外出の帰り道、昼飯の時間帯まで会議だったので、妙に食いそびれたのですが暑くなると食欲も少しなくなる季節かも。いやいや・・・その原因は、暑くなると水分の摂りすぎで胃袋がたぷたぷになったままで、食欲センサーがバカになったままなのかも(笑)。それでも、昼飯食ってないなと後から思い起こすと、それなりに食い気が復活してくる。我ながら、天邪鬼。年をとるほど天邪鬼。そんな感じで新橋で途中下車いたしました。ちょっと気になる、新宿の名店が進出したとの情報をキャッチしたもので・・・。
【スープ:あっさりゴクゴクと飲み干したいゆったりした旨み!】
<ゆったり&あっさり!甘味と塩気のバランス抜群醤油!>
新宿のあの味が新橋進出とは! いつも食いたいと思って見ても、夜の閉店時間に泣かされること幾たびか。新橋店は、通し営業ではたま深夜まで対応とのことで、今度は嬉し泣きでございます。しかし、大勝軒の真向かいとは!思い切ったタイマンをはりますな。とはいえ、食う方にとっては嬉しさ倍増!
まずは、基本のらぁめんからチョイスさせていただきました。これから暑くなりますので、ざるはもっと先にとっときます。などと考えつつ配膳の瞬間は、「お久しぶり!^_^」と声を思わずかけたくなる馴染みの麺顔ぶりに冒頭から和みます。相変わらずの薄口醤油の淡いブラウンがレンゲで透けて見えるのが実に好み。淡麗好きの中でも、大衆系な柔らかさが見て取れます。
いやー、実に大衆系の中でも独特のゆったり感がある淡い甘みですな。と思っていると、ややもすると塩気もしっかりと感じる。甘さと塩気のバランスも非常によろしく、それが淡い醤油由来の円やかさにまとめ上げられているよう。ゴクゴク飲んでも、喉の渇きがないと思えてしまうナチュラル感が大変いいです。
<あっさりでも豚の旨味あり!淡い節まわしもええね!>
このあっさり感は、何とも言えず個人的にはストライク!単なる透明清湯でもなく、少し豚エキスで濁っているようにも思える。だけどラードが一面に支配するような色気はなくて大人しげ、というか奥ゆかしくも思える。
節の煮出しもいい感じだと思います。シャープに切れ込むことはないけれど、しっとりとした、全体に落ち着き感を与える柔らかい塩気に近い。魚介はあってもクセもなくあまり全面ほどに感じない。昆布の旨味すら泳ぐかと錯覚を覚えます。
【麺:モチモチ感を求めに来るのだ!歴史感じる人気の麺!】
<これぞ王道の多加水プリプリ系!>
いやですね・・・・萬来、ほりうりとくれば、多加水モチモチプリプリクッチリ麺でしょ! このちょっぴりだけ平打ちっぽいニュアンスを感じさせるニュアンスが好きなのです。 前歯のスパスパと小気味良く切り刻む感覚の後に、舌で送った奥歯でモチモチ弾力を思う存分楽しむ至極の時。よくあると思わせながら、「ほりうち」ならではの弾力を何処かに感じるのだよな〜。
反発一辺倒でない、食べ手に余裕を与える引き際あるモチモチ度。そうおほどほどのアピール度合いが受け狙いが過ぎるよりまし。これは、やっぱり受けつがれてきた個性ってやつを感じますよ。
<ちゅりちゅるする感覚がいちいちオモロイ!>
弾力の他にはスベリのぬめり感がいい!ちゅるりんという弾け感あるぬめりの一瞬が好きなのです。時間が経っても思うほど汁を吸わない感覚が、永遠とも思えるちゅるピチ感を讃えますよ! 平凡と思えるビジュアルに親しみ以上に、畏敬を感じる。かなり久しぶりだからね〜!
【具:スープ・具に匹敵するほどの存在感あるチャーシュー!】
<名物に外れなし!肉厚あっさりチャーシュー!>
汁、麺、に続き、やはりポイントはチャーシューであります。ここのチャーシューでざるらぁめんを食うのが定番なのです。それを崇高たるルールに昇華せしめたのがこの一枚肉か?(言い過ぎ)でも、この一枚肉は一辺食っとけ!ラー好きならばと思える存在感だから是非!
<苦みと歯応えを影で演出、小松菜とメンマ>
肉の影に隠れていますが、その他具材も計算されてます。ほうれん草でなく小松菜という選択は 、苦味が新鮮で非常によろしい。またメンマは、すごく自然な薄味でいてナイスとしか言いようがない上に、歯ごたえがこの上なしなのです。何気ないけど、自然とした存在意味があるように感じるのだが。
総じまして、もう既に体感温度が30度前後のこの夕方に・・・・汗をかきつつ汁系を食うのはさすがに季節感をかんじますな。つい最近まで長袖が普通だったのに、もう明日からでも半袖にしたい気分。半袖にするのもいいが・・・・やっぱり「ざる」にしておくべきだったかとちょっぴり後悔もいたします。そう考えると・・・・そろそろ、冷麺系や、キムラ君も食べ始めてもいいかな・・・・。なので詠います!
蒸し暑く
夏の始まり
思い食う
汗噴き出して
次はチャーざる
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
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