山手線でこの駅だけ、ラーメンレビューがないことに最近気づきまして、そういう微妙な理由づけです。本当は、荻窪でも食える「丸長」をわざわざ目白で食おうという算段だった。しかし、それもな〜と思い昼だけ営業の「吉岡」さんに方針変更。その理由は、先人のレビューを拝読し、限定の塩らーめんがうまそうだったから。ところが、「売り切れです」という宣告を受けてしまい、悔し紛れにもう一つの限定「かま玉」をオーダーです。
しっかし、中身は当たり前だが「わたみん家」だね〜。やはり、こういう箱では黄色い炭酸飲料を飲まないと、気分が落ち着かない!喉が渇いていたのもあって、二口で飲み干してしまったがな・・・。
【醤油のきりり感と魚介?のような甘みが先行〜、生卵でじゅるじゅるさせるタレ感】
追加で今度は瓶ビールでも頼もうかと思ったところに、配膳が完了。おお・・・なかなか大きめな丼。相対的に麺量が少なく見えますが、しっかりと200g以上はあるというボリューミィー。刻み海苔がぺったりと張り付いております。武蔵野系油そばのようで、そうでないような、微妙さがいいですな。タレを一応確認せんと、箸で麺を寄せて底を覗き込みますが、クリアーで深い醤油ブラウン。味わうと、醤油ダレのきりり感あるものの、若干甘めのコクまろが印象的です。カエシはしっかりしているし丸い味わい。どこか魚介の甘みなど感じたりしましたが、詳しいことは不明です。
箸を左右両手で持ち替えて生卵を攪拌をいたします。するとタレは麺の風味を映してか、さらにまろやかになったような印象。「きりり」から「まろやか」に変化したところで、半分くらい食い進めて、そこから後半は、テーブルセットにあった七味を少しだけ投入してみました。やはり、基本的にこういう汁なし系は、好きな性格なので、最後まで一気に美味しくいただけました。
【さすが自家製麺!麺の質感高く、武蔵野系とは別のニュアンスで面白い】
麺がうまい!私的にはそう思えた店です。武蔵野系油そばに似た雰囲気もありますが、麺が決定的に「ぼそ感」が強めでこれがいい印象。ぷりっぷりな油そばが多いなか、多少ぼそっとした感覚で粉を連想させる雰囲気あるのも、私は好きなんです。汁を吸い込みそうで、意外に吸い込まない。生卵でじゅるっとしたタレを絡ませて、一気にいただくというスタイル。
前歯のスパスパっと切れこむ感覚が小気味よい。また奥歯でプレスする際の低反発、その後にくるグルテンの風合い・・・タレが強すぎないから鼻腔をくすぐります。これならつけ麺も期待が大きいかも。滅多に食わなくなった、つけ麺だけど、これなら合点がいくかも。自家製熟成麺という看板は、ダテではなかったね。
【トッピングが隠れているのね・・・・】
いまひとつ、弾けなかったのは具の寂しさだろうね〜。実は麺の下にチャーシューとメンマが備わっていて、一般水準の具材は確かに備わっていたんだけど。個人的には、刻み海苔好みでなく、それなら小さくても一枚海苔をと思うのだけど、これはマイナーな意見なのでスルーしてください。生卵が、このいっぱいではスペシャリティーなんだろうけど、やはり麺顔に、チャーシューが覗けないと、納得がいかないんですよね〜。その点が実にもったいないかも・・・。
総じまして、「麺の質感をダイレクトに食えるか!?つけ麺にも期待!」というような印象。わたみん家の間借りという、なかなか珍しい営業スタイルで少々なめてたら、気持ちの良い裏切りかた。また、居酒屋の店箱は、自然と酒を追加で注文したくなるし、ゆっくりと食えるラーメン屋という新しいスタイルのヒントにもなるかもです。昼だけ営業と、目白駅という個人的にはハードル高い店ですが、次回は必ず限定の塩らーめんをいただき度、再訪問を決意です。今回は、飲み気分のいっぱいだな・・・・・。なので詠います!
調子のり
思わずビール
昼酒場
配膳待てず
ジョッキをあけて
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
関連ランキング:ラーメン | 目白駅、雑司が谷駅(東京メトロ)、鬼子母神前駅

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