ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1183】 幸楽苑 平河町店 (東京・秋葉原) 極旨醤油らーめん

 



 向き不向きというのがあるのでしょうか・・・、小学校3年生になった息子ですが、ようやく塾に行くと自分から言って来ました。図画工作の才能は、親ばかながら凄いかもと思うのですが(ホントばか・・・)、勉強方向の、計算とかは苦手の様子。こういうところは似てしまうのだよな・・・。つまり、イメージにしにくいのでしょう。理屈として考えてしまうのか。弱点を補強しようと、以前チクリと塾へ行く事を進めたのを覚えていてくれてて、自分から勉強したいということに。


 そろそろ学費がかかりだすな・・・・


 先が思いやられますが、これも彼の人生なのでしょう。しっかりとバックアップさせていただきます。



 ・・・などと考えながら、早朝の秋葉原に降り立つ私。しかも日曜日の朝。休日出勤となりまして、朝ラーをすることに。三鷹から黄色いやつに乗ってウトウトしてたら、あっという間に秋葉原! この時間、怪しいおじさんたちと、お疲れの若者と・・・カラスしかおれへん・・・・。朝マックしながらゆっくりするのもええねんけど、はやり、麺を食わんと馬力がでないのよ・・・。





【スープ:コスト抑えつつもゆったりとした醤油としっかりとした旨み演出!】


<ゆったり動物系を感じさせながらも塩気はキッチリ>


 東京都心で390円のラーメン。言わずと知れた東日本ではここかしこに見られる大型チェーン。早朝、東京駅ラーメンストリートすら開店してい無い時間帯で、何かラーメン食うとなれば、ここしか思いつかなかったのだけど、近くにも日高屋さんがあるのね。秋葉原は懐深いなと感心いたします。



 さてそのラーメンですが、その場所柄と価格帯から、大して期待せず・・・ただゆったりと胃袋に沁みるやさしい醤油ラーメンであればいいと思っていただけだったのです。その期待に十分堪えてくれたと思いますね〜。配膳の瞬間は、割としっかりと作っているなと感心いたします。この時間帯でも雑な仕事はしてません。むしろその醤油カラーが全くの期待と通りだったので好印象。啜った感じも残念感がありません。


 もっとシャバシャバな薄っぺらいボディーと思っていたのですが、さにあらず。そこそこのじっとりしたところもあります。鶏ガラ系の旨味と脂がじんわりと広がる感覚は良く出ています。そして、豚コクの薄い味わい。むしろ、やさしい動物系のコクより、割とキッチリとした塩味の感感覚が滲む。アミノ酸と結びついたところはあるが、塩味ほんのり強めなアクセル感覚で、全体が引き締まった気が致します。




<醤油感覚は、とても穏やかで節系アミノ酸がいい感じ>


 その引き締まった感覚は、醤油のニュアンスにも出ているかも。醤油ダレ的には、円やか系でして、むしろ甘みを重視したような軽い味わいかも。そこに、節系のようなアミノ酸がしっかりと結びついたか。塩味と表現したけど、完璧な塩味ではなくて、旨味成分が濃いめにでていて塩気と感じる側面という程度のこと。穏やかな醤油がとても印象的でありました。







【麺:いいコスパしてまっせ!ナイス・もちもち!!】


<ワンコイン以下でこのモチモチ感はなかなかですね〜♪>


 さすが、格安展開とは言え、ラーメンを推す店でありますな。このモチモチ麺は、正直言って「この価格で良くできている」と思いますよ。ただ単にモチモチしている多加水麺ってのもありますが、「しなやかさ」の部分と、「モチモチ」の部分と二段階構造のような歯応え感がたまりません。前歯の入り方は、スパスパっといかにも抵抗無く切れ込むのに、その後半とか奥歯のすり潰し段階では、モチモチ度の係数が一気に上がるような錯覚に近い感覚。すこしだけよじれているという部分もこれまた、見た目でも食べ応え感満載です。




<ツルツルの光沢で極スベリですな>


 見るからに熱ダレに強いような風貌。その表面のきめ細やかさにはヌメヌメしたところは一切ありません。そして、見るからに光っておりまして滑る!と感じさせる風貌です。これは、390円で全国展開ということを考えれば、なかなかでありますな。比較してあれこれと○×つけるもの下卑た感じもしますが、高速道路や給食的に大量調理される品質とは別物と評価させていただきましょう。





【具:肩ロース部分の薄切りスライス感覚が納得感ありますな】


 薄切りでも、切り落としてきな風貌がまず好印象でして、3〜4枚あるというボリューム感も価格を考えれば納得。カスカスすぎることもなく、脂身部分も微妙にありまして、そこそこな歯ごたえと柔らかさといったところでしょうか。噛んでジューシーなどという出汁感まで期待するのは罪でしょう。メンマも特筆することなくとも、安かろう・・・的な妙に残念な汁がにじみ出ることもなく。価格を抑えながらも精一杯の努力を感じますよ。








 総じまして、早朝すぎて・・・・24時間営業の店にすくわれた朝らー企画。しかも低価格で、期待以上に楽しませてくれた感謝なる一杯でした。ああ、これなら全国展開が一気に進んだのも分かるな・・・。家族で食べにでかけてもいいかもしれん。嫁さんが許してくれるなら(笑)。それにしても、これから出勤だと気合を入れているところに、これから晩酌とラーメンして、家かえって寝るかという人もたくさんおられるのね。早朝の秋葉原駅のホームでは、「お疲れ様でした!」という言葉がよく聞かれる。大都会は眠らない。なので詠います!



  早朝に
  人が交錯
  秋葉原


  朝飯する人
  晩酌する人



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!





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