ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1952】 担々麺 ほおずき (東京・中野) 汁なし担々麺・中辛・ライス


 これ食ったのはまだ月曜日でして、すでに疲労困憊コンパニオンガール状態・・・・。なんだろうね〜、この日もまた朝飯が食えず(しんどくて)、昼飯も食えず(時間なくて)、夕方になるとガス欠の如くへたり込む次第です。少しでも業務を片付けて帰ろうとしますが、先日来の休日出勤の疲労も抜けてないので、早めに退社いたしました。それでも・・・・なんかこんなんで1日がまた終わったらつまらんな〜という衝動にかられまして、なんだかガッツリ食って憂さ晴らししたい気分になってしまいました。もう辛抱ができずに、降り立ったのがいつもの「中野駅」。気分的には、味噌系を食いたい!と思ったのですが、どうも中野ではピンときません。さすがに煮干しも食い飽きた感がありまして、そうなると汁なし系でパーっと食いまくろうと思いつき、「汁なし担々麺」がマイブームなのもありまして、それを提供するこちら「ほおずき」さんに久しぶりに突撃してしまいました。調べてみると、ちょうど2年ぶりになりますね。あのころも辛いころだったっけ・・・・。













【店:確実に常連が集う感覚!担々ファンの層厚さを再認識】


 先客1名。ガラガラだったのがすごく気になりました。近年、中野エリアも実力系新店舗が進出していますからね〜・・・。と思ってはみたものの、後から客が来るわ来るわ・・・。わしって福の神?。どうも後客の皆さん、注文の仕方も堂々としてるというか、手慣れているという感じで、常連さんが多かったような記憶。担々麺って時々無性に食いたくなるもんですが、ラーメンじゃなくて、担々麺が好き!という方たまに見かけますもんね。うちの嫁さんもそのタイプで、ラーメンとは別ものと感じている方も多いかもです。そんなご同輩たちが、この日も集まって来たというような、余裕の空気感がまたいいね〜。












【タレ:かなりのコペコペした重い粘度、まったり感をいろいろ調整!】


 この日はガッツリといきたかったので、「中盛り」の上にサービスライスを追加。加えて塩スープも追加!ビールはさすがにやめときました。食ってちょうど苦しくなる前の満腹感に満たされたい夜でした。








<ねっとり芝麻醤と干し海老の香ばしさが濃厚>

 配膳の瞬間、今風の鋭角的な丼がこじんまりと感じさせるものの、そこはやはり中盛り。いっぱい麺が詰まった感があって重さも感じ取れます。麺をまぜまぜしようとしますが・・・・タレがコペコペしているというか、相当に強い粘度ですので、箸がまず重い。それでもめげずマゼマゼしてから、あらゆるものを引きこんで混ぜ合わせた後に、一口食う! なるほど・・・これは香ばしい!芝麻醤のナッツ系の香ばしさもありますが、意外に効いているのが薬味にある干しエビ。これがまた、担々タレの味わいを邪魔しない程度に、独特の香ばしさとあのエビの甘さを引き立てます。しかし、そこは担々タレの個性が強くてあまりエビエビっとしておらず、すんなりと嫌味なく食える感覚。


<辛さと痺れは抑えめなれどスープに合う!溶かして食った>

 そして、この担々タレは、辛さと山椒痺れは基本的にほどほどであります。中辛と少し高めの設定しましたが、余裕。少しでも自信ある方なら、遠慮なく大辛としたほうがいいかもです。ラー油のシャープさも投入済みですが、追加でテーブルセットの辣油と酢を前向きに有効利用されても良いと思います。

 ちなみに、私は「塩スープ」をレンゲ1杯少々だけ投入して少しタレを緩ませてから食いました。アンチテーゼな食べ方なのかもですが、味わいがよりナチュラルになるし、後入れ投入の酢が甘みを増すよう。スープ自体も少し塩気の他に酸味を持ちあわせるため、いろいろな味わいのカオスになります。








【麺:絡み合いが解けないところをハグハグして食うべし】


 とまあ少々タレを緩めたり、味を追加したりするのですが、麺に絡まった粘度はそう容易く緩んだりいたしません。まさにまとわり付くといった感じです。


  






<タレと絡みまくり、モッツリとした歯ごたえ!>

 ほんと、コペコペと麺同士が張り付く。しかし、そう重くない味わいだし、また麺の風味がしっかりしてて、残念感はなしです。細麺で普通に美しいストレート麺。切り口が丸めなので、汁そばなら女性的な風貌かもしれません。しかし、前歯を刺し千切り、奥歯でタレもろともプレスする際に発する麺の風味はまたしっかりとしたもの。全体的に麺がタレにからみモツモツモッツリとした感覚は、最初は重いかもと感じていたけれど、それ自体が楽しくさえ思えてくる麺の風合いでした。


<啜ると言うより、粘質物を押し込む感覚>

 だから「麺をすする」という感じがあまりしない。麺の塊をややすすってから、あとは口へと押し込むような食べ方。それもまた愛嬌だね。そのほうが、挽肉をこぼさずに麺と一緒に食えるから。ザーサイだって麺と一緒にボリボリ食うとまた感覚が違って、面白い味わいに変わる。












【具:当然、ご飯割りでしょ〜!腹はち切れようとも!】


 ライスと塩スープのサービス提供で、850円なら納得感。中盛り+ライス+スープという3ポイントなら、150円分以上のパフォーマンスだわ!


<挽肉残してライスで堪能!>

 つべこべ言わず、麺を平らげたあとは、ライスをお茶碗ごと逆さまにひっくり返し、ラーメン丼の中へ投入すべし。台湾まぜそばの要領だね。あとはレンゲでほぐしかき回し・・・ときどきレンゲ半分だけのスープを投入したりして、まぜやすく、満遍なく、まぜる。ここではお上品にすることないから、自分が美味しいと思える食べ方で食うべきだね。仕上げに、ラー油をたらし、またスープを半サジだけ垂らして完成。ま、うまいに決まってます。ニンニクなくとも、こういう汁なし系の最後の〆飯ってのは、随分とキマるもんだね。








<ザーサイと青菜、スープを再度垂らして風味良し>

 最後は、ザーサイと青菜を愛おしく食む。口休めとしても最高。最後にまたスープを垂らして、そうとうごはんを柔らかくしてから行きに平らげてフィニッシュ!スープでふやけたザーサイと青菜を食ってごちそうさま。







総じまして、「なりふり構わずガッツリ食うべし担々麺!夏の汁無しならば!!」ですよ!それに・・・今回は久しぶりにリミッターはずhして食った感があったので、あとで苦しかった。あとから随分と水分を欲するのですが、胃袋が張りすぎて、渇きを潤す水さえ入っていかないような・・・・妙な苦しみ(笑)。ま、いずれにせよ、スカッとしたのは間違いない。これなら・・・また来るし同じものを食いたいと思えます。なので詠います!



   多忙にて
   憂さを晴らすや
   ガッツリと



   ハチャメチャ食って
   胃袋限界



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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