ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1318】 谷記 御徒町店 (東京・御徒町) ラーメン

 とにかく朝しか自分の時間がないという生活からそろそろ解放させて欲しいものですが、自分を中心に考えると辛いだけなので、それを当たり前のことと受け止めて仕事をするしかないですね。そうすると見方が変るかもです。覚悟とかそうい大げさなもんではありません。見方や考え方を少し視点を変えるだけです。


 ・・・などと考えながら、御徒町の新店で腹ごしらえ。しかも早朝・・・・・。人影が異様に少ないガード下を歩くのは私とハトくらいなもんです。たまたま見かけた白いハト。今日はラッキーかも!などと能天気な私に、早朝の暗闇の遠くから煌々輝く灯あり。そこが「谷記 御徒町店」。新規オープンしたばかりでして異様にキレイです。24時間眠らない街中華!

  








【スープ:この価格308円!24時間営業にしては、ちゃんとしたアッサリ味で嬉しい】


<ラーメン専門ではなく中華料理店たる醤油感・・・あっさり味の中に地味なる滋味>


 一日中いつでも中華を提供するというこのポリシーがいいですね〜。大手チェーン展開系の頑張りも評価しますが、小規模でも地道にというのが応援心を掻き立てられます。そして308円という価格でのご提供ですからね・・・・。本当に儲ける気があるのかと心配する一杯であります。などとしみじみ考えての配膳の瞬間。ラーメン専門店とはまた違った麺顔のオーラを感じます(アピールポイントの味玉完全に水没しとります)。


 一度、吉祥寺店で味わったはずの味。完全に記憶から飛んでますが改めて味わうと・・・・「地味なる滋味」と申せましょう。醤油味の明るさは感じないものの質実なる心のこもった味わいはするようなフィーリング。数ある中華料理のラインナップのごく一部のポジションですからね・・・。基本的にはアッサリ味でして、ベースの鶏ガラ?スープ他料理への流用も前提でしょう。個人的には豚コクの方も感じるのですが、乾物のエキス染み出汁もほどよく感じられて、印象としては決して悪くありません。ランチに毎日通える気軽さは、価格もそうですが滋味な味わいにも感じる次第。崇高過ぎないところが実は良いというイメージですかな・・・。




<淡い塩気は、醤油カエシ感覚よりもダイレクトな塩分+調味料>


 アッサリ味の難しさは塩気の踏みこみ加減でしょうな・・・。この一杯の塩気のフィーリングは、醤油経由という感じはあまりせず、塩がダイレクトに豚コクとか鶏ガラエキスに結びつく感覚でしょうか。そこに一部調整が入ったような構成に感じます。基本的には淡い塩味。だけどどこか微妙に水分をあとから欲するという感覚。嫌味はありませんし、基本的には一気にゴクゴクと飲み干せる範囲の塩気。何よりもこの時間帯で手作り感ある一杯が頂けるという点が何となくも肩入れしたくなるね〜、ありがた味ということかな(笑)。









【麺:特別でないところが素朴に感じるのかも・・・背伸びてない等身大が和む】


<一般中華屋の安定した中華麺・・・グルテンも感じられる茹で上げコントロール


 一般的な流通中華麺でありましょう。チェーン展開のものとは一線を画する仕上がり具合。加水はやや高めであり、モチモチ度を淡く感じる程度でして、スープの淡麗さも貢献してるかのよう。麺のグルテン感覚を程よく感じます。練り水の特性など感じ取れない私の駄舌なれど、このそこそこ旨い感が、自分にはちょうど良いと思える。前歯と舌べろで千切る仕草にもっさりとしたものを感じつつも、それがまた素朴さと感じとれる要素かと。茹で上げがしっかりとコントロールされている感じが安心感を誘う・・・。




<ぼそぼそっとしたスベリ方が、馴染みを感じる・・・つるつるすぎない抵抗感>


 スベリ方においても素朴っぽいかなと。つるつるすぎるとまた安っぽく感じてしまうのが私の味の趣向。細麺で基本ストレートだけども少し捩れているという感じがナチュラルに滑る感覚でいい。そこに適度な地肌の抵抗感があれば尚いい。完璧な好みにマッチしたとは言えないけれども、それでも方向性は好みにマッチしているかなと・・・。これなら、汁無し担々麺に期待が寄せられるかもと感じだすと、そっちが良かったか!?とプチ後悔なんてしたりする。







【具:派手さがない味付けに・・・懐かしき味わいを残すチャーシュー】


 味わいとしては肉味(笑)。塩味とかタレの漬け込み味という感覚は非常に薄い。スープに浸してもじんわりと感じる塩気感覚。それがまた懐古にも感じますな。スープのコクアップに貢献したのが伺えますし、この肉質自体が懐かしいかも。なんだろうか・・・腕肉っぽい噛心地が気持ち的にはホッとするね。後はワカメが気になるがこのスープに磯の香りはあまり必然性を感じず、代わりに青菜かメンマを投入してくれとわがままを伝えたい(うそです)。




 




 総じまして、一見地味の中に質実さとありがた味を感じる一杯。お財布に優しいのは別にこの一杯に限らず、他のラインナップもどれもお安いです。この立地なら、そこそこ流行っていくだろうと感じますが、いかんせん・・・平日午前5時台ですからガラガラ状態。頑張っていただきたいものです。実は私もこれから頑張らねばならぬのです。まだまだ真新しい店内が、まぶしいね〜。なので詠います!



   朝一で
   電車乗換え
   気分換え


   今日はヤマ場だ
   麺食い気合



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。


  



関連ランキング:中華料理 | 御徒町駅仲御徒町駅上野広小路駅