ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1313】 喜多方ラーメン 坂内 有楽町店 (東京・有楽町) 喜多方ラーメン


 だいたい・・・夕方スタートの会議を設定したのが自分だったから、仕切る羽目になり、いつもより疲れがますのだ。仕切りが悪いと会議も長引く。しかしどう上手く仕切ってもこのテーマなら長引くだろうけどね。長引いてもその後の業務に影響がないように、だいたいこうい会議は夜の行うものだが、日に日に体が辛くなっていくのは最近感じられる。責任者はだれか。


 ・・・などと考えつつも長丁場を乗り切ったぜ!と思ったの束の間で急激に腹がへった。今日は仕事したから、近くのコンビニで済ませるということはさびし過ぎる。時間も遅いから早く帰りたい。でも今日の自分にご褒美が欲しい。などと考え、こういうときは東京駅近辺だよなとささっと駅から近いところでネット検索。そこに「喜多方」って文字が飛び込んできたので、瞬時に晩飯確定です。そんなこんなで・・・今回は「坂内 有楽町店」さん。









【スープ:やっさしぃ〜淡麗醤油スープ!だれもが嬉しい染みこむ味わい!】


<ホッとする優しい清湯系柔らか醤油で和む>


 しっかし・・・この柔らかな麺顔は何!いや〜落ち着きます。夜も遅い有楽町。ひとしきり宴会で盛り上がったらしき酔客が〆のラーメンを求めて立ち寄るという光景もあたりに見受けられます。そんなアルコールに浸った胃袋にして、しっくりと来るのがこの一杯らしい。実に純朴を感じるスープカラーには全く脱帽するのみでありますな・・・。


 基本的には、清湯系でしてクリアーさが質の高さをアピール。それに柔らかい滲みにも似た・・・・淡い醤油の出汁加減が、心情的にどこか和む色合いをしているのです。この柔らかいスープカラーもどこか東北の春を思わせるのどかな感覚すら覚える。味わいとしては、醤油味というより、醤油はエキスでバックアップ。そして淡い鶏豚の動物系の味わいに、ほんのりと魚介をにじませたという感覚。これぞ「ゴクゴク飲み干せる!」と言い切れるやつでして、オヤジの心の奥底の柔らかい部分を鷲掴み状態ですわ・・・。深夜の有楽町駅のガード下で、山手線の通過音を頭上で感じながら、喜多方の空に思いをはせる・・・というちょっとロマンチックなスープ感覚。




<あっさり命な豚のコク!煮出し感覚もじんわり広がる>


 淡麗と感じる動物系の出汁ですが、薄いと切り捨てるには勿体ない部分は確実に感じます。淡麗というより滲むような柔らかさかな・・・。基本的には豚肉の出汁と豚骨主体なのでしょう。クリアな煮出し感を感じます。このブランド都内でもあちこちに見受けられるので、センターキッチン化されておると思うのですが、そういうマニュファクチャライズに手作りを感じさせる部分がいいね〜。テーブルセットにコショウがあったけど・・・・、いやいや勿体ない、このままの優しさを変えたくないという衝動にかられますな。









【麺:教科書のようにキッチリとスペックに当てはまった喜多方麺でありましょう】


<手作り感覚あるマスプロダクトな平打ち縮れ麺がまた良い>


 確かに喜多方と言えばこういう麺だというテッパンなお姿であります。ただ見栄えがどこかマスプロダクト的でもありますな・・・。練り水の加減か、麺に透明感を感じたりして・・・・詳しくないけど個人的な喜多方イメージとは異なる部分。とはいえ、ここ大都会の中心地「有楽町」で580円で提供というコスパを考えると、なみなみならぬコスパを感じますな・・・・。

 
 言わずと知れた平打ち麺の縮れ系は、ところどころ不規則に捩れてそこがハンドメイド感が溢れる見栄えの特徴。その不規則さがどこかアピール度が遠慮がちであったため個人的にはそう思えただけなのだろう。大目に見る・・・というか、これが坂内の考える麺だと真摯に受け止めて、心穏やかにすすり上げます。




<割ときちんとしたモッチリ感覚と地肌の硬さ>


 多加水の麺ですからそこそこもっちりとした歯応えと、ちゅるちゅるとしたスベリとのど越しが楽しめる。なんだかんだ言っても喜多方麺は好き。特に今回は、はっきりとした反発があった気がして、モチモチ・・・というより少しハードで「モッチリ」とした歯ごたえと思えた。その感覚はスベリにも印象をあたえ、のど越しにおいてもシルエットを感じる。地肌の少し固めだったのが効いている・・・。 







【具:柔らかさが朗らかさに感じる明るいイメージの肉】


 実は一番気に入ったのは、この肉たちなのかもしれない。肉たち・・・5枚もあったし、サイズ感覚がなにやら愛おしいので肉「たち」と呼びたい。ほんのりな醤油ダレにマッチした漬け込み感ある味わい。そんな豚ばら肉が丁寧に処理された感があって、断面も綺麗。キレイに整形されすぎている感もあるが、柔らかさがやはり嬉しい一品であり、舌の熱で脂が溶けてしまいそう・・・という良くある表現がそのまま当てはまりそうだ。有楽町で、この低価格で、マイ好みでありつつ、このチャーシュー5枚入りというお得感はやはり唸る。しかもこの時間帯にだ。そりゃ・・・店内混雑するわけだな(笑)。









 総じまして、ちょっと夜スタートの長い会議があり、ヘロヘロな夜にすくわれた一杯であります。しかも駅から近いしこの価格!これはちょくちょく寄らせていただきたいかも。長いスパンで・・・。周囲を見渡すと、外国の方もおられたりしながら、パブ感覚で利用している方もおられた。また私と同じ様な状況の方が同僚を引き連れ、麺とビールをやりながら、雑談と仕事話をしてそれぞれの思いをぶつけている。なるほどここは有楽町。場所も違えば、店作りの雰囲気とは関係なく、こういう場になるのだなと・・・当たり前のことをぼーっと感じながら麺を啜っていた。もう少しここにいたいな・・・・・。などと思っていたら思わず店員さんと目があったのでそうすることにした。なので詠います!



   赤ら顔 
   飲み会〆で
   舌鼓


   我もつられて
   追加でビール



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。







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