だったら何時やるんですか?今でしょ!(笑)最近テレビを付けたらあの先生、日産のCMに登場してるのですね。正直面白いなと思いました。業界業種は違っても、そのままパクリがギャグになっている。そんな一見つまんない企画ですが、サクッと思いつき案を通して実行してしまう人がいるのですね。仕事はスピード。そしてタイミングと鮮度。そんなことをふと感じて画面を眺めていました。
そう。そういう風にふっと感じて早く行動をお越すのが、私の目標とする仕事のスタイルでありたいと願うばかりです。だから失敗も非常に多いのですが、そういうタイプだから仕方がない。一方、私の部下は、私以上に落ち着きがある人間性でして、じっくり考えて行動するタイプかと推察。どっちがマネージャーとしては適任か? そりゃ、後者でしょ!別に自分を卑下しているつもりもなく、私自身は、マネージャーよりもエキスパート系の方があっているかもしれない・・・・。などと感じて春だからそういう仕事を思考したりして希望をしました。今の仕事に逃げているわけでなく持っていきます。よりハードに取り組んで行くつもりです。
春の陽気を感じながらも寒風吹きすさぶ休日。ふっ?と感じてしまうような、あっさり?な煮干しを追い求めて、立川での用事のあとに寄ってみたのが、こちら「青樹」さんです。どちらかというと「こってり」得意なお店なのかもなのにね。
【スープ:あっさり煮干しでちょうどええねん!ホンマにちょうどええ煮干し感がありまっせ!】
<最初の軽苦の風合い!後にクリアな豚コクで食べ進むほど甘味!>
いかにも定番なる煮干し系醤油らーめんという麺顔とスープカラーです。煮干しエキスと醤油ダレとの化学反応は、独特のブラウンを醸し出しますよね〜。ピッチリ!というより「じっとり!」としたまろ味を目で感じさせてくれます。わりと想像以上に明るく、しかし深みも感じる透明感が印象的でして、配膳の瞬間に満足感を既に感じてしまう存在感を持ち合わせております。
スープのすすり加減は、定番の「ふわっ」とした煮干しの苦みがやわらかく鼻腔をくすぐります。思わずレンゲが止まらず2口3口と進みまして、葱薬味をスープが混じり合ったところを奥歯で粉砕すると、苦味と苦味がブツかって、ぐい!と煮干しの奥行きが広がります。もうすっかり頭の中では、ふんわり煮干しがフォークダンスのごとき、迫っては返す、返しては迫って来る・・・・の繰り返し状態であります。
そしてしばらく無心状態で食し続けまして・・・・あるポイントで「!」と心にビットが立ちます。これ、想像以上にしっかりと豚コクが滲み出てますやん!豚の煮出汁かたが非常いクリア〜で甘味感じる自然な脂感が忍ばせてあります。トッピングの煮出し汁と思われますが、仄かで透明な油の揺らぎが非常に丁寧かつ上品かもしれん!軽煮干しには慣れてしまった段階に至っては、残り後半はこの豚コクと一本勝負状態で対峙!という感覚か(笑)。
<しっかり魚介に結びつく「醤油ダレ」の風味もアピール!>
豚コクを愉しんでいると、次にようやくこれが醤油ラーメンであったことを今更ながらに思い起こさせてくれます。塩気の味わいの中に、醤油ダレどくとくの酸味のある甘味の輪郭があるのに気づかされましてね・・・。恥ずかしながら、まるで塩系を食っているかのように醤油を無視してバックグラウンドばかり感じておりましたが、スープの国籍とも言えるそのアイデンティティの深さに改めて優秀さを感じます。
個人的には、醤油の風合いと肉の出汁が混じり合うときの旨味?その化学反応にはめっぽう弱いというか・・・・無条件で好き!と頭の中で叫んでしまう性格。それゆえ、上質な醤油ダレと、丁寧に出汁とりされた豚コクさえあれば、自ずと好評価!すでに中毒かと思う反応ぶりですな・・・。死ぬ前に食うとしたら・・・・醤油ラーメン!
【麺:関西風に言うなら・・・イキりすぎげへんところがええねん!】
<全粒粉やや配合の風流系ストレート麺!柔らか系のタッチ!>
煮干しとくれば、濃厚系の影響を受けてか・・・・伊藤系のような低加水でぱっつりとした潰し込みが良く効いた低加水な麺を連想してしまうけど・・・・、こちらはベースの色合いこそ似ているものの、「全粒粉」「圧迫感の無さ」という点で全く別物な感覚を覚えます。所々につぶつぶを見てとれる全粒粉が、いかにも風流と感じさせます。しかしながらその地肌は滑らか系。前歯の当たりもカツカツというより、スパスパとしていて、抵抗なく切断できる万人ウケな性格を感じます。
されどその万人ウケな感覚が、非常に前向きな感じがいたしまして・・・・言い方を変えれば「ナチュラル」。芯を感じさせることもなく、さりとて頼りなくクチクチとするわけでもなく、凛とした清涼感を感じるところがあります。
<やや汁を吸い込みヌメったところでスベリも上品>
非常にいつも抽象的なことばかり言っているのですが(爆)、この麺はほんのりと汁を吸い込んで、薄皮一枚程度にヌメるような層を感じさせるから、また良いと思えて来る。その薄皮一枚が上品なヌメり方を致しますので、スベリが非常によろしく、またスープの吸い上げが良いようにも感じさせてくれる。その滑り方と歯応えが、トッピングの感覚と或る意味対象的にも思えるのだがね。
【具:圧倒的なロース肉!酒のつまみでも上等品扱い・・・男前やん!なチャーシュー!】
このチャーシューの迫力があればこそ、700円という価格設定に納得感を与えるものかもしれないです(とは言い過ぎか)。この一枚は、写真で感じるよりも実際は存在感があり、そして厚みがあります。そしてスポンジのように柔らかいかと思えば、肉!というオリジンを主張するかのごとき、適度な歯応えを与えてくれます。味付けとしては、醤油ダレに染まり過ぎることもない、自然な塩味で締められている。どんなスープにもこれは適合しそうであります。
個人的には、これでサッポロラガー(赤星)をさっぱりと頂きたいと思う。和からしを軽く載せて、カイワレでも5〜6本巻き込んで食いたい。その時は、醤油ダレをささっとかけてもらって・・・・。ビールセットもあるこのお店なら、そういうことも想定範囲か?
総じまして、散歩気分で早春の立川散策。毎日の通勤で使い古された鞄を買い替えたり、大型ブックストアで新刊を立ち読みあさったり、大型家電店でデジタル一眼カメラをいじくり倒したりと・・・・ゆっくりと過ごさせてもらいました。どんなに多忙でも案外人は潰れないもんでありますな。こうやって息抜きというか、さぼってガス抜きしとりますもん・・・・無理くりに。いつかゆっくりと振り返ったときに、あのときこの一杯を食ってたのだなと、しみじみ思えるときが来るのを信じたい。なので詠います!
陽もさして
節句近づき
鼻づまり
春嵐ひかえて
ひと時寛ぐ
お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした!
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