ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2030】 麺屋 正路 (東京・荻窪) 特製醤油らーめん

 大久保駅にあった「麺屋 鯱」が移転して、なんと荻窪駅へ!情報アンテナが低い私は最近しりまして、居ても立ってもいられず、早速訪問です。そして気づいた・・・・「ここ、漢珍亭の居抜きじゃん」。新しい店の誕生とともに、古い店の消滅を知るのでなんか複雑な気分です。漢珍亭は、ものすごく昔ながらの荻窪ラーメンを提供してて、一度だけしか訪問できなかった。荻窪では、丸福、丸信、丸長という三丸と同じくらい、レトロな雰囲気が好きだったんですよね〜。なので、ここでは長く営業をし続けてほしいな〜なんて考えながら、曲がりくねった階段を登って二階の入口へと参ります。入店すると、あのご店主が厨房でにっこりと目を見て微笑んでおられる。あ、いいひとだな〜なんてすぐ信じてしまうんだけど、大久保時代から良く分かっていることなので、あしからず。







 気持ち的には、鯱は白醤油!と決めてかかってたので、迷わず醤油系。そして開店祝いもかねて、特製。「特製醤油らーめん」とさせていただきました。まだ券売機では「鶏と鰹の中華そば」が準備中なのか、「売切」赤点滅しておりましたが、どうやら荻窪では大久保と違った展開も見られそうですね〜。これは楽しみ。


  






 店内は、見覚えのあるL字カウンター。そして、綺麗に白を基調とした完璧なリノベーション。一人営業でずっと頑張ってた印象ですが、応援なのかこの日は二人体制で、小気味よくオーダーから配膳まで進みました。以前よりいい店になりそう〜。







【鶏出汁がありそうでなさそうな芳醇な味わい!古白鶏?のコクまろ深く、醤油ダレも強めにキリリ!】


 白醤油が出てくるとは思わなかったけど、随分としっかりとした醤油ブラウン。そしてかすかな濁り加減が意味深い麺顔です。これはイメージとはかなり違ってたので驚き。もっとも、大久保時代は、たしか三毛作店だったので、3つ制覇できてない私は、単に知らなかっただけかもしれませんがね・・・。などといきなり頭の中で走馬灯が駆け巡りましたが、こころ落ち着けてまずは、ひとすすり。







 むおー・・・これはなかなかしっかりとしたボディ感ある醤油スープ。上品系なしっかり感です。まず鶏だよ鶏!この出汁と旨味がものすごく芳醇!タレの影響もあるのか、とても甘いような円やかさ。そう言うと神奈川淡麗系醤油と結びつけてしまいそうになるけど、ちょっとそれとも違う感じ。鶏こく深い醤油なんて、都内にうなるほどあるけど、どれとも似ていないような感覚。鶏、鶏が濃ゆい〜。慌ててスマホを取り出して、券売機画像を探ってみたけど、「古白鶏」という文言が気になる。ブランド鶏なのか・・・勉強不足で知らん。香味油はキラキラで穏やかなんだけど、ボディーとなるスープが淡く濁っていて、そこに鶏のエキス感が詰まっている感じ。魚介の落ち着かせも入っているんだろうけど、鶏うまみが支配して嗅ぎ分けられない。







 そして意外にもカエシが効いている。大久保時代もそうだったっけ・・・もう記憶力に自信がないお年頃なのであしからず。塩気というより、醤油に由来した濃ゆいエッジングが分かりやすいという感覚。醤油ダレの円やかさ全開になかに、醤油の濃さを感じる。これを確かめているうちにドンドンと汁がなくなってしまったので、続いて麺に頭を切り替えました。












【大久保時代の麺をまずは踏襲でしょうか?極細ストレート角麺のクツクツ感としなやかさがナイス!】


 これは、どこか見覚えがあるような麺。ああ、「麺屋 鯱」時代を思い出すな〜。加水が多めのストレート麺。切り刃の番手で説明がつかんのだけど、かなり細め。しかし締まりがあって、弾力もあるタイプ。関西転勤時代には、こういう麺を出す店にハマっていたような。。。いわゆる角麺でして、箸でリフトするとキレーーーーーイに整列します。それを口へと運び、前歯で切断すると、名簿を読み上げ返事するように、横からプツプツプツプツと連呼するような歯ごたえです。これだけで、気持ちよい。奥歯へ舌で運び込み、プレスを始めると束になったそれは横ずれしてクチクチクチリ!と鮮烈に潰れこむ印象です。こりゃ快感だわ!


 細麺で整列いいから、スープの持ち上げもなかなかのもの。かなり熱いのでその通りにならないのだが、まるで細い更科蕎麦をすすりあげるような、鮮やかな滑り心地がとてもいい感じです。大久保時代よりも店の照明が明るいためか、とても綺麗に目に映った今回の麺です。












【なんじゃこれは!美味すぎる鶏のタタキ!!そして三種盛りのチャーシュー軍!】


 実はですね・・・一番興奮してしまったのは、このチャーシューだったかもしれません。一番上に乗っているこのレア肉。何も考えず食って、さらに目が覚めたような驚き。うまし!鶏のレアチャーを食って初めて悶絶したのは、大阪JUNK STORY。その時以来の感動をここ荻窪でいきなり味わえてしまった。「あ!これが古白鶏のタタキなわけね!」ってようやく悟りました。券売機の誇らしげな押しボタンの表示が理解できた次第。こいつは絶対に酒にあうぜ!軽く柚子の風味に染まってて、それでいて鶏のスッキリした脂の旨味が、冷製ならではの甘みがスープで半分温まっていく味わい。歯ごたえも艶めかしく、これは極上品!いあ、参りました。







 続いて、二匹目のドジョウを掴まんと、沈んだ肉を取り出すと、こんどは胸肉!まさにパフパフの赤ちゃんの肌みたいな弾力。いや、やはり化粧パフに近いか。淡い味わいがスープを程よく染み込ませて、極上の旨味となっとります。三枚目は何だと思うとそれはロース肉?? もうここまでくれば何かわからずただ止まらず食ってしまった。いや〜、特製だけにいい思いをしたかも。レギュラーの醤油らーめんでも、この肉あるのかな? これは悩ましい。












【Mサイズの味玉が妙に濃ゆく甘く芳しいのだが・・・美味すぎる〜】


 肉に心を奪われてしまったが、覚えている範囲で。割と小ぶりでおそらくM玉サイズ。これもまたふわっふわの白身、とろっとろの卵黄。そして卵黄はとても甘さが深く、卵らしい香味が深いな〜と思えます。この店では、味玉と呼ばず、「とろ玉」と呼びます。なるほどそれ一理あり。何か特殊な技でも使っているのか? かなり柔らかくて芳醇な香り。












 総じまして、「伝統ある場所で新たな伝統構築を期待できる一杯か!お酒か丼ものだけでも吸引力!」という感覚で、ご店主の今後の活躍に大期待ですよ!何と言っても駅からものすごく近くて、そしてひっそりとした隠れ家的な存在感も、魅力的ですし〜。次回、必ず「古白鶏のユッケ丼」を必食します!あのタタキの完成度でユッケですからね〜(すでにラーメンが頭からぶっとんでいるのだが)。なので詠います!



   荻窪
   しみじみ染みる
   鶏出汁に



   秋の涼しさ
   一時忘れ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



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