ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1216】 横浜家系らーめん 清水家 (東京・三鷹駅北口) 中華そば

 こうも休日出勤が続くと飽きてくるのであります。何だか絶対に何かがおかしい・・・・。サラリーマンに何ができようかとぶつぶつ考えだすと仕事が手につかないので、気分を切り替えるために、早めに退社いたしました。仕事抱えてだけどね・・・。さて、気分転換としては、都内で一杯ひっかけて帰りたいものだけど、少しでも会社から遠くに離れたいということで(笑)、結局マイホームタウンに戻ってきた次第。こういう時のために・・・・初訪問をとっておいたあの店へ・・・・。それが、三鷹駅界隈唯一の家系!清水家さん!さてさて・・・何を食おうか。なぜか「中華そば」なり。






【スープ:魚介が香ろうとも家系個性はぶれませんな!】


<やはり家系なスープ(笑)魚介も香るが豚骨命な動物系主体>

 
 「らーめん」と「中華そば」が分けてあるのがそもそもこれを選択したきっかけでして、しかも「魚介」と挿入されとりますんで、魚介系家系というイメージを膨らましておりました。最近、中野の新しい店で、麺顔の風貌がまったく家系でありながら、やわらか煮干しの一杯を食ったばかり。それをイメージしておりましたが、配膳の瞬間、当たり前のような家系の麺顔と・・・・醤油が濃いめの濁りスープに目がい
きます。らーめん650円に対して、中華そばは700円という+50円のプレミアム感をどこかに探してしまうのです。


 スープの味わいは、魚介という割にはしっかり家系の個性が主体的でして、豚骨がやさしい家系といったところか・・・。魚介メインではなく、家系の醤油豚骨に、魚介ダレがプラスされたという構成ですな。なので味わいが淡い・・・・とうことでなく、醤油豚骨が魚介で落ち着いた感じ・・・・というのが正しいかもしれません。たまたま、他客のらーめんと同じ製造ロットになったため、らーめんと中華そばを全く別のスープで分けているわけでもなさそう。そんなご店主の動き方でしたね。


 たしかに、家系の荒削りされた節のかけらが浮いているという光景はあまりない。少々暴力的なのも、家系にとっては魅力なのかもしれませんが、分厚い感じの中にあっさりと頂けるマイルドさが溶け込んだような味わいですね。この分だと、らーめんは、塩気が効いた味わいかも・・・・魚介のマイルドさをもってしても、その動物の濃厚さが伺えます。個人的には、中華そばというより、「魚介家系らーめん」という表示の方がイメージに合うかな。




<鶏油が「中華そば」へ傾きすぎるのを抑えているのだろうね・・・>


 さて、この醤油豚骨に魚介という構図は、かつて山ほどくってきたのにどうして今回は、家系の域をでないのか。などと考えていたら、やはり「鶏油」の存在だと気づきます。濃厚豚魚でならしている有名店舗の中華そばは、魚介メインで芳ばしさが楽しいもの。こちらは、豚骨主体ということと、鶏油のニュアンスがあるという2点で、一気に中華そばとはならないのでしょうな・・・・。


 でも、こういう家系も好き!これ食ったからこそ、むしろ「らーめん」の方に期待が寄せられるというもんかも。塩気と海苔でサービスライスを食う。最近やってないな・・・・。もう少し時間ができたら、外出のついでに京浜東北線のどこかで途中下車したろかしら(笑)







【麺:カタメ・クッシリ好きにはたまらないと思いますよ!】


<固めなイメージが強い麺、クシクシと奥歯で感じる抵抗感>


 一方麺ですが、定番の家系風な中太麺です。すこしウェービィーなところもまた見栄えで食欲をそそるタイプ。博多系と家系は、無意識に「固め」とカスタママイズを通してしまう。なので想像はしてましたが、それを超えたハードさがなかなか良いなと感じさせます。前歯の刺さり具合もクチクチ&スパスパと小気味よいというものでなく、しっかりと千切るような感覚。奥歯に運び入れてもテンピュールが固いような沈み込みでして、全体的に強めのクシクシとした感覚。濃いスープの中にあって、まるで風味を感じるが如くです。



<ざらつくスベリが久しぶりな感覚だな・・・>


 加水が少し低めなのと、固めのカスタマイズ。そして節のかけらが張り付くようでして、なかなかザラツキが楽しい麺であります。ざらつくとは過度な言い方ですが、鶏油を潜り抜けてもこのカッツリ感覚あるスベリなのですからね〜・・・・。新ためて、デフォルト茹の固さ傾斜がうかがい知れます。この感覚だと「つけめん」にも期待大ですな。






【具:醤油の塩気を感じるチャーシュー・・・・】


 比較的小ぶりな肉で、分厚さはそこそこ程度。脂が抜けてクッサリとした感覚が家系に合う。固さも程よく肉食ってる感覚があります。そして噛みしめると、肉汁というより漬け込みの醤油ダレの風味が前にでてくるようす。これなら白飯にあうでありましょう。もう一回りデカければ随分と印象が変ってくるものだと思うのだけど、それは贅沢か、勝手すぎるか(笑)


 海苔はデフォルトで大判3枚!これは文句ないね〜、やはり家系は海苔命ってところありますから、十分に及第点です。そしてホウレンソウは、クタクタぶりが程よく、頼りなすぎないところが微妙で大変いい!







 総じまして、休日出勤早めに切り上げて食う・・・・おやつ的遅めの昼飯は、納得の一杯。いろいろ三鷹駅近辺もラーメン事情がいろいろ変化しとるようでして、期待大なエリアかも? それにしても三鷹駅は、北口と南口ではずいぶんと開発に差があり、ラーメンもそれに影響されとるけど、北口の新星として今後もがんばっていただきたい次第!なので詠います!




   初夏の青
   三鷹の空に
   燕飛ぶ
   

   日差しをよけて
   路地で麺食う   



お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!



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