ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1438】 新橋 大勝軒 (東京・新橋) カレー油そば・大盛り

 仕事の全般的な進め方について・・・・・私は未完成でも70%位の出来でも、とりあえず回答打診してしまう。時と場合と内容にもよるけれど、それが何となく自分のスタイルになってしまっています。その見切りは、時間の割には進捗が進まなくなったりとか、アイデアに詰まったりするときが多いようです。短いサイクルでクルクル回して、少しでも進捗報告をした方が却って自分にとっては気が楽なのだわ・・・・。だからスピードだけはキープしているつもりでおります。

 しかし、これが全く受け入れられない場合も結構多い。じっくりと考えてこない奴とか、慌てやすい性格だとかなんとか・・・・。アウトプットに深みがない場合に多い。実は自分でもそれが少し分かっていて、つべこべ言われる中に、ヒントとか方向性をつかめるのが目的でもあるのですが、立場を考えろと言われるとぐうの音も出ない(笑)。専門性のあるエキスパートなら、そうやって何度も確かめるのもある。でもマネージャではこういう対応は不向きであることは確か。

 じっくと腰を据えて、しっかりとした考え方とか指示を生み出す方が、ビジネスマンとしては信頼されるようで、私も試みるのだが、やはり・・・・そうは急になりきれないのよね・・・・。てな感じで、今日もまた苦言をくどくどと言われるのであります。ええい!こんな日はやはり油そばで気分発散でございますよ!しかもちょっとガツガツと気持ち良く啜り上げたいというもの。仕事が溜まって遠出もできないので、経路近場の新橋で下車。めざすは「大勝軒」!今回は「カレー味」で決めさせていただきました。

  


 

 訪問時、晩飯時としては遅いタイミングのなので先客3人というまったりとした雰囲気。注文したあと、薬味セットがデデン!と提供されまして、好きにしてくれといわんばかり。こういうの男としては挑戦心を試される思いがします。あまり暴力的に投入しすぎるとバランス壊しますのでそこは大人な対応でとどめる。そして、やはりカレーのテッパンな味わいに唸るばかり・・・・。新橋の電飾看板の海に向かって心のなかで叫ぶ・・・・

  




 めさめさ旨いがな!カレーパウダーとガーリックの香ばしさが秀逸ですわ!これは旨し!!


 




【タレ:醤油ダレだけでも安定した旨さ!そこに厚みを一段と与えるカレーパウダーは天才!】


<定番のマイルドな醤油ダレに微かに香ばしい魚介風味・・・ベースの安定度>


 配膳の瞬間、二種類の粉が降りかかっている以外は、極めてオーディナリーな麺顔です。しかし、粉は後からゆっくり味わうとして、まずはベースの醤油ダレの味わいを確かめたい。箸を奥深く突き刺して大胆にリフトして・・・誘惑的な褐色の地肌を確かめて麺を啜る。いや〜、新橋大勝軒と言えば私にとっては「油そば」というイメージだけあって、飽きさせない味わいです。一見、醤油勝ちな味わいと予感させながら、角の丸いカエシのエッジングがナイス!マイルドに感じますね〜。そして、ほのかに自然な甘さを感じさせるのは、魚介の残像か・・・。やっぱり大勝軒だというアイデンティティですな。やっぱり、この味わいにブランドに寄せる安心感を感じますし、味わいの確かしらしさ、安らぎを覚えます。




<カレーパウダーとフライドオニオンクラッシュが・・・一気にカレーワールド!>


 さてここまでベースを確認できたら、あとはカレーパウダーがどこまで味を変化させてくれるか、どこまでカレーの世界へと連れて行ってくれるかという一点のみ。一気にまぜまぜをやり遂げるまで。微妙に褐色の地肌に、黄土色の粉っぽさが広がりますな・・・・。麺の熱でふわっとした湯気のなかにカレー特有の香ばしさを感じて、思わず気を許してしまいそうになります。そして思わず目をつぶって食むと・・・、なるほどかなり分かりやすいターメリック主体のスパイシー系ですやん!ペイストっぽくなくパウダリーにまとまっているところがいい。ベース醤油ダレと入り混じり、カエシとも結びついてなかなか、食べ進めるほどにマッタリとまとまるカレー味になります。


 そしてここで、細かいクラッシュタイプのフライドガーリックがいい仕事をしだします。マイルドに小さくまとまりそうなカレーの味わいを一気にシャープさを取り戻す影響力を発揮します。この時点で・・・食欲をそそる二弾攻撃。ライスが欲しくなりそうになる・・・。



<追加薬味は・・・辣油程度で十分だね!>


 しかし、ここでまた追加で出された薬味セットが気になりだす。マヨネーズや醤油ダレ、タバスコや酢などがあるが・・・・カレーを台無しにそうでやめとく。結果として辣油のみとさせていただいたが、これがまたカレー味にはベストマッチかもしれません。ストレートにシャープな辛さですし、ややオイリーさが加わることで、旨みに厚みが増します。さらに油の素性を感じる香ばしさすら感じます。辣油を二回りかけるだけで、一気に油そば感覚を高めます。








【麺:大勝軒で麺をはずすことはあまりないね・・・先入観払拭したとしても定番なるモッツルとした感覚】


大勝軒らしい中太多加水は、何時ものとおりのモッツリ&クッチリ!>


 どこででも、何度でも食い飽きたようでいつまでも飽きない。等身大の高品質という感じで、「そこそこ」感がいい。多加水系の中太麺は、世の中で溢れていて東京でも大勝軒ブランドは群雄割拠なのだけど、結局毎回妙に納得してします。わりとモッチリ度合を抑えたクッチリ感が印象的で、奥歯のすり潰しにテンピュールに似た弾力を感じる。そこには麺の密度感もあって、風合いっぽいシルエットを感じるけど、やっぱり多加水なりの鮮やかなモチモチ感もちょいと顔をのぞかせる。





<パウダーの粉感の上に微妙に辣油!入っただけでも油そばたるヌルツキ感>


 カレーパウダーを張りつかせ、ベースの醤油タレでヌベヌベっとしたところが褐色な地肌に染まる。これだけなら、少しのどに突っ返そうになるのだが、多少多めに投入した辣油のおかげで一気に油っぽくなり、適度なぬるつき感を覚える。トッピングポテトも汁をやや吸いこむところがあるところを、油感を高める。(一体どんだけ多くの辣油を投入しとるのやという見方もあるが・・・)






【具:定番なるスポンジ系ロース肉と・・・遊び心のポテトのアンサンブル】


<スポンジめいたロース肉は健在・・・できればホールでいただきたかった>


 大勝軒のチャーシューはどこに行っても失敗した記憶がない。少しカスったスポンジ感がいい。汁系ではそこにスープを吸い込んで丁度いい感じになるのだが。こちらはそれを期待できないためか、カットタイプ。しかも厚さも少しばかり薄い。見方によってはロースハムのカット。こちらもいつもながら、丁度良い塩加減で美味しくいただけましたが、肉食った感は少し低い。ましてや汁なし系ですから、混ぜ混ぜの間に埋もれてしまう。できれば一枚肉かブロックタイプでいただきたかったというのが個人的な感想。





<ポテトはセットメニュー感ある親しみ覚えるタイプ>


 スティックポテト!ってな感じのトッピングでして、あれば越したことないが進んで追加トッピングしたかどうかわからん。味わいてきにはカレー味に支配されるのみで、イモのホクホク感も淡い。ひょっとして・・・・マヨネーズとかタバスコがかかれば旨く変わるのかも。その一方で、ザクザクっとしたネギの小口切りは、歯ごたえもよく、量も一定にあって、苦みが適度に爽やかでありまして鮮度感あり。非常にカレー味わいにも合いました。さてさて・・・、このタイプだと生卵やチーズも追加したくなる。次回はチーズを投入してみたい。







 総じまして、「カレーの魔力に引きずり込まれそう・・・クセになるかも」という感覚でして、油そば・汁なしロードを突き進むのもよいが、インドに続くカレーロードの旅というのも悪くなさそう・・・。


 やはりカレー味だと、腹いっぱいになるまで食い続けたいという衝動にかられまして、大盛りで大正解でした。いや〜気分が晴れたわ!気分がいいので帰り道、駅前で宝くじを買って帰ったとさ・・・・。なので詠います!



   腰痛し
   加齢感じて
   仕事して


   ジャンボ当てたい
   華麗に脱サラ 
   


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!  
   




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