ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1713】 煮干しらーめん玉五郎 東京新宿店 (東京・新宿) 特製塩らーめん

 意見の対立って合ってもいいと思うのだけど、いざ自分が遭遇すると、そんな話じゃなかったはずだ!と猛烈に意気込んでしまいます。年とるとそういうのも疲れてくるので、適当に折れて避けてきたのだろうけど、今回ばかりは、血流が逆流しそうな思い・で、やらかしちゃいましたよ・・・。ま、そこは大人だから最後は建設的に意見を交わして、コンセンサスを得て幕を引きましたが、一度火が付いたモヤモヤした気持ちは晴れません。とある休日に早朝出勤して、ぶつかって・・・・・朝飯も昼飯も食わずとも、怒りが空腹を忘れさせてくれました。








 そんな感じでガス欠とはこのこと、夕方になってへたり込み、新宿でガッツリとしたものを食いたくなりました(塩でだけど)。こうなれば・・・通し営業の店しか候補にできず、24時間営業の「凪@新宿ゴールデン街」へと向かいます。しかし、これまた行列でして・・・・待てない。一方、一度火のついた塩煮干し魂だけは、抑制が効きません! 確か11月一杯までは、玉五郎で塩の限定があったはずだ!ということで、久しぶりに訪問いたしました。「煮干しらーめん玉五郎!」・・・・大阪ブランドのこのお店、関西転勤時代の幸せだった時代には、相当食った思い出のブランド。ムサクサした気分に、癒してくれろと予定通りの限定特製で、英世1枚を券売機に吸い込ませます。


  












【スープ:塩ニボ豚骨感覚!グビグビと一気に飲み干すライト感!!】


<ニボ塩と言うより、ライトな塩豚骨の煮干し風味!>


 この「塩バージョン」の限定提供は、季節定期的になってきましたね〜。確か初めてでもなく、昨年も食った記憶がありありです。しかし、今回は、あえて「塩煮干し」というより「塩らーめん」とした方がすんなりと腑に落ちるような気がします。配膳時には、たしか「特製塩煮干しでございます!」と言われるのだけど、券売機や告知からすると、「塩らーめん」が正しいのでしょう。しかし、食った感覚も今回は、「塩らーめん」。








 気のせいだが、今回はとてもマイルドな風合いと感じます。飲みやすいといえば飲みやすい。しっかし、今回は、やや煮干しのエキスと塩気のキッパリさを少し求めていたのもあって、「ライト」感覚が広がります。「塩煮干し」というより、ライト系塩豚骨に煮干し香味油を溶いたような感覚。決して悪くはないし、こういうマイルド感好きあ層は広いと思えますが、これは、好みと気分の影響ということで、あしからず。元々、煮干し系では、「凪」と対局な仕上げ方の「甘味」で勝負するブランドですから、マイルドすぎるとボヤけるのかもしれません。ボヤけたのも気楽でよしなのですが。








<塩気はマイルドで、白胡麻風味も感じる余裕>


 本音でいうと、塩はもう少し効かせてOKだと思えます。塩分という感覚は低く、旨味に溶け込み一体化した風合い。そのため、塩気に邪魔されず、白胡麻の風合いすら、しっかりと香るか・・・・。







 この日は、仕事でぶつかって来ましたからね・・・・、なんとなくぶつかった時の興奮を、気分的には引きずっていたから、何かいつものようには味わえなかったかもしれませんが・・・。












【麺:何度も食うよ〜残さず食うよ〜♪♪】


<多加水のモチモチ度合は、最高ランク!>


 私の心模様とは裏腹な、とても明るくしなやかな見栄え。うねりすら柔らかに思える、しっとりとした風貌が、何故だか眩しく感じるね〜。関西転勤時代には、こいつと本当によく付き合ってきた・・・・そういう麺ですから、麺啜って走馬灯のごとく当時の日々が感じられます。モチモチの麺を噛み締めては最高!めっさ旨いがな!・・・なんて叫んでいたあのころ。相変わらず、最高ランクのモチモチ多加水ぶりです。ああ、塩気がだんだんと沁みると思えば、涙だったりする(ウソです)。








<太い縮れでも、ちゅるピチっと感じる軽やかな滑り感覚>


 こいつ(麺)のオモロイところは、太麺なのだけど、密度感がそれほど高くないためか、ちゅるちゅるちゅるちゅるちゅる〜っと啜りあげられるこころ。光沢ある地肌のためすが、歯で噛み締めるとおもしろいようにクチリと淡白に潰れこむ。当時、つけ麺に凝ってたころは、少し水切りが甘めに感じて、少しばかり不満があったのですが、こうやって汁系に浸った様は、こっちの方がお似合いかと、今更ながら感じる次第です。












【具:黄身を愛してる〜♪】


<トレードマークのような存在感のオレンジ卵黄味玉!>


 もはや語り尽くした、玉五郎の味玉。その卵黄のオレンジの濃ゆさがまことにエキゾチックであります。あれれ・・・・、今更気づきましたが、味玉をカットぜず、ホールで出すように変わったのね! 以前は割ってあって、配膳の瞬間に食べ手を睨みつけるような目玉顏だったのに・・・。少し残念な気もしますが。


  







<何度でも言うが、ロース肉のカスっとした度合とスパイス感覚がいい!>


 これも語り尽くした、玉五郎のチャーシュー。ロース肉部分で柔らかく、繊維質の方向に解れる。余計な脂が抜け落ちたところに、逆輸入のようにスープを吸い込むその味わいが、また旨いのですよね〜。カスっとしていて、ジューシーという感じで、わけわからん表現ですみません。


  












 総じまして、「懐かしの玉五郎・・・・個人的に心が疲れたら食う一杯」。個人的な入れ込みは別にして、煮干しは煮干しでも柔らかい風合いなんですよね〜。だから好き。次回はやっぱり定番を食いますが(笑)。なので詠います!





   疲れ果て
   休日出勤
   飯食えず



   なにわの煮干し
   懐かし沁みる




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!







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