ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2011】 AFURI 原宿店 (東京・原宿) 冷やし柚子塩麺


 まだ夏休みなので午前中というのに女子学生が多い。女子生足に普段なら目のやり場に困るはずなんですが、こうも多いと逆に気にならんですな。むしろなぜこの環境にオッサン一人がウロウロしとるのかと言う恥づかしさを覚えます。出勤が外出先に直接向かうこととなり、妙な時間に移動をする必要があったのですが、朝10時半の開店と言うのは、非常にその後のスケジュールが立てやすい。そんな理由で朝飯抜いて訪問し、おそらくガラ空きだろうと思いきや、いやいやどうしてどうして。ゾクゾク来店ですよ。原宿って妙ですね〜^_^。


  











【外国人のかたも、観光気分で味わう日式拉麺!そんな雰囲気〜〜^_^】


 オレ以外にこんな時間に食うやつおるんや・・・と思って眺めていたら、どうも近くの国の観光客が多かったみたい。原宿も一応観光スポットとして紹介されとるんでしょう。その付近で良い日式拉麺とくれば、AFURIなら納得ですな。炙りの調理場からジュージューと音を立てて立ち昇る白煙など、エンタテイメント気分で楽しんでおられます。スマホで写メモ撮ったりして、私と同じような行動 f^_^; 。いや〜〜、日式拉麺楽しんで行ってください!


  


  










【柚子の酸味と、塩の淡麗さが「冷やし」にはベストマッチ!ジュレも揺らめく崇高な味わい】


 一番手が混んだ一品の「冷やし柚子塩麺」ですが、先客の外国人の方がいろいろもたついていたため、一番最初に配膳されてしまいました(すまん!)。その見栄えは、なかなかいつもの「柚子塩麺」と変わらない風貌です。しかし、どこか一部がキラキラしているように思える。よく観察してみれば、柚子塩出汁のジュレがトッピングとして施されているではありませんか!気がつきにくいテクニック感ですねー。さっさと写真メモを片付けてしまいましょうと、一通り撮影が終わった頃には、既に溶け出して一体化しております。







 味わいはと言うと、これまた淡麗系を涼やかに研ぎ澄ましたようなキレがある。さらに柚子の酸味が異様と思えるほどにサッパリと感じさせてくれ、浴衣を纏う大和撫子を彷彿とさせるほど、サッパリとした色気を感じさせます。うわー、最初のひと啜りで「ワシのタイプ❤」と感じてしまうパーフェクトぶり。午前中から興奮を覚えます。






 鶏の出汁がスッキリとしている上に、しっかりとコクを醸し出すところはいつもAFURIの実力度。塩加減が優雅に感じるほどに円やかで、冷えていても凛々しい塩味がなんとも言えません。酸味は、冷やし中華では欠かせない味エッセンスですが、フルーティと酸っぱさと柚子風合いが上手くバランス取っております。酸を控えめにして酸を感じさせるという巧妙さがいいですねー。ここに「淡麗味の極み」を少し感じたりして、一人萌えな私。水菜と白髪葱の淡い苦味もピアニッシモなアクセントとなり、凛とした作品に仕上がっております。














【全粒の極細ストレート角麺が、締まって最高のクツクツ感覚!】


 この細麺が、さらに冷やしには合いますね〜。温麺では、以前のバージョン・・・つまり、少し芯のあるような密度感あるタイプが少し好きだったのですが、冷やしにすればこっちが合うかな。やはり今の全粒粉混じりの方が粉風合いと、見栄えと歯ごたえ感がマッチしていると思えます。細麺で角ばっているところがまたよくて、冷たいスープの持ち上げもよく、舌触りがはっきりしているのですすり込みが楽しい。クツクツとした歯ごたえは、前歯ですごく感じるとして、奥歯でのプレスでも、淡く横ずれしながら順番にプチプチと潰れこむ様が快感。ゆずの酸味ともマッチする風合いだし、いいことづくめな感覚です。













【チャーシューの炙りが淡麗の邪魔かと思ったが、むしろ逆の好印象! 風味の良いアクセント!!】


 観光客を楽しませていた炙りチャーシューですが、この旨さはテッパン級の安定度ですわ〜。焼肉気分でばくばくと食える気がしてなりません。一面だけ少し香ばしく焦げ目もあえてつけたような仕上がり。ここが理屈なしにうまいと思わせてくれます。やや焦げた部分も歯応えがあって、ジューシーな一面と表裏一体となって楽しませてくれます。当初、この澄んだ透明感あるスープに、ワイルドな焦げ目はお互いのいいところを相殺するかも・・と心配していたのですが、いやいやそんなことは一切なく、逆にどちらにとっても味と風味のアクセントとなってうましです。






 そして味玉ハーフ。今回も卵黄にバッテン型の柚子皮があしらわれていて、ああAFURIに来たんだと、再認識と和みを与えてくれますね〜。塩だれ染み込みタイプで、卵の素の味わいを深く味わえるタイプ。醤油だれとか味噌で漬け込んだタイプとは違った、あっさり味だけど玉子っぽい素直な滋味を与えてくれるタイプもいいですね。














 総じまして、「あるべくして生まれた冷やし麺!」と言う感覚でしょうか。冷やし方向としては、テッパン級の安定度盤石な一品かと思います。ま、価格が少し踏ん切りがつきにくいかもですが、その点以外は私個人的にはツボにはまってしまいました。これは、焼肉屋の冷麺感覚でズルズルと胃袋に負担なく食えてしまう。そうか!だから炙りチャーシューに違和感がなかったわけか! 謎が一つ解けました。なので詠います!



   夏の雨
   熱気冷まして
   汗が引き



   キリリと締まる
   こころと麺哉




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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