ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1883】 らーめん武や (川崎・鹿島田) まぜそば・醤油味・大盛り

 一向に晴れませんな・・・・。梅雨時のようなというより、霧雨と大粒の雨が入り混じるような、なんとも傘で制御がしきれない鬱陶しさを感じます。こういう時の外出は、駅から近いところでしか食えそうにないなと考え、時間と相談して二日連続で南武線鹿島田駅に降り立ってしまいました。今回は前回とは反対の方向に歩いていきましょう!ということで屋根が整備された歩道を歩いて階段を素直に降りた先にある「武や」さんに突撃してみました。何となく入りやすさを感じる店構えが気に入りました。


  











【店:ここぞとばかり正午前後に集まる常連客!】


 少し早いかな・・・と思うランチ時間帯でしたがほぼ満席。偶然1席だけ空きがでまして、そこに滑り込むように着席です。それにしても他客は、ほぼ常連さんに間違いないでしょうね。こちらはタンメン系が人気らしく、それとライスをガッツリと食うというスタイルばかりです。いかにも、ここのタンメン食いに来たって感じがぷんぷんですしね。そんな中なぜか、私だけが、まぜそばを食うという感じで、初訪問丸出し。大盛りかライスかどちらかを追加サービスで選べる仕組みらしく、促されてから慌てて大盛りと答えるあたりは、完全アウェーな気分。ご店主がどんどんと大きな鍋でタンメン系を製造しては、続々と客が入れ替わるといった感じで、ここは地元にしてみれば、昼飯オアシスな感じがしていいね〜。安いしボリュームあるし旨いといったところか。


  











【タレ:麺が吸い張り付くタレ!塩気とトウガラシ・・・仄かなガーリック系エッジで意外とシャープか?】


 想定よりかなり早く配膳が済んで驚きを隠せませんが、いや〜なかなか立ち向かう食欲を力でねじ伏せるような迫力がある麺顔です。山盛りのモヤシを始めとする野菜と、肉肉しいブロック肉。それに肉みそがそれぞれの味わいのハーモナイズを予感させますね〜。さてその元となるタレはどんな色合いしとるんやろ・・・・と麺を穿り返して丼の底を伺うが・・・・タレが全く溜まっておらず。みな麺に張り付いておるというか、汁を吸いこみつくしたというか、すでに麺を味わうしかなさそうです。その感覚ですが、次の通り。







   醸造感といよりは・・・ストレートな塩気!ピリリとしたエッジングが食欲をよりそそりまんがな〜


 見るからに醤油の褐色が染み込んだ感じがあるんですが、味わいとしてはピリリ。塩気が立つ感じ。でもそんな薄っぺらでもなく、隠し味に一味とかトウガラシの雰囲気も滲むようだし、どこかしらニンニクの風合いもあるようなないような・・・・。醤油ダレにニンニクでも漬け込んであるかのような、ほのかな香ばしさがナイス。これにより食欲が増す!そのまま一気に突っ走って完食するところでしたが、一時踏みとどまって、定番の辣油と御酢を投入してみました。


 これにより一気に油そばっぽくなる!と思っていたのですが、あまりニュアンスを変えません。御酢によりむしろフレッシュな甘味が加わったようでもあり、また辣油はあまり効かないかも。肉みその甘さが辣油を丸め込むような感じがしないでもない。ともあれ、いかにも汁なしといった風情でガッツリ食うには満点のまぜそば感です。













【麺:大盛り無料で満足サイズのボリューム!中太のボコボコした形状で、ヌチヌチとした歯ごたえがナイス!】


 縮れとまではいかず、決してストレートではなく、ボコボコっとした捩れを生じる麺。加水は多い系かと思うけど、練り水の個性かギュッと引き締まった感じがあって、前歯を当てると高反発のテンピュールのようにクッサリと刺さるような感覚。それでいて、タレを十二分に吸い込んでいるから、スベリとしてはとても抵抗が大きい。なので啜るというより、ハグハグと食うといったパスタ的な感覚でムシャムシャ食う感じです。鰹節と刻みのりもあって余計張り付くけど、妙なことにそれらが食べ応えに比例してくるから、決して悪くない。







   大盛り感がちょどよい350g前後?ヌチヌチとした全体感を奥歯でプレスして潰して嚥下する楽しさよ・・・・


 大盛りのサイズ感が個人的にはちょうど良いかも。また肉みそが感覚がスベリにブレーキをかける。その反面、肉みそと麺のグルテン感との交じり合いが存分に楽しめることになり、食べごたえ/味わい感がとても満足を与えます。今から思えば、わりとハードな麺だったのかもしれないと回想しています。












【具:ブロック肉は意外と薄味、肉みそは甘め、野菜の汁気豊富!まさに混ぜ合わせるが丁度良い!】


 全体的には味は塩気がハッキリしている一方で、肉みその甘味がぺったりと張り付く。トウガラシ系の香ばしさもあってハードな味わいなんだけど、それどもまとまり感があって、バクバクと食えるといった感覚かも。もはや・・・具かトッピングがタレか、わけわからんのですが、渾然一体となったところが、まぜそばたる所以ですね。







 そんな中で、ロース肉のブロックは、わりとしっとりしていて素直な肉味。薄味の感じがとても箸休め的に良かったかも。また、箸休めと言えばモヤシとキャベツのフレッシュさですね。これがこの一杯の中でとても嬉しくも優しい味わいでナイス。これで卵黄があればもっとナイスだったかも?いやどうなんだろう・・・・。













 総じまして、ガテン系も大満足のガッツリランチ系まぜそばという感じでしょうか。これで650円ぽっきりという価格設定からしても嬉しいじゃありませんか! 味わいも中々ですしコスパの良さがとても光ります。その証拠に次から次へとお昼のお客がひっきりなしですし、駅前エリアということもあって一気に店内賑やかって感じですね。ご夫婦の連携コンビネーションもナイスで、混んでも待ち時間が短め。近頃、ずーと昼間が雨だったので、もやもやしてたんですが、なんだかここに来てガッツリ食えば大変気持ちも晴れてきたわ〜。ここはまた来たいな。豚骨味のまぜそばとの違いも確かめたいし。なので詠います!




   春雨も
   こんなに続けば
   鬱陶し



   気分を晴らして
   ガッツリ汁なし




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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