少し早いけど、少し早めにカレンダーを配りつつ年末のご挨拶を開始しました。新人のころからなぜかこういう手の仕事に縁がなかったのだけど、改めてこういった儀式的なお客様回りが、大切なのかもね〜・・・なんて思う次第。日頃見ているオーダーや伝票の向こう側を、こうやって確認していると、オフィスに戻ってからもそれらが愛しく感じてなんて・・・いい歳したオヤジがしみじみ思う。今年一年は、とっても久方ぶりに現場に触れることができて、とても貴重でありました。このまま現場のままでいいのかもしれない・・・・。
などと考えながら、滅多に来ない場所「池上」にやってきました。工業地域と門前町の融合したような下町。短い連結の東急池上線がとてもよく似合う街であります。昼飯まえに年末ご挨拶用の手持ちのカレンダーがちょうど配り終えることができて・・・・ならばちょっとオフィスに帰る前にここで食って帰るか、と思いついたのが「麺家 彩華」さん。初訪問なのだが、そんな気がしない。茅場町の本店では、オフ会したこともある。また転勤時代には、大阪の天神橋筋六丁目で出身の方の一杯がお気に入りで少しハマった記憶あり。いつか池上の店にも・・・と心のどこかで思っていたのですわ〜。
ちょうど正午を過ぎたあたりか、作業服系のおじさん達が同じ方向に突き進む光景。気にならなかったのだが、どこまでも同じ方向に突き進むから、あれれ?と思っていたらこの店に行くのであった。なんだなんだ行列発生か?と思いきや、なんとか残り1席に滑り込むことができました。ああ焦った焦った・・・。今回も当然「塩らーめん」であります。
【スープ:腹ぺこオヤジの胃袋にシックリ染み入る・・・ガーリック軽やかな動物系塩スープ!】
<動物系メインでジワジワ来る塩加減!>
配膳の瞬間は、少し嬉しくなる!丸いボウルのような丼に、タプタプと注がれた多めのスープに麺が詰め込まれているような風貌。その上に立体的に盛られたトッピングが、とてもボリューミィー! デフォルトで700円というところが実にうれしい!消費税が上がる前は、600円台だとしたら誠に庶民的な価格です。
しかも作り込み感がいい感じ!スープはシットリとした透明系の中に濁りを感じるタイプ。味わい的には鶏豚といった動物系の味わい先行型でして、昼飯腹ペコ族としてはしっかると食える感覚。旨味のコクが実にしっかりとしています。魚介も多少は含んでいるのでしょうが、塩のキリリと・・・・いやジワジワとくるエッジングの方が強いという受け止め方です。
塩気もしっかりとしている。けど辛いとか塩っぱい感覚はない。マイルドに染み渡る丸みがあり、動物系の旨味と旨く融合しているな〜なんて思っている。これは胃に食べごたえ感与える塩だな〜と言う感じかな・・・。近くの工場の労働者の方とか、電気やガスなどのインフラ保守作業員らしき方が、実に旨そうに食しておられる姿が、また親しみを覚えてなりません。みんなが好みそうで気楽に食える塩味がいい!
<フライドガーリックの風味が良く合う!食欲爆進!>
マイルドに染み渡る感覚には、フライドガーリックの風味がとてもよく貢献していると思います。これだけで二段階くらい質感がアップしているのでは?と思える。香ばしくもあり、塩気に色気を出すように結びついたり、また香味油に溶け込んで、ほんのりと甘さを感じさせる・・・。テッパンの薬味とも言え、汁なし系だったら山ほど投入したりするほど好きなやつ。ニンニク香でもう食欲ばく進であります!
【麺:パツパツ麺を思う存分召し上がれ〜・・・大盛りまでサービスよん!!】
<加水低めのストレート細麺!カッツリした歯応えナイス!>
さらに嬉しがらせてくれますね〜。細麺のストレートがキッパリとしてキレイ。しかも加水は低めでパツパツとしているタイプ。無条件で好きなタイプ。とても密度感がありますし、前歯で千切る感覚がカツカツ!パツパツ!カッツリ!!といった風・・・。奥歯でプレスすると束になって、カタメのテンピュールの如くクッシリとした低反発!それがまた気持ち良いです。実に、粉感グルテン感が風味よく食えるタイプです。
<きめ細かいが粉感仄かなスベリ、汁吸いにくい印象>
もともと地肌もきめ細かくて熟成感もありますが、割とスープの吸い込みが少ない。なので最後までクッシリ感はキープされるのが痛快!啜り上げるタイミングにも、粉感というか熟成度というか・・・そういうようなものを感じます。
こちら、汁系だと中盛り(200g)、大盛り(250g)まで無料サービス対応!!麺が詰め込まれたような状態になって、箸で引っ張りだすようにして食うような感じもありまして、御多分にもれず男性はみな中盛り以上。ここまできたのなら・・・大盛りにしておけばよかったとプチ後悔かも・・・・。
【具:デフォルトとしては盛りだくさんだと思う!メンマの質感逞しい!】
<程よく脂の抜けた腕部位??のような肉が旨し>
出汁取りで貢献したような豚肉が印象的。程よく脂の抜けた感があり、塩スープを逆に吸い込んで旨しな肉です。部位的には腕肉の一部かと思える繊維質と脂身の混合した肉。割と好きなんですよね・・・。少しワイルドな感覚がまた庶民的でいい感じです。
<分厚い短冊切りのデカデカメンマが旨し!>
驚いたのはメンマ!これがまたデカい!しかもきめ細かい繊維質で、垂直に歯を立ててもシャクリ!と千切れる感覚が堪らん!短冊状でデカいタイプでしかも肉厚。味付けがまた醤油漬けのような濃いタイプでないのがうれしい。素材を感じる風味もあって、このサイズでしかも3本という太っ腹!ナイス!!
<味玉ハーフとこのボリュームでコスパ高し!>
メンマでとても満足していたら・・・・底から発掘されたのは味玉!!700円で、ここまでサービスとは恐れ入ります。ハーフと言えども嬉しい半熟タイプ。Mサイズだったけど、ちゃんとした作り込み感もあり、白身も深くタレが染みています。 薬味のネギも水菜もしっかりと入っておるし・・・、文句のつけようがない・・・・。などと思っていたら、振り返ると結構行列ができてたりする。なるほど、これなら行列もわかるわ〜。
総じまして、「地元密着型サラリーマンの味方塩味らーめん!」というそのままの感覚でごめちゃい。だって・・・お昼時の「ここ目指す!」って背中で感じるオーラ感を垂れ流すリーマン達が、12時前後だとすごいもん。ワイガヤと、地元らしきおじさんたちが、いろいろと職場の話しつつも和やかに食うというのが実にいい感じです。カウンターメインのお店だから、グループで行ってもばらけるのだけどね・・・。夜に一献交わすコミュニケーションも大切だけど、こうやって日々の昼飯食う仲間同士の連帯感ってすごく大切!なので詠います!
たむろする
ランチタイムの
サラリーマン
花咲く愚痴は
麺で静まり
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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