ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1533】 ラーメン星印(神奈川・反町) 醤油ラーメン+チビ生ビール


 決算が出そろって、次は株主総会に向けててんやわんやな部門も多かろうですが、何と言ってもソフトバンクの発表に今年は注目をしています。10年前、いつかどうせ潰れるだろうと思っていた人が多かったと思う。だけど今や営業利益でドコモ越えですからね・・・。10年前と言えば、関西転勤生活しし出して安定化したころ。最寄りの阪急岡本駅前や、JR摂津本山駅前で、「タダですから、持って帰って遊んでみてくださ〜い!」なんてADSLモデムを配布していた会社をみんな「いつか危なくなる」と思っていたもの・・・。それが今やドコモ越えですから。本当に分からないもんです



 そんな企業の大成長の渦中にいた方は、本当に大変だったろうけど、実際の組織運営とか、仕事の進め方とか、日常会議の雰囲気とか、いろいろ伺いたいことばかりだ。カリスマ経営者に影響された人、幸も不幸もあったでしょうが、一生は限られているのですからそんな人生もあっていいのかもと、最近になって特に思う・・・。


  




 ・・・・なんてことを考えているが、ラーメン店主の中にもカリスマに影響された方々って多い。有名店の店主などはカリスマでありましょうが、それ以外にもちらほらと・・・・。矢沢永吉氏をオマージュしたラーメン店「一番星」に行ってまいりました。近くにあるラーメン店の女性店主もカリスマ性の持ち主なのですので(笑)、後ろ髪ひかれまくりです。そんなファンキーな店内の雰囲気ありながらも、実は提供された一杯は、神奈川淡麗系を感じさせるような、穏やかな色気が魅力的な一杯でありました。



 うほ!この麺顔は往復ビンタを食らった気分!!醤油清湯のクリアーさと、チャーシューの迫力に冒頭からノックダウンでっせ!!旨し!!












【スープ:醤油の円みと濃ゆいようでクリアーな鶏コク!まさにテッパンなる美味さの醤油味!】


<どことなく生醤油感漂う・・・円やかさのこだわり覚えるタレ感覚>


 配膳の瞬間、やはり・・・神奈川エリアの醤油ラーメン!という感覚です。醤油ブラウンという絵の具があってもおかしくないと思える定番なる深みのある琥珀の色合い。これを眺める度に、ラヲタとしては落ち着くのですな・・・・。さて、その醤油ですが、配膳まで時間を持て余していたので、少しビールを眺めながらメニュー但し書きに目をやったりしますが、4種類の醤油をブレンドしたとのこだわりアピールを発見します。この醤油感・・・そのこだわりに偽りはないと確信します。いや実にまったりとした感覚と、クリアリーな見栄え同様にきっぱりとした旨味を感じる。その醤油の醸造感に生醤油のエッジングを勝手に想像するが、生かどうかは全くもってあてずっぽう。ま、それほど「ピントがあった」醤油感と、例えとして申し伝えたい感動です。


 この醤油ダレに塩気というエッジングよりは、コク甘という丸い輪郭を覚える。醤油が甘いとは何をか言わんという感じだが、醤油味の中に旨味を感じ、それが甘くも感じてしまうというセンス。全く・・・・私は、こういう味わいにとても弱い(というか好きすぎる)。









<鶏コクのクリアーなエキス感!そして野菜系の甘みがサッパリでゴクゴク一気に完飲!>


 すっきりとした鶏ガラのエキス感覚。子どもにも安心して食わせられる、ナチュラルさ全開な旨味の濃ゆさを感じます。まさにサッパリとまったりの融合という感覚で、バランス感覚が伺える仕上げ。しかも、黄色めの鶏油香味を追加で効かせていないという引き際感が、ツボを押さえているとも思うのだが、何を言っているのか自分でも好きすぎてわからん・・・・(ボキャブラリーのマンネリ化から脱せられない)。


 しかし、この甘みの引き際がいいというより、本当は野菜類の甘みがとっておナチュラルに効いているということの方が正解かもしれません。結構なクリアな鶏油の輪が表面一杯に広がっているにも関わらず、さらりとした甘みと感じるのは、野菜の貢献度かと・・・。なので、最後までグビグビと飲み干せるし、また後になって喉の乾きを感じないという優れものなのかもしれません。












【麺:男臭い店内に反して・・・とても繊細な麺!シルキータッチにて風流な麺!】


<多加水ストレートの角細麺がクチリと淡白な歯応え!そして風流な見栄え>


 麺がこれまた、しっとりとしている。極細タイプの角麺で、加水は明らかに高い。歯応えは始終クチリとした淡白な潰れ込みで、スパスパと小気味良く千切れるタイプ。角麺で極細なので、エッジ感がとても奇麗な見栄えとなり、全体的に流麗に感じる美しい麺です。しかも、ところどころ全粒が練り込まれているという風流さも持ち合わせており、こういったところも、オヤジな私の心の柔らかいところを鷲掴みします。


 奥歯で束になったところをすり潰しにかかっても、クチッとした短いタップで分断。あとは飲み込むように喉奥へと運び出し溜飲するのみ。まさに一貫してスルスルと食えるというやつで、矢沢一色の男臭さな店内からは、少し対極的な女性的なフィーリングも感じます。矢沢と言えば・・・・町田から赤坂へ行って出直しな店を何となく連想しますが、あそこでも同じような思いを感じたかもしれない・・・・。








<まとまりがよく姿も流麗!滑らかさこの上なし!>


 多加水で纏まりが良い極細麺なので、麺がコマが揃ったかのようにピッチリと引っ付き合い、底にスープが毛細管現象のようにしっとりと持ち上がるという感覚。なので非常にスベリが良く、まさにシルキーなスベリという印象で一杯です。全粒が配合されているとは言え、そこは地肌がきめ細かいため、ザラザラ感は一切感じません。まさに、滑らかさこの上なしで味わえます!!


  











【具:この肉があれば他に何を求めんか(・・・いややっぱりワンタンも食いたいか!?)】


<超大判なロース肉チャーシューに興奮を覚える>


 当初、ワンタンラーメンと凄く迷ったりするのだが、この一枚肉さえあれば、十分だなと後になって思える。丼の面積の三分の二を占めます。しかも一枚肉で!厚みもケチ臭くないし、全体的な筋肉質と脂の比率も理想的かと思えます。噛むとただ柔らかいだけというものでなく、柔らかくともしっかりとした歯応えを感じます。奥歯で噛みしめると、脂身部分が甘みとなってクチに広がる。そして筋繊維部分は、スープを吸い込んで、肉の旨味と化合してジュワ〜っと広がる・・・・。脂部分も皮っぽい輪郭を残していて、これまた甘みが増している。文句の一切あい一枚です。








<クニュリとして、最後にコリッと感じる細メンマが定番>


 あとトッピングとしては、シンプルにメンマ。これは、なかなか定番的でして、最初はクニュリとした歯応えで油断させておいて、噛み砕くときに、中心部でコリッ!と感じさせるタイプ。しかし全体的には細いフォルム。これが小さめではあるが、割と多めに入っているので、麺を最後まで食い終わるまでどこかしらで残党が残り、最後まで楽しむことができました。







 総じまして、「確かに感じる期待の星!」である店でして、ちょいと応援気分です。ってもだな、反町ってそうそう立ち寄れる場所でもないよね・・・。(といいつつこのエリア開拓で2軒目だが:汗)


 ともあれ、こちらは塩も中々の様子だし、再訪問はしてみたいと考えている。通し営業スタイルというのも便利だしね!東神奈川ってあちこちに気になる店が結構あるので、月に一度は来て見たいのだが、定点観測はする予定。なので詠います!




   ラーメンの
   大型ルーキー
   現れて



   いつかつかむか
   一番星也




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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