オフに旗の台の「おふ屋」を狙ってみた。ガラガラの東急池上線に乗り込み、気分はすでにゆるゆるのスローな気分。梅雨空の重い雲でスッキリしないものの、街全体がゆったりとしていて何だか心も和む。しかし訪問はしてみたものの、仕込みの都合で開店が一時間遅れとのこと。
しばらく店前で立ち尽くしますな・・・・。しかし待てない。という理由でこちらを訪問。それが「BumBunBlauCafe with BeeHive」さん。実は先週末に狙っていたのですが、いろいろ合って訪問できずでしたから、丁度よかったのかもしれません。限定メニューを食いそらしたかという残念気分のままでしたが、いやいやどうしてどうして・・・・、予想外のメニューが展開されており一気に興奮モード全開であります。その理由は、「リナブルーのスーパーフードラーメン」。青!青色のスープでっせ!!これは一回食っとけ!でありましょう!
【スープ:リナブルーに「魅せられて」】
<ここは「菊や」か!? ブルーの色合いには度肝を抜くね〜>
だいたい「イロモノ」には弱い私ですが、メユー宣伝のPOPより実物の方がはるかに質感が高いです(あたりまえか)。撮影やプリントの影響もあるのでしょうが、実物はとてもPOPとは思えぬ落ち着き感があるように思えます。確かに青いスープは珍しすぎます。江戸川あたりのキワモノのラーメン専門店しか他には思いつきません。青さに度肝を抜く思いをいたしますが、実はさっぱりと旨そうな落ち着き感あるスープカラー。
青いスープ表面を、透明感ありプラスチック・イエローな鶏油がゆったりと泳ぎます。なんだか・・・Francfranc でこんなデザインの小物雑貨が売っているような・・・・そんな記憶を思い起します。また、山手線に乗ってて原宿駅近くに見えるビルの窓ガラスにこんなのあったような気が・・・。この色合いはスピルリナから抽出したエキスらしいですが、それにしても研究熱心ですね。食べ物に青を取り入れるというのは、実はとても挑戦的なことだと思います。直感的に「旨味」とは疎遠に思わせますから。
<より円やかさを意識する丸鶏コク!マイルドさ際立つ淡い塩気>
しかし、この色合いの無意識な働きかけがあっても、実にしっとりと旨味豊かな味わいだこと!むしろ旨味を汁に追求しまう私です。丸鶏の旨味がしっかりとしているのに、貝類エキスのように淡麗であり深みを保つといった感覚か・・・。また塩気が無いようで有る。しかも極めてマイルド仕立てでして、例えるなら蛤のおすましでも啜っているような感覚でするすると舌の味蕾や胃袋に染み入る。前回の冷しの塩ラーメンも旨かったが、いやはやこの「フィコシアニン」配合のスープも中々ではありませんか!何となく、アサイーの新芽から滲み出るフレッシュエキスも入り交じり、スープ旨味がよりハッキリとしてくるようにも思える。いやはや・・・・「青」は旨い! ハワイアンブルーというより、このしなやかさは例えるならエーゲ海。Wind is blowing from the Aegean ♬
【麺:健康志向で品質豊か・・・・淡麗系にはピッタリな細麺】
<クツクツ感覚がシッカリしつつも伸びしろ感じる>
前回も堪能したスピルリナ麺。今回は、前回以上に茹で上げとしめ具合が良かったというか、とってもクツクツとした歯応え感が素敵で、麺を啜り前歯で千切るという作業そのものが楽しく楽しくて仕方が無かった。確かに密度感が高い細麺。でもそれだけではない。伸びシロというか縦方向に延びる弾力というものがあるような錯覚を覚える歯応え感。そして、千切ったあとは仄かにスピルリナの風味っぽいのを感じたりして・・・。
前歯だけではなく、奥歯のすり潰しにおいても、束になってクツクツと一気に潰れ出すようなシルエットを感じる噛み心地。ちょっといいかも!冷しラーメンをこの夏は食べる機会が前倒しになっている気分だが、なんだかマイブームが来るかも:笑。春は台湾まぜそば。夏は冷しラーメン。探訪テーマがますます尽きなくなってきて、ちょっとプレッシャーかも。
<光沢感以上につるつる感じる高速スベリ!>
まあ言わずもがななのだが、こういうカッツリとした密度感ある多加水麺は、外カタっぽフィーリングも相まって、スベリはとても高速に近いほどよく滑る。そばを啜るかの如しだがザラツキが一切ないところが、より秀逸に思えます。耳をすませば心地よいBGMの中に、先客の麺を啜る音が聞こえて来る。実に旨そうに思えるサウンド。気がつけば・・・先客より早く麺を食い終わった私。麺を食い終わったあとに、丼の中に小さく青い海を見つめる。そして・・・切なく思ってしまう。ああ、また夏を追いかけたいが、こうも早く食い終わっては・・・あきらめの夏といったところか。
【具:単にトッピングという枠を越える感じ?・・・素材感ある旨さな肉】
<もはや鴨肉の如くの仕上がり感・・・アグー豚肉の滋味に酔う>
豚肉の味わいも洗練されて、またしっかりと芳醇に仕上がればもはや鴨肉かと思えるほど滋味が深くなりますね。まさにそんな肉ですよ、このアグー豚というやつは!歯応えが適度にしっかりとしているところが、また肉食っている感を与えていいところです。鶏の胸肉の蒸し鶏っぽい肉もまた淡麗な味わいでニクい。スープを染み込ませて、やや色合いが変わりそうなところを食むと、甘噛みレベルでさくっと千切れる。スープも麺も味わいを邪魔しないし、肉くって全体バランスの緻密度を感じる一杯ってのはあまりない鴨〜。
<クレソンもベストマッチ!そして・・・・これ何!?>
クレソン・・・・旨し!仄かなフレッシュさと苦みがオッサンにはうれしい。マンションのベランダでも栽培できるものだったらやってみたくなる。むろん面倒を見るのは私でなく嫁。食うのは私・・・・となりましょうから却下でしょうが。いろいろ料理に使えそうだしこれから注目の食材かもですね。
それとそうそう・・・・この白いアサイーの芽ってどこの国の産物?もし知っていたら教えてほしい。レジで清算するとき聞けばよかったのだが、レジ混んでたから遠慮した・・・。
総じまして「リナブルーならぬ、リーズナブルーな一杯!」といったところか。なぜなら、色合いは意表をついていながらも、しっかりと健康志向の裏打ちがありますし、全体の味わいのまとまり感がすばらしいですし! またこちらは、いろいろ限定メニューが期待できますし、今後神奈川方面に転勤することを考えると、移動途中で立寄りやすいかも。ますます面白くなる店ですし、メニュー制覇も近いかもです。なので詠います!
雲厚く
憂鬱気分な
週末に
清涼極まる
青美しきラー
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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