ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1519】 ラハメン ヤマン (東京・江古田) 塩らは+ランチ小ビール 〜レゲエの中に質実なる和風

 休みの日に是非行ってみたい店だった「ラハメン ヤマン」に行ってまいりました。店名や事前情報から、レゲエ色豊かなお店だということと、ご店主のドレッドヘアが本格的などということも知っておりました。だったら、ゆったり気分でレゲエに浸りたいなら、平日夜より、週末の昼でしょ!と考えた次第。しかしピーク時間をずらして訪問してみたものの・・・・家族連れやカップル客がどかどかっとおられまして、多少回転も悪く店前で30分ばかり待たされたという事態。あまり、リゾート気分でゆったりと・・・・という気分には浸れませんでした:笑。



  




 さて、店前で暇でしたから、レゲエとかラスタの意味合いなどをググってお勉強してしまいましたが、音楽の気楽さと裏腹に、その成り立ちは独立反抗的だったりするのですね・・・。歌詞がさっぱり分からんから、単なるハッピーな常夏の音楽だと思っておりまして大反省です。


 そんな感じで遅れがちで入店したわけですが、やはりレゲエBGMと店主のヘアスタイルで、まったり雰囲気が支配しますね〜。お向いが税務署ですが、偉いGAPであります。先客は、醤油とか塩とか普通のラーメン屋みたいにオーダー伝えていましたが、「塩らは!」と恥ずかしがらずにしっかりと伝えてみました。ところで、「らは」って何だ!?またググってみたけど、さすがに分からんンかった:苦笑。ラーメンを待つ間の時間って、本当に思いつきやくだらないことを考えて過ごすものです。6分ばかり後に配膳が完了して、いざ実食です。第一印象は以下の通り・・・。



  





 うお!レゲエの先入観がぶっ飛ぶ・・・質実でしっとり感が漂う逸品でんがな!旨し!











【スープ:質実な作り込みの中に、しっとり感と香味の風味の面白みを感じます】


<質実なる麺顔なれど・・・味わいはテクニック感豊富なスープ感>


 配膳の瞬間、それはご店主のドレッドへヤーからとは対照的なまでに「定番的」ですね・・・。トッピング配置も整然としているところと、麺が透け見えて流麗さをアピールするかのようです。しかし、汁がやや濁り気味のところが「キッパリ過ぎない」印象を与え、どこかコンセプトに見合う「緩い心地よさ」を誘います。そして、徐にスープをレンゲで啜り出しますが・・・・見栄えとは裏腹に少々面白い味わいを感じます。


 敢えて直感的に、味わいの風景を吐露すると、「昆布茶に似た旨味風合い」を仄か〜に感じる(※例えであって、実際の投入とは事実と過関連せず)。この風合いがずっと気になっていたのだが、トッピングの水菜の中に、ひょっとして刻まれた大葉が仕込まれているのか??


 一方、表面をわずかに覆う、褐色でキラキラしている粒が興味をそそります。揚げエシャロットを粗いパウダーにしたようなもの?。いずれにせよ、その色気と上品を持ち合わせた甘みがナイス! さらに、水菜の後ろにいつも隠れていた「大葉の風味?」が少しだけ前にでて、明るい和のハーブの雰囲気を発散したように感じます。既述の「昆布茶に似た旨味風合い」というのは、エシャロットの甘みと、大葉のハーブ感、そこにスープ自体の節系の旨味がぶつかり合って発する風合いかもしれません。確信は全くありませんが・・・。








<あっさしている中に豚鶏バランスのしっとり煮出しを感じる>


 魚介主体というより、豚鶏のニュアンス、煮出しの感覚もしっとりと、そしてしっかりと感じます。全体的にはアッサリしている軽やかな動物感。鶏油を香味系につかって艶を出し過ぎることもなく、豚骨でがっしりボディを形成することもなく、どちらも素直な感覚。上品なのかもしれません。


 最後に、塩気・カエシの風合いですが、これもあまり前に出てこないで控えめ。全体的にはとても円やかなエッジング。岩塩等にみられるミネラル系でまったりとしている・・・・というよくある売り文句が無いのだが、全体感としては悪くない!まさに、塩気よりも甘みを楽しむ・・・・といった感じの塩ラーメンでありました。











【麺:これは、ラヲタ以外にも老若男女広く受け入れやすい多加水系な麺ですね!】


<多加水系のモチモチ度合い感じる表面、ややカタメのテンピュールに通じるクッシリ感の二面性>


 麺釜で泳がせながら茹で上げ、大きな平ザルで掬い上げるタイプ。茹で上げタイプとしては個人的には好きです。全体的な色合いは、白い地肌でして、多加水系のモチモチさが伺える見栄えです。事実、前歯のファーストタッチは弾力的にも感じる。しかし、全体的には見栄えとは裏腹に少しクニリとしたテンピュール感覚を持ち合わせます。表層と中心層と二段に感じさせる見栄えではないが、感覚的にはそんな感じ・・・。








<丸麺のような滑らかさなれど実は角麺。滑りのなめらかさが得に光るストレート麺>


 多加水系の持ち味の通り、全体的にスベリがとても滑らかでいい感じ!丸麺のスベリ心地!と思って断面を視認してみたところ、実は角麺が膨れっ面したような形状。なので見栄えがとても全体的に流麗に映ります。これなら、細麺系のつけ麺にも適合しそうだ。並盛り・中盛り・大盛りといった細かいボリューム調整ができて、さらに無料サービス対応というもの良いサービス!これは、CPも中々よいね・・・・。ちなみに、つけめんには「らは」が着かないのね・・・。「つけらは」「塩つけらは」でも良さそうなのにと、どうでも良いことを、食いながら考えていた・・・。









【具:定番のお仕事ぶりで、キッチリ!安心感漂います!】


<最近久しぶりにお会いしたような錯覚を覚える・・・ローリングバラ肉チャーシュー>


 典型的なローリングバラ肉チャーシューで、周囲の脂肪部分が柔らかく、スープに染み出しているかの如く。味付けとしても醤油っぽい味わいホドホドで香ばしさをほんのりと残すといったところ。このタイプなら、酒のアテというより、白飯と合わせてガッツリと食いたい味わいかもしれません。「少なめチャーシュー丼」というセットが、ランチタイムのみ「+150円」でいただけるとのこと。私以外の方は、ほぼ頼んでおられたという感じだったので、名物サイドメニューなのか!?








<やや和やら系でコリコリと明確な歯応えを感じさせるメンマ>


 大体、メンマの仕上がり感で、トッピングの全体印象を決めてしまうところがありますよね・・・・。このメンマ、なかなか「和」とか「古風」な感じがしまして、しかしながら、フレッシュ感もあるところが、旨さの着実性があるように思えます。ビールのお通しとして頂きましても、なかなか旨かったです。


 あと、300円の生ビールはサイズ的にもいいね!実は価格が易かったので、もっとちっぽけなグラスビールかと思っていたのだけど、多くもなく、クチ寂しくもなく、器もジョッキ感があって丁度良かったです。「らはめん・大盛り」とこのビールで、英世一枚だったら、文句なしです。







 総じまして、「レゲエの中に質実なる和風」を感じる一杯ですかな・・・。店の雰囲気、サイズ感、BGM・・・そしてご店主の個性もとてもええ感じでありました。惜しむらくは、このロケーションは、地元民か沿線通勤利用者でない限りは、頻繁にこれないということ。「練馬」「桜台」そして「江古田」って・・・・ラーメン好きには全く飽きが来ない有料エリア。しかし裏を返せば激戦区でもありまして、今後の活躍も期待したいろころであります。ああ、もっと暑くなったときに、つけめんでも頂きにまいりましょうか!なので詠います!




   息抜きて
   レゲエの音楽
   心地よく



   好きに過ごそう
   ビールとラーメン



お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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