絶好の好天に恵まれたとある土曜日、朝早くから現場へ出勤であります。それも・・・金曜日の夕方になって急遽決まったという感じでして、ヤル気があるのか、そういう配慮する回路がぶっ飛んでいるのか、もはやトランス状態に陥っている私自身です。本当に周りの方たちはタフネスね。
とは言っても、やることやってさっさと帰ればいいわけですし、また終わったら横浜遠征でも決めてやろうという裏心もあったのは確か。なのでめちゃくちゃ頑張ったらもう既に午後1時半になってしまった!。これは飛ばし過ぎて疲れ切って、腹減りすぎて動けなくなりました。今回の現場から近いところで旨いとこ・・・ということで「けん@武蔵小杉」さんに方針転換です。理由は2つ。当然旨いこと。そしてビールが安いこと。一仕事終えたあとのビールということと昼間からということもあって、めちゃめちゃ沁みるように旨かったわ〜(ビールもラーメンも両方)。
【スープ:マイルドな家系!すっきり豚コラーゲンと、じっとり塩味感覚】
<豚コラーゲンのダイレクトな味わい!クセ少なくしっとりと頂く>
今回もノーマルとさせていただいたこちらの家系スープ。塩はやはりダイレクトに豚コラーゲンの味わいが伝わりますね〜。鶏皆無とは思えず、また多少なりとも何か隠し味も感じますが、濃厚さとクセの少なさが秀逸!こういうのをマイルドと言うのでしょうか。旨しです。コテコテにクチの周りに纏わりつくようなこともなく、さらっと舌の上に濃厚さが広がる濃度の加減は、やはり炭水化物を欲します。これから体重が増える一方の秋気候に、罪作りな汁です。
調理中の親父さんと女将さんの協力体制もいいんですよね〜。共同作業の中にもきっちりと区分けがされていて、お互いをリスペクトしているような感じ・・・・お手本です。そんな雰囲気ですので、学生さんやら家族ずれなどもお見えですし、子供でもグビグビと味わっているところが、クセの少なさを表しているようにも思えます。
<塩は旨味のバックアップ程度、ジットリ感あるまろやかさ>
まあ味の調整ができるのもありましょうが、デフォルトで言うと塩気は強くない。控えめとナチュラルの合間のようなポートフォリオかと感じます。子供でも食える塩家系・・・・、いや何気に食っている子供の方がすごいのか。塩気の出方が、コラーゲンをじっとりさせているような感覚で、旨味と塩気の区別も正直しにくいというのが本音です。
【麺:男気ある太麺のように思えて、スパスパクシクシっとグルテン感じる風味感】
<グルテン感がスッキリ素直な風味!厚くカスっとした切れ味>
前回に引き続き、クシクシとした感覚が軽くカスっとした前歯のキレ方がいい感じです。グルテンの風合いが千切ってからすぐ感じるかも。奥歯のつぶし感覚ではクニリと淡く芯を感じるようなプレス反発ですし、素直に旨しです。スープに合う炭水化物という感覚。ビール飲むつもりだから大盛り回避でしたが、これならは別腹でくえます。
<塩気とコラーゲンを纏い、高速にゴツゴツ当たる啜り上げがナイス>
定番の太麺縮れの感覚ですし、表面がきめ細かいため、ごつごつと口頬や舌触りで当たります。しかし、汁を若干吸う部分もあるし、表面の光沢もあって、トゥルトゥル〜♪っと言う感じで滑ります。まさしく高速に滑り、喉につっかえることなくすんなりと胃袋におさまります。
【具:気取り過ぎないところが和むホウレンソウとチャーシュー・・・海苔は凛々しく!】
<定番のチャーシューで申し分なく!肉質部分が旨し>
大きさもとても標準的で塩味のみで仕上がったロース肉。特筆ないけど、柔らかく、味わい深く白飯に合いそうで、ケチのつけようのない王道の仕上がりかも。この一枚でビールをおいしくいただくことができました。特に、肉質がスポンジのようにスープを吸い込む性質があって、噛むとじゅわりと汁が溢れるのがいいです。
<クタクタ加減が今の私とダブる>
あとはいつもの感覚。海苔は味海苔??というほど風味もよく肉厚なのが3枚。太縮れ麺を巻いてもびくともしませんし、最後までパリパリと美味しくいただきました。一方のほうれん草は毎度おなじみのクタクタ・・・。これがまたいい感じ。同じく私もクタクタなのですが、くたびれただけでおいしくわけではないので、ホウレンソウ以下の存在感であります。
総じまして、「くたびれ体調の回復に恰好の家系塩系!」という感覚!ビールも旨しでした!!
さてこれで気持ち良く帰るつもりで駅に向かったところ、携帯電話が震えました。とるんじゃなかった・・・・(号泣)。オフィスに来れるかとの内容。週明け地獄になりそうなので、また仕事に向かったとさ。ビール飲んじまったじゃねーか、仕方ねー・・・・。なので詠います!
好天に
恵まれつつも
恨めしく
今月何回?
休日出勤
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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