ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1884】 小杉らぁめん 夢番地 (川崎・武蔵小杉) 麻辣らぁめん


 ようやく晴れ間を見れましたこの日。外出移動もとても気持ちが良くていいですね〜。東急東横線乗って座っていると、無意識に眠りに落ちてしまいました。何だかんだ言って、4月前半は緊張していたんでしょうか・・・疲れがたまっていたようです。案の定・・・乗り換え駅を過ごしてしまい逆戻りをする羽目に。貴重なランチタイムを無駄にしてしまいました。引き返して慌てて乗り換え駅前で一杯啜るしかないです。こういう時に限って、「TETUSU」も「たかくら」も大混雑していて、待っていたら埒が明かなそう・・・。そこで、ラーメンマップで慌てて探したところが、「夢番地」さんです。のぞいてみたら、丁度満席状態でしたが、並びのTOPに立てるならそう待つこともないだろうということも幸いしました。


  











【店:つけめん大盛り無料目当ての腹減りオヤジどもが集う店】


 駅近くでランチタイムだったら混雑するのは当たり前なんですが、私と同じような中年オヤジと若手リーマンに占められます。しかもそのほとんどが、つけめん系で大盛りを漏れなく注文するという感じ。大盛りサービス上等!って感じですでに常連と思われる方々をがっつりと掴んでいるのが伺えますね〜。わたくしは場近いな感じがする汁系でしたから、あっというまに順番越えて配膳が完了する次第。しかも、初訪問なのに、限定麺を注文するという自分としては珍しい行動でしたが、「麻辣らぁめん」という文字のところにトウガラシイラストが2つ書かれておりまして、辛さに挑戦してみました。やはり、天気が良いとこういった前向き思考も生まれるということですかね・・・・。












【スープ:トウガラシのストレートを覚悟していたら、山椒のアッパーを食らった感覚】


 配膳された一杯は、まさに赤い粉末が散らばっていてトウガラシの溶け込みと追加攻撃をまざまざと感じる次第。全体的には動物系主体で特に豚骨の出汁とコラーゲンがしこたま感じるタイプですが、そんなにクドクなくてベースとしてはスルスルと飲み干せる感じ。しかし、喉の手前でモワモワ〜とするトウガラシの辛味が鼻孔を突き抜け、花粉症であっても一瞬だけ鼻づまりが解消する気がいたします。この程度なら・・・余裕綽々!ってな感じで、次々と啜り上げますが、いきなり辛さのピークを迎えます。








   チリチリ〜と尖った辛さは前哨戦に過ぎず!主力部隊の山椒ジリジリ攻撃が舌べろの絨毯爆撃!


 トウガラシの辛さも後半に威力が増すのですが、山椒のジリジリ感は食い進めるほどに影響度が蓄積されてきて、後半になると痺れに変わってきます。痺れで弱ったこころをピンポイントでトウガラシの刺激がまたやってくるという重層辛さ攻撃で、ここまで来ると痛快です。ちょっと大げさに書きましたが、乗り越えられないことはありませんので、ちょっと辛いのに自信があるかたなら、スルスルと飲み干せてしまうかも。私は・・・・小物ですので、最後の方は正直蒸せてしまいましが。


 そうそう、ベースのスープのことを少し補足。どちらかと言うと、豚骨に分類した方が良いかな・・・。魚介感も全く否定しませんが、醤油ダレのフレーバーが少し効いているところに、トウガラシと山椒をガツン!と溶かし込んだようなイメージです。残ったスープに白飯を投入しても、食欲が増すように感じるタイプかな。












【麺:締まりを感じる多加水の噛み心地とツルツル感覚!急かすとむせるほどにスベル】


 つけめんだと、大盛り無料サービスなんですが汁系はそうはなっていないんですね・・・。それもあって、みなさん「つけめん」に注文が集中するのかも? ま、そんなに食える胃袋でもないので気にならないのですが。全体としては、ストレートが全体的にややボコボコっとしたタイプで、縮れ麺というほどでもなく、軽くウェーブがかかったようなフォルムです。加水的には多い方向で、モチモチといいうより、適度に練り水の個性を感じる締まり度合がいい感じ。風合いはといって確かめてみようとはしたけど、辛いスープ感にグルテンの風合いまでは感じ取ることはできませんでした。若干スカスカしたグミのような食感で、中太麺っぽく厚みのあるクチリとした潰れの弾力感が印象的だったかも。







   高速で快調にスベル方で調子にのって啜っていると蒸せてしまった!


 スベリの良さが印象的で、少し粘りを見せるスープがよく絡むタイプ。汁吸いというより汁貼り付きと感じさせるもので、だからこそ強くすすり上げると辛味の空気が、喉奥から鼻孔に逆流のように駆け抜けてしまう。でも、こういうのが少しはないと、辛い一杯の醍醐味が無いよね〜。十分前向きに捉えられるほどの、いたずら程度の辛さの加担攻撃がいい感じです。













【具:見事な円形ロール!炙りの香ばしさと脂の甘さを辛いスープを通して感じる】


 既製品かと思うほどに整った円形ロールチャーシュー!実は思いのほか分厚くて脂の味わいも十分に感じられますし、焦げ目も香ばしく感じて、これは白飯がどんどん進んでしまいそうな味付けタイプです。メンマはおとなしい目の味わいだったため、箸休めをするなら、この肉しかないわけですが、前半に食い切ってしまいます。歯ごたえ的にも適度な圧を感じることができ、まぜそばなんぞに投入されても、実力を発揮しそう・・・。しかし、スープの方がイメージ強くて、旨かったのにあまりイメージがないのだよな・・・・。次回は、別メニューで確かめてみたい。













 総じまして、「小杉の辛さと痺れの夢心地らぁめん」といった単純なひっかけ方でゴメンちゃい。ともあれ、辛さのひっかけも見事で、腹持ちの良さも中々な感覚。個人的には、この辛さのテクニックなら、カレーつけめんの味わいにとても興味が持てます。餃子も飛ぶようにオーダー入っていたのも気になりますし、これは帰りにちょこっと餃子&ビールで一息つくのにも使えそうなお店。夜遅くまで営業してるのも魅力的です。あんまり残業したくないけどね。まあ、昼飯難民になるところを救ってもらったような感謝の気持ちもありますし、また寝過ごしたら利用させてもらうかも。なので詠います!





   移動中
   日も暖かく
   うたた寝



   時間潰れて
   慌てる昼飯





お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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