ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1763】 麺屋 すみす (東京・青山一丁目) 味玉水炊きらーめん

<年末年始にレビュー整理>

 これは、塩系を追い求めていた時期の外出時。カレンダー配りの寒い日に食った一杯。


  






 塩を求めて何千里でも、食いに行くぜ!と意気込んではみたものの、足が棒になり、寒さに震え・・・・、配り終えた青山一丁目で立ち尽くした私でありました。ここから地下鉄で、どこへども食いに出かけるつもりだったのだが・・・・・、早く温まりたかった。それに近くに「すみす」があるとなれば、急に水炊きらーめんが恋しくなって食ったという顛末。そろそろ、冬となれば鍋だね〜。本当は、忘年会などで、鶏水炊きでキューっと酒などかわして温まりたい気もするんだが・・・。今年の冬はどこかでそんなことをしたい。











【スープ:鶏エキスが自然体?と思えて優しげ・・・そこにきっちりとした塩のエッジングが秀逸!】


<独自製法感じるピュアな鶏感覚!ナチュラルなコラーゲン感!>


 昼間に初めて来てみたのですが、夜とは打って変わってランチタイムの忙しさ。掻きいれ時という感じがいたします。自然光で見たスープの色合いは、少しいつもりよい黄色目に濃ゆく目に移ります。いかにも鶏のコラーゲン滲む鶏油という感覚ですね・・・。「博多水炊き製法」ということらしく、「化学調味料」は入っていないのはもちろんのこと、「魚介系」のエキスも一切排除。鶏100%のエキス仕立てということです。ピュア・・・そんなポリシーを感じます。







 感覚的には、ナチュラル・・・。誠に自分勝手な解釈ですが、ゴリゴリグツグツと圧力かけてコラーゲンを絞り出したのも旨いけど、溶け込み方が自然な感じがしないでもない。たとえば鶏油のイエローとかに、ぼんじりとか皮の風合いを想像しますし、張り付くモミジのエキス感も、心なしかサラッとしているような感覚。私自身、関西オリジンな人間なので、博多の水炊きたるものを理解しておりませんが、しっとりとしている煮出し感がどこか上品に感じてしまうのです。






 


<ほんの少し強めの塩気がナイス!加えてスパイス感も淡いエッジング!>


 こちらの丼も、中々キリリとした輪がキレイで気に入っているのですが、キリリと言えば塩加減もそう。鶏のエキスをキリリとさせるように、少し強めの塩気がとても食べやすく、印象的にもいい感じです。決して強すぎずというほどほど感もさることながら、どこか胡椒を効かせたところもまたイメージを膨らませる・・・。後味が、ちょっといつもの鶏白湯とは違う??と思わせる程度の、ほのかな胡椒感覚がいいです。洋風というまでオーバーなものでもなく、かと言ってありがちなブラックペッパーでズドン!という単純さもなし。ほのかな胡椒感覚といったところが大好きかも。


  











【麺:さっぱりコラーゲンタイプには、こういう極細低加水が良く似合う!】


<ほぼ博多麺!きっと博多麺!それは三河製麺!>


 博多麺と言い切ってしまいましょうか・・・。あまり定義の知識もないのですが・・・(超低加水&極細??)。この間、某チェーン店で、「加水多めの博多麺」などとううんちくを知ってしまって以来、自信が全くなくなってしまいまいした。


 しかし、このコラーゲン感にパツパツ麺は本当に良く似合う!粉の風味が熟成していて、乾いていて・・・・食っていてクツクツという感覚が気持ち良いのです。どこの麺だろうと・・・・忘れてしまったので厨房をのぞき込むと、そこには「三河製麺」という文字がくっきりと!そりゃ信頼がおけるわけですね(私、回し者ではありませんのであしからず)。









<汁を吸い込むと言うより、汁を張り付かせるような地肌感>


 本当に密度感が高いので、汁の吸いこみがほとんどないかと思わせるところです。なのでやや粘度が高い汁が、乾いた地肌に貼り付くような感覚で、スルスルと啜りあげます。この程度のほうが、粉の風合いとかが直接楽しめるような気がするので、博多麺系って好きなのですよね〜。











【具:隙なしの上質感!鶏系と博多系のダブルの楽しみを感じますね】


<黄身はトロ?リ!L玉塩味玉が嬉しい!>


 塩味玉風で、玉子の味わいがそのまま生きているような感覚。これも中々良いです。特に白身がフルフル感じ取れて、また黄身が少し緩めなのが特徴的。濃い黄色がトロリとするだけで、とても色っぽいと感じますね〜。大きさも文句なしでとてもキレイ。これなら100円アップは納得の範囲です。


  







<塩コショウで炙り焼き風味が嬉しい、鶏チャーシューと鶏団子>



 何と言っても、肉団子・・・つくね・・・・。塩つくねと言った方がピッタリくる。こいつが軟骨がきめ細かくて淡くゴリゴリと言わせて食える。そして焦げ目の香ばしさがいい!バーナー炙りのひと手間が泣かせます。炭火だったらきっと号泣すると思う。


 また鶏チャーシューは、少し小ぶりとはいえ、繊維質の細かさとパフットした柔らかさ、そしてペッパー風味の軽い味付けと塩気がバランス良い!無限大に食えそうな気分になります。









<キクラゲと青菜の関与も納得!>


 キクラゲのゴリゴリバリバリグリグリっと口の中で噛み砕くと、顎骨から耳に伝わってとてもダイナミックな歯ごたえと感じます。味そのものというより、歯ごたえが大好きでスープが絡むと味わい深い。また青菜は少しだけ柔らか目で歯ごたえが対極的。少し麺に絡んだりして、すすり上げのタイミングでも少し面白い。品質感も豊かで、隙がない出来栄えと感じます。











 総じまして、「鶏白湯とは一線を画したい独創性なる一杯」かと!実は、新橋の全く別の店でも同じ一杯が食えるのですが、どちらもそれぞれ個性を出しつつ、水炊きのフィーリングを見事に再現していると思えます。この店では、これしか食ってないけど、他のメニューも良さそう。でも、きっとまた来ても、この一杯を食うのだろうな・・・・。一度惚れるとどこまでも。特に寒くて疲れたときは、一番好きなものを食いたいもん。なので詠います!




   くたびれて
   顧客周りの
   お昼時



   足は休めて
   胃袋動かす




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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