ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1629】 麺や すする (東京・学芸大学) 夏限定:肉と胡瓜のピリカラまぜそば+生ビール小

 「ぷかぷか@学芸大学」が頭から離れず、こうなったら意地でも食いたくなって再訪問いたしましたが閉まっておりました。いろいろ調べておりましたら、中目黒の店が閉店なのですね(驚)。なんだか胸騒ぎを覚えてあえなくこの日も退散ですよ。嗚呼・・・また「びぎ屋」で食おうかな・・・。そう思いましたものの、学芸大学と言えば「すする」があったことを思い出してそのまま訪問させていただきました。訪問時、丁度晩御飯時ということもあってか、カウンター席が、一つおきに先客が座るという中々の入り具合。学校帰りの女子高生もおられるとは、さすが東急東横線って感じがいたします。やや暗い店内ですが、小洒落た雰囲気ありますもんね・・・・。女性が入りやすい店舗作りってのは重要です。










ただ、この日は、どうも重いものを食べる気力もなく、初訪問なのに「夏限定」の「肉と胡瓜のピリカラまぜそば」なるものをチョイス。気温が穏やかになって来たのに、夏限定という天邪鬼なチョイスかもしれません。軽くビールと食するには、豚しゃぶと胡瓜がとてもそそりましたものでね。弱気に食券を手渡す先は、すんごく感じの良い女性スタフさん。この瞬間、さっきまで「ぷかぷか」にフラれた沈んだ気持ちが軽くなった気がする。


  











【具:ビールのお供でパクパク食えるし、野菜も採れてヘルシー感覚溢れる】


<豚の冷しゃぶ感覚と食べる辣油で無限に食えるトッピング>


 「豚の冷しゃぶ」ってのは、嫌いな人がいるのだろうか。豚肉は夏バテには効くらしいしオヤジには最適。またしゃぶってあるので余分な脂も落ちてヘルシー!女性にもウケる。キンキンに冷しすぎないのがまた良くて、肉の味わいなる甘さがしっかりと残っている。ゴマだれでなくて、食べる辣油っぽい味付けトッピングも「酒のつまみ」としては、非常にGOOD!  ちょっと夏はピークアウトしてしまった感があるが、晩酌としては最高の逸品かもしれませんね。


 豚肉のグニグニっとした歯応えが、ミルフィーユ状に感じられて、ランダムで楽しい。そこに少しだけ酢を垂らすのも、また食が進みます。テーブルセットを旨く活用すると、際限なく食えそうに思える。いくらヘルシー系とは言え、秋に向けて食い過ぎ注意報であります。









<胡瓜のゴリゴリ感と辣油成分のガリガリ感覚で顎を使う>


 胡瓜がまた旨い!バリバリとしたというか、ゴリゴリとしたというか・・・そういうワイルドな歯応えがまた堪らん。ちゃんと心得ているな〜と感じたのは、極力包丁をいれておらず、割ったようなゴツゴツとした切り口という点。細かいようだけど、バリっと割ったのが一番胡瓜はうまい。みずみずしさも感じやすくなるし、切り口のザラザラした舌触りが旨さを更に感じさせる。そのザラザラ面に、辣油の辛味が入り交じったりして、ますます旨さが広がる。いくら食っても太らないので、気持ち的にも楽かもしれない。


 このゴリゴリ感にもうひとつ対立的に明確な歯応えが存在する。それは、辣油ですな。木の芽のようなカタメの歯応えがガリガリとした感覚を覚える。辛さはそうないのだけど、割と歯にくっつきやすいガリガリ感かも。これらを食っているだけで、少し顎がつかれるかもだが、それもまた楽し。












【麺:ハードな腰つきで食べごたえを感じさせる太麺!クッシリ歯応えから粉の風味も味わう】


<なかなか・・・強いアルデンテ感覚!顎を鍛える(大袈裟です)>


 厨房の中に山積みされている麺箱「三河製麺」という文字が、どこか誇らしげ。その麺は、中太麺で、緩やかにウェービィ。ところどころ緩い捩れもある。やや黄色い地肌だが、とても健康的な色合いが印象的。茹で上げて流水で〆上げているのだろうけど、これがなかなかにハードな歯応え。かなり嬉しい歯応えかも。


 前歯を差しあてて力をいれて噛み切る・・・というのは大げさだけど、噛みちぎる感覚があってその瞬間に風味を感じて旨し。奥歯に運び込んでクニリとすり潰す段階でも、ハードな感覚はまだ残っている。強いアルデンテ感覚が、私の顎を鍛える(おおげさです・・・話半分)。これが、トッピグのもやしのシャキシャキ感を忘れさせるほどに、明確なる歯応えだから、個人的には嬉しい限り。








<ベトつかないスベリ感覚!ビールも進む>


 つるつるした地肌も、わざとらしくなくていい感じ。もともとライトなタレでもあることだし、コーティングされたかのようなスベリの良さを感じさせます。すだちは、麺に直接かけたということもあって、ところどころサッパリ風合いもあって旨し。ハードな麺とつるつるコーティングの組み合わせは、注意しないとシャツにハネが飛ぶね・・・。今回は、そういった粗相がなくて良かった良かった。






【タレ:さっぱりしたピリカラ感!受け入れやすい食べやすさ】


<意外にマイルドなピリ辛ダレ!サッパリ食える夏向き仕様>


 最後にタレですが、メニュー名と見た目よりは、かなりマイルドに食えるので、辛さが苦手な方でも容易に挑戦できるかも。私は、ハードなゲイ・・・いやいや、ハード系が好きなのでもっとパンチがあっても良かったかもと感じます(支店の「すする まる弐」へすでに興味が飛んでいる)。テーブルセットには、そういうこともあってか、フレッシュ感を感じさせる辣油ポットが準備されてますので、迷わず追加投入。加えて酢をかけて、辛酸っぱさを自分なりにプラスさせてもらい、美味しくいただかせていただきました。








<野菜の汁も混じってゴクゴクさらえる>


 ピリ辛系でもややライトですが、胡瓜とモヤシの汁もあって、後半さらにマイルドに感じるかも。野菜の汁は、水っぽさも感じますが、個人的にはやさしい味わいがプラスされて、そんなに悪くないと感じています。もっとも、辣油と酢をプラスしてバランス調整したけど。豚系のコクもやんわりと感じ取れるし、食べ応え感としては薄くないボディー感がいい感じです。


  











総じまして、「ビールとよく合うさっぱり系和え麺」という感覚。食欲不信でもこいつだけは、するするとお腹に収まりますし、ハードさも楽しめますな。新しい職場から自宅までの行き来では、この界隈の店には今後とてもお世話になりそうですし、また新しい限定などありましたら訪問したいと考えたりして。あ、そうそう、駅の向こう側の支店もあったし、それよりも「ぷかぷか@学芸大学」を攻略しないと気が済まない。近いうちにまた出没するかもです。


 それにしても、急激に季節の移り変わりを感じるこのごろ。暑さのぶり返しもありますが、今年は年を無事に越せるか心配・・・・。気にしても仕方ない、食えるときには食うだけです。なので詠います!




   夏バテで
   ビール飲み干し
   息ついて



   季節惜しみて
   夏限定食う



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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