アドラーに影響されて、ライフスタイルを変えなければ!変える勇気をもたねばと思ってはや1年近く。まだ、毎日ラーメンを食い続けている・・・・。
ラーメン食うのが習慣化してきて、もはや何年経ったんだろうね〜。それでも、たまには違うもん食いたいと思うときがある。そんなとき、食うのが結局トマトのせラーメンだったりして・・・・・。ちっとも変化しとらんやろが! それにしても今回は、東高円寺界隈に、「bia bia」があるのをもっと感謝せんといかんなと、今回食ってホンマにそう思いましたよ・・・。
【スープ:和洋折衷にも、和の主張があってこそと改めて思う塩スープ、そして香味油】
<なにやら・・・以前より魚介系に進化した、淡麗系甘み塩ダレがナイス!>
とにかく、ここはいい!ご店主も明るくて物腰も低く、とてもフレンドリーで、もはや日本人以上に日本人・・・というより見習いたいよな気分になります。本当に疲れたこの夜に、この店を訪ねてきてよかったと思える瞬間ですな。そこにきて・・・・とても立派な一杯を提供されるわけだから、いや〜まいったまいった!明日にでもまた訪問したい気分になりますが、定期券が使えないのが実に痛いところです。
久しぶりではあったけど、こんなに魚介を効かせた店だったっけ?と思えるその風貌とその味わい。魚介香味油がふんわりと表面を覆い漂う。魚介のやや粗い風合いが泳ぐだけでなく、汁をすするととても「明るく」「香ばしく」「甘く」・・・そして「軽やか」に感じる節系を中心とした魚介感が、とってもナイスですよコレは! 荒削りのような風に見せて実は水彩画のような、滲む筆使いのように淡く味蕾を刺激・・・。芦花公園で初めて出会って以来、これはうましと思えて、「ローストトマト+塩」の衝撃に触れた隠れファンな私。・・・やっぱりアイバン系好き!でもこの一杯は、個性が別に光ってもっと好き! もはや、アイバン系というより、自立した「bia bia オリジン」ですね。そんな主張を感じる魚介の雰囲気でした。
しかも、「塩ラーメンだったんだっけ?」と思えるほど、塩のまろやかさが秀逸!なぜか甘さすら覚えるソルトエッジで、それが魚介感とすごくマッチすると思えます。これは、こだわりの海塩系か・・・・。塩の加減も、何気に有名店といい勝負をはりそうな仕上がりです。塩がもはや甘いと感じさせる・・・・。
<スッキリ感が極まる優しい鶏がらコクの揺らめき・・・柔らかい透明度が好き!>
魚介の染み込みの第一印象が深いこの一杯ですが、ベースのスープ自体も実に丁寧な感じがしますね〜。魚介香味油のザラザラ度合いとは裏腹に、透明系でしかもすっきりしている。ガラのすっきりさ、丸鶏のような芳醇さ、それらがとってもコンパクトにまとまっているような印象です。ぶわ〜ぁ!と香味が攻めてくるというより、食い進めていくうちに、じわじわと感じられて飽きが来ず止まらない・・・・というような、仕上がり感ですな。
一口に淡麗と言ってしまえば簡単なんだけど、トマトの風味も少し溶け込み、甘さが柔らか。そしてどこかしらローストの香ばしさも感じられる。そんなトッピングの甘みを受け止める深さを知ります。
【麺:一貫してエッジを感じるような、きっぱりした麺!】
<マイクロボディーなストレート細麺!ハードでクツクツとした密度感>
これは、写真で見るよりも実際は少し褐色度があり、そして透明感も漂う風貌です。それがまた高質感を高めますな・・・。少し細めでくっきりとした正方形に近い角麺。極めてストレート。加水は高めか、練り水の個性か、しっかりとした密度感があり、前歯のあたり方もクツクツといった感覚。細いのにハード。しかし、硬くなくプツリと千切れるところが、どことなく快感を与えます。
奥歯に運び込んで、束になったそれをプレスすると、それぞれがずれるように潰れこみ、ミチミチ!ブツブツ!っという感覚でしっかりとした歯ごたえを保ちます。
<キリリとした質感から来る、どこか淡麗なる滑り心地は錯覚か・・・>
ともかく、まとまり方が大人しく、箸のリフトアップでも揃うので、口当たりが非常に滑らか。すすり上げる負担は少ないのは、スープの持ち上げが高いためか・・・。魚介香味油の成分がやや張り付いて見えるのも風流だし、そば感覚でズルズルとすすれるのが印象的。なので喉越しも楽しめるタイプだけど、ラーメンはスープが熱いから、そういうわけにはいきませんね。それでも、咀嚼どほどで喉奥へと落とし込むと、それとなく麺のシルエットを感じたりて・・・、どこか淡麗なる滑り心地と感じてしまいます。
【具:トマトも肉も・・・濃厚さが上品なのですね〜】
<よくローストされて水分の抜け度が高く・・・トマトの甘みが濃厚!>
ロースト度が割と高めで、裏側は焦げている部分が多い。けどそれが狙いなわけで、余計な水分が飛んだトマトは本来の味がとても濃厚です。そして熱で酸味もよりまろやかになり、とても濃厚なトマトの味わい。それが徐々にスープに溶け出して、部分的には出汁感を放出しております。魚介とトマトのアミノ酸がこうも上手く融合するとは・・・・最初に考案した方には本当にセンスを感じます。天才です。
<しっかりと皮を意識されたかのようなコラーゲン感が漂うバラロールチャーシュー>
少しだけ感じる醤油感は、このチャーシューのタレですね。テッパンとも思えるほど確実性が高いうまさ。豚バラ肉のロールチャーシュー。小ぶりで厚めにカットされ、2枚配置。肉繊維質部分は、ほぐれるほど優しく、脂身は脂甘さが芳醇。そして・・・皮近い部分のコラーゲン感はとろみを保ち、何気に肉の3段攻撃に幸福感が高まりますな・・・。いや〜、激務のあとだけに沁みる・・・。
総じまして、「和風エキスと濃厚トマトが融合進化した一杯!」という、今回もそのままの感想でごめんちゃい。とにかく融合と進化が、とても印象的。ご店主、店の雰囲気、そして味わい。また古いものと新しいもの。いろいろな個性が主張しながらも、しっかりと調和しているところを、しみじみと感じながら食った一杯でありました。仕事が最近きつくて、一人で抱えて考え込むことが多くなってきたが・・・・、いろいろ多角的に、助けを借りながら進めんといかんな・・・、などと帰り道に振り返ったりしてね。ともあれ、この日はこれ食ってよかったよかった。いい気分転換とヒントを得たような気分・・・。なので詠います!
ヨレヨレで
ガス欠気分で
帰る路
一杯食って
一人ハジけて
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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