ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1706】 麺屋 鯱 (東京・大久保) 塩らーめん

 早朝から夕方まで、この日はぶっ通しで資料を作成して、人に何度も説明して修正してと・・・・なんだか職人みたいな仕事をずーっとやってました。それも朝飯も昼飯もろくにとれずに、ぶっ通し!私、ダッシュ力には少し自負しているのですが、持続力には本当に自信がないので、後半はもうメタメタな結果でした:泣。 そんなわけで、夜になり電車に乗って座って・・・・・目が覚めたら「新宿駅」。今回は乗り過ごさなくてよかった×2。








 疲れが極まって、腹減ってるし、しかも少し発散したいから・・・・・近場でいいところないかなと考えついたのが「麺屋 鯱」さん。一駅くらいの移動なら耐えられそうだし、淡麗系のいいラーメン出してくれるからね〜。あとはもう移動中は、頭の中には「塩らーめん」のことしかなかったと思います。そんな感じで入店したら、しずかなBGMと気さくなご店主の笑顔がお出迎え〜。席に着くなり「塩らーめん」と口頭注文したもんで、ちょうど少し前の先客さんが選んでいるのに順序を飛ばしてしまったようです。ごめんちゃい。










【スープ:ほんわかな煮干しに鶏ガラ系の淡麗さがしっとりキマッたような「やさしい」一杯】


<スッキリした鶏ガラに明るさ感じる煮干し感・・・鯛煮干し!>


 配膳の瞬間・・・デジャプ! 以前食した看板メニュー「白醤油らーめん」の再来のような麺顔。醤油感を一切気にしない透明感はややアクセラレートされています。そして、少し表面が鏡面化しているようなキラキラ度合いがそそるスープ感。逸る気持ちを落ち着かせてレンゲですすった味わいは、「鶏ガラの超あっさりした軽い滋味」といった風。この界隈は飲み屋が多いので〆の一杯という感じでも似合うように思えますが、ちょっと襟を正していただきたいような凛とした感覚がありますね〜。







 麺を啜り出すと、徐々にスープが攪拌されてくるというか、底にたまったような魚介感が漂ってきます。それは、煮干し系魚介なんですが、とても軽やかな煮干しを感じる。麺と一緒にすすっている間は分からなかったけど、最後にスープのみをぐびぐび味わうと確かに煮干しの種類違いの部分があります。それはやはり「鯛」なんでしょうね。どこか軽やかな明るさがあるからね・・・・。









<塩気は魚介に響いて香ばし気、ほんのり柚子もいいバランス>


 塩気も少し触れておくと、いわゆる「塩梅」というやつで、ベストフィット。トッピングに振りかけてある粉に、どこか魚介を感じてしまうからか、塩気と魚介エキスの結びつきが先行する思い。こりゃうまいわ!淡麗極まる鶏コクに厚みがふわっと増す。


 そこに憎いのが、柚子風味。白醤油ではなかった部分が発揮されますね〜。これは、軽やかな鯛煮干しとかなり調和がとれているように思えて、軽やかな出汁感と薬味の受け止め感という協調性が、なかなか染みる優しさに変化していてGOOD!なんだか最近、柚子風味がだんだん好きになってきた・・・。












【麺:キッパリ極細ストレート麺!食べやすさと味わい深さの両立かも】


<真空玉子麺は、キッパリ極細ストレート!啜り上げの負担の少なさがナイス>


 いつもの「真空玉子麺」ですね〜。極細でキッパリとしたストレートさが、塩の透明度の高いスープに透けてみえてキレイ。きりっとした角麺ということもあって、箸でリフトするとキレイに駒がそろったようにそろいます。もともと地肌感もつるつるしていて、麺同志がそろっていることから、すする抵抗も少なく、するすると口から喉奥へと入っていくという感じ。麺の隙間に入り込むスープもそこそこありまして、見栄え以上に持ち上げる感覚はあります。









<クツクツっと千切れる小気味良さが楽しい!>


 練り水の個性か、密度感はそこそこで、もちもちとした感覚は少ないような、多加水系の麺。前歯を差し込むときのクツクツっとした切れ味が印象的な麺でもあります。束になったところを奥歯でプツプツプツっと連続して潰しこむのも楽しいし、すすりもそうだけど咀嚼もライトのなかにシッカリさも見え隠れして、食べごたえ感がありますね〜。淡麗塩ラーにはもってこいのチョイスだったと思います。







【具:シンプルの中に一点豪華主義


<いい酒と味わいたいレア仕立て!歯応え感もいい〜>

 レア仕立てのロース肉。塩スープとの相性なら抜群ですな。これは、ご飯でもりもりと一緒に食うより、少しつまんで酒を楽しむタイプですかね・・・。しかし、塩スープを少し吸い込んで柔らかくなったところを、つるりと食うと、肉の甘味と味つけの塩気がまったりと相まって、非常に楽しい・・・。もっとくれ〜とこころの中では叫んでた私。








<良いメンマと海苔、さっぱりしたトッピング>


 あとは、穂先メンマがちゃんとしていて嬉しかったです。「ちゃんと」というのは、味付けや歯ごたえもそうだけど、もりつけなども。海苔とネギ、そして魚介系?の味わい塩を振って・・・・と、シンプルな構成もいい感じ。700円という設定なら満足です。













 総じまして、「大衆飲み屋街の止まり木的な・・・淡麗系の良店」といったところでしょうか。大久保駅は、ついつい通勤では通過してしまいがちな駅ですが、これならまた立ち寄りたい。木曜日に加えて、日曜日も店名を変えて、別メニュー展開をされるという、ちょっと面白くもある展開も気になるので、しばらくしたらまた味わいたいと思います。


 ともかくね〜、この日は疲れすぎてて、へたりきっていたから・・・・、こういう「やさしく」もあり「ちゃんと」している塩ラーがいつもより妙に沁みるわ〜・・・。なので詠います!




   飛ばしすぎ
   朝昼抜いて
   へたり込む


   これでいいのか
   リソース配分



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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