ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1525】 麺やBar 渦 (神奈川・本鵠沼) 湘南湯麺 雅 +ランチ生ビール


 天気が良い週末に、早朝休日出勤。今回は、自分一人だけの作業だったので、マイペースに進められる業務だったので気持ちよく仕事が片付いた!勢いにのって昼休みタイムも没頭したため、昼過ぎには完了!なかなか充実感のある休日出勤でありました!


 天気がとっても良過ぎて海が見たくなってきた!どうせ遅い昼飯になることだし・・・・などと思っていたら、東海道線に乗っておった私です。宿願の「麺や Bar 渦」へと向かったのでありました。






 仕事が奇麗に片付いたという開放感もあったのか、移動中の風景もキラキラとして清々しく思えます(久しぶりの独身気分)。ライナーに乗ればあっという間に相模湾に近いところまで運んでくれるのですね〜。あっと言う間に感じた藤沢駅から、江の島線に乗り換えて・・・現地に到着すると、そこはのどかな商店街。とある一角だけに、いかにも地元の常連さんという若者達の行列に遭遇します。やはり時間ずらしても人気店は行列なのですね。女性スタフの方の接客も明るくて、フレンドリーだけど丁寧といった感覚。なんとなく、かっけーと思えるネエちゃん(失礼!)。こういう店の常連になりたいんよ・・・といつも思うのだけど、うまくそんな店が見つけられないし金もない。


  






 で、そこそこ混んでて回転もいい方では無かったが、ようやく座れてビールでまずはクチを湿らせる。確かにここはBARだ・・・・。真っ昼間なのだが、酒を飲んでいる方が居心地が良さそうです。頼んだビールが小さすぎたかと後悔し始めたところに、これまたフレンドリーに配膳が完了!ああ、クチ寂しくならずに済んでよかった×2。思えば相当遅くなった昼飯だと気づいて空腹感がMAXなところで、いざ実食です。第一印象はこんな感じ・・・・。


  







 うう・・・!居心地の良さを写し取ったのような、気持ちよいハイセンスを「汁」「麺」「具」それぞれに感じまんがな!旨し!!












【スープ:ハイセンス感としっとり感・・・そして店の空気を移したような明るい落ち着き】


ニューウェーブ系のようで、落ち着きある豚鶏の煮出し!>


 たまたまなのか・・・・少しばかり待たされた感はあるが、空気感が大変良くて、フレンドリーさが溢れる明るい雰囲気ですので、不思議と気になりません。予めそういう案内があったことと、ゆっくりとビールを味わう時間も出来たということで、配膳時は誠にゆったりとした気分で対峙することができます。


 さてそのスープ感ですが、神奈川エリアの清湯醤油と言えば、純度が高くクリアー系な「鶏醤油系」という頭が個人的にはあるのですが、当たらずとも遠からずなフィーリング。構図は共通するものがありますが、エッセンスに豚コクが多少なりとも加わっているのが、個人的な分析であります(これがよく当たらないのだが:笑)。


 表面の香味オイルは確かに鶏系のゆったりとした輪と、コーティング感ある旨味油。これがまた醤油とマッチングしてまったりと旨い。そこに、半濁り系のしっとりとした別の旨味が加わったイメージが豚かな?と思うのだが、これは単にトッピングのチャーシューから染み出たエキスだったりするかもしれん・・・。ともあれ、鶏油の色っぽさと、豚コクっぽい質実感あるしっとりさが、とてもバランス良く感じられ、私的にはフィットすると感じている・・・。









<醤油ダレの風味と微かな魚介感のバランスが素晴らしい>


 醤油ダレがまた旨い!割と色合いが濃ゆい。とは言ってもジャンクさは微塵もない。どこぞの醤油醸造蔵からのダイレクト取引かは知らんが、ナチュラルな風味感が溢れるカエシが、実にしっとり感ある塩気で旨い。このカエシが動物系のコクと凄くマッチしていると思う一方で、全体的な落ち着き感に、魚介の風味を微かに感じたようなデジャブを覚える。


 煮干し・・・というより、関西オリジンな私は、微かーーーーーーな、イリコ見たいな甘みを感じる(全くもってあてずっぽうな感覚)。まぁ、時間潰しに頂いたビールが回っていたので、舌センサーがバカになっていたのは確かなのだが。ともあれ、シンプルな一杯のようであっても、いろいろと隠し味がありそうな複雑感が、旨しと思える。できることなら通いつめて、マスターに教えていただきたいもんだが、いかんせん・・・本鵠沼は遠すぎる、遠すぎる・・・・・。












【麺:見栄え以上に、歯応えとスベリをしっかりと感じてしまいました】


<見た目と裏腹に、非常にクッシリとした弾力感に溢れる>


 この麺が今回の訪問では鮮烈だったかもしれん・・・。見た目は、まったくもってまたお会いしましたね!的なクチュリとした淡白な切れ味、スパスパっとした切れ込みを予感させるが、真逆であり、裏腹であった。実に潰し込み豊かに感じる「クッシリ麺」であり、心持ち芯を感じる物腰であったところに驚く。少しばかり、麺の熟成風合いが鼻孔を駆け抜けるようで、とても食べ応えと旨さを知った。


 基本的にはストレート細麺で、加水は中から多の間。前歯の千切りや奥歯でのプレスとすり潰しにおいても、最初からグニリと感じて、圧を加えていくと指数曲線をイメージするが如く、反発度を増す。









<スベリは歯応えと・・・また裏腹に滑らかに滑りゆく>


 そんな、意図しなかった反発感を覚えるから、物腰が固いのかと思うとこれまた裏腹で、しなやかであるから・・・全くもって弄ばれている感覚。ドMな私にとってはツボにハマってしまうのかもしれませんな。


 束になったところを勢い良く啜り上げて、内頬に駆け抜ける感覚と舌触りは、キッパリというか「やさしくタッチして駆け抜けて行く」感覚に近く、やはりどこか女性的なフィーリングを覚えるな・・・・。










【具:次回は「カスタム仕様(=特製)」必須!と思わせるほど上質な肉に魅了】


<ばら肉チャーシューが絶品!追加すべしだったか・・・>


 そうそう!麺ばかりではなかった!!このチャーシューが絶品と感じたのだが、本当はビールと共に食いたかったのかもしれない。バラ肉でかなり肉厚。周囲はタレの漬け込み感を感じるのだが、全体的に見栄えよりはかなり薄味。肉本来の味わいを楽しめる。スープに浸したところで、甘く脂が溶けたようなところを食むのが最高。しかも、炙りが入っているのか?肉にしか出来ない香ばしさが漂って実に旨い。更に、脂身の部分の皮を出来るだけ残した調理法が、トロトロ感を醸し出して泣けてくる。皮膚直下の薄いコラーゲンの膜が旨いのだ!夜はバータイム営業なのだから、この肉と焼酎というのもかなり良い組み合わせです。この近辺に住んでいると通うのだがな・・・・。









<団子・メンマもなかなかの質感!>


 ともあれ、スープ・麺・肉と隙なしな出来映えであったのだが、団子とメンマもハイレベルであったと言えましょう。団子は、おもしろい食感で・・・鶏なのか魚なのかわからんすり身のようなつくね。こいつの焦げ目がまた旨い。メンマのコリコリ感が実にしっかりしていて、それでいて歯のスキマに引っかからないほどに繊維が細かく、しっかりと千切れやすい。味わいも薄めで素材の味わいが楽しめるし、温度も形も良い。












 総じまして、「非常に大きな吸引力に巻き込まれそうになる、店の雰囲気、スタフの明るさ、そして一杯の旨さ!」という感想ですな・・・。


 店の雰囲気もそうだが、このエリア全体がやはり湘南の空気感に溢れますな・・・。気候も大変よかったし、海からくるゆったりとしたリズム感が全体を覆っているようで気持ちよい時間を過ごさせていただき感謝です。今回も命の洗濯ができました。「ハートカクテル」のラーメン編みたいな気分で、この後遠回りして江ノ島経由で鎌倉へ。そして帰宅。いつものように・・・・なので詠います!




   カジュアルで
   明るく食える
   開放感




   笑顔巻き込む
   美味しさの渦




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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