不夜城新宿。年末のこの時期は、どなたも多忙を極めるものと思われますが、飲み会すらもできない忙しさ。なんだかな〜って感じながら、西新宿の酔っ払いおじさんたちを少し羨ましそうに眺めたりします。今回は、乗り継ぎポイントの新宿で遅い目の夕飯ラーメンを食うことにいたしました。新宿の西口エリアは、24時間営業の店が多く、深夜早朝までというのも珍しくないので重宝です。今回は、塩のわんたんめんを求めて・・・・「広州市場」さんへとやってまいりました。私の頭の中では、「揚州商人」さんとイメージがダブってしまうのですがね、いつも。
訪問時、満席!!と思ったら、2席だけカウンターが空いていてそちらに誘導(ほっ・・・)。お向かいの三田製麺所以上に混んでいるではありませんか!それに店員スタフの数もかなりいるので、余計に混雑に思えます。わずらわしいので看板メニューの「広州雲呑麺」を注文。塩でわんたんなら、なんでも良かったりする今のぼくちゃん。
【具:まさに雲呑の海なのである!しかも、肉々しい!! 】
<見事なデフォルト ボリューミー!肉々しい雲呑10個トッピング!>
しかしこれは配膳の瞬間から嬉し楽し恥ずかし〜くなるほど、ワンタンの海状態!700円台のデフォルトでこのワンタンのボリュームサービスは、堪りませんよ!すごく得した!というより感動ですよ、感動!!カウントしてみたら10個ですよ、10個!この時点で、心のハードルを越えていったような気がいたします。
また、さすが雲呑専門店というべきか、雲呑がとても肉々しくて、作り込みがしっかりとしております。まさに肉雲呑! 豚の合挽き肉がスープも吸ってとてもジューシー。程よい塩気の合間に、生姜の爽やかな味わいが広がります。何個でも無限大に食えそうな気分にならせる・・・。包み込むというより、餡に張り付いたようなワンタン本体(皮)ですが、端っこがちゅるちゅるちゅるりんとした、なめらかな滑り心地がまた堪りません。すぐに肉餡と千切れてしまいそうに見えて、なかなか千切れません。舌触りと喉越し、で餡と皮の一体化を感じさせて、ストン!と喉奥へと落ち込ませていきます。調子にのってバクバクと食っても減らないのが嬉しい夜!
<小皿で別味仕立てで味わうのも、お得感あり>
さらに嬉しいことに、小皿が同時に配せられまして、これは、辣油、お酢、醤油など薬味に味付けして、お好きにワンタンを食うという心配り。そりゃ〜10個もありましたら、いろいろな薬味で味わいたくもなりますわな。そういうところ、きちっと演出されていて楽しい。いつもの雲呑麺より、楽しみ方が倍増な気分です。通常の追加トッピングよりも多めで、しかもデフォルト価格ですから・・・これは、庶民的な私としては、泣かせます。このお得感は、ハマるわな・・・・。場所柄もあってか、流行るわけだよこのお店は。
【スープ:大衆系の中に、美しさを感じるクリアーな塩スープ感覚!】
<大衆系と侮れないスッキリ清湯塩スープは、優しくナチュラルな塩気>
雲呑に冒頭から圧倒されたのもあって、スープはさして気にも期待もしていなかったのだが、これまた大きく裏切られるというか、侮れないと思わせます。魚介排除の動物系の味わい。すっきり鶏ガラメインの清湯系塩スープであります。しかもクリアー度合いがハンパない! これは腹一杯になっても、なぜかどこまでも、いつまでも、すすり続けたい気分にさせます。胃に負担が少ないのに、クリアーなコクがしっかりとしている。しかも、塩気もしっかりとしているのに、コクに合わせたようにナチュラルな度合い。すべてが優しい・・・・。中華料理というより、庶民的中国料理という感覚で、結局最後まで飲み干してしまう。
<薄化粧のようにスーッとベースに溶け込む鶏油>
そういうクリアーで田舎娘のような清純な感じがする一方で、香味油はしっかりと施されているのです。それは鶏油。クリスタルイエローとでも言いたくなるような、コク油がゆったりとスープ表面を漂います。色合いは、淡く黄色いサングラスのような印象。このイエローがシンプルな味わいに、ほのかに色気を醸し出すように、旨味の厚みを格段に増します。雲呑の汁も入り混じって、後半は少し濁りを与えるものの、このすきっとした色気あるまろ味は、最後の最後まで、楽しませてくれます。
【麺:大衆系でも侮れないクッシリさと、流麗な美しさを保ちます】
<侮れない極細ストレート麺が、クシクシと楽しませる>
期待をしていなかったわけでもなかったのだけど、麺についても大きくハードルを越えていきます。中華屋さんの中華麺は、ラーメンというより、調理麺に合うと思えますが、こちらの麺の風合いは、強い極細でもきっちりとした歯ごたえ感があります。アルデンテ感も少しばかり感じたかという記憶。芯は定かではありませんが、前歯の当たり、ちぎり感がややクツクツとしていて、とても美味く感じました。雲呑がちゅるちゅるちゅるりんとするのに対して、麺の歯ごたえは凛としているといった感じか・・・。角麺であり、流れるフォルム感はとても流麗。いや〜・・・侮れませんよ、この麺は!
<熱ダレ少なく、冒頭のしなやかさのキープ感高い>
またこれが熱ダレがしないのですわ。後半は、雲呑とスープで腹一杯になりながらも、時間が経ったように思えるが、ゆったりとしたハード系な物腰は、後半になってもさほど変化をしません。これは良い印象しかありませんね・・・・。
最後の最後に順番が逆転しますが、ゆで卵ちっくな味玉、ほうれん草、メンマ・・・・それぞれ納得感ありましたが、雲呑その他の印象が強すぎて語れません。あしからずです。
総じまして、「やはり日本はアジアの一部と再認識させられる一杯!なぜかアジアン・ソウルフルな雲呑麺」と感じました。なんだろう・・・・うまい雲呑は、出会うとちょっと興奮するよね! アジア人ならではのソウルというか、胸をわしづかみする何かがある。餃子もしかりなんでしょうが、雲呑麺・・・って、麺食い野郎としては、血が燃えたぎる何かがある。なので詠います!
ヘロヘロで
疲れ舞い込む
繁華街
パワフル中華で
雲呑三昧
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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