ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1093】 鶏がららーめん 門扇 木屋町店 (京都・木屋町) 鶏らーめん

 笑うツボが同じ。そう・・・、いつも年末の帰省で飲むメンバーはそんな感じです。一年に一度や二度程度の飲み会で、いつも同じようなネタを言い合ってバカ笑いする。とても気が合う仲間で京都木屋町でプチ同窓会をいたしました。その中には、しっかりと「らー友」もいたりして(笑)。


 それにしても、今回の飲み会は、酒に弱くなったなと自覚しましたわ・・・。帰省の長旅疲れもあったのでしょうが、帰宅してから鈍い頭痛とリンパの腫れも感じましたし・・・。翌朝のご飯はパスさせていただき、お袋には少し申し訳なかったりもするのです。でも朝食をパスしたのは、胃袋が重かったから。なぜ重かったかというと・・・・・「あ!しっかりと〆ラーメン食ったからや!」と思い出したりする(笑)。あわてて、スマホの写真を確認するアタクシ。

 








【スープ:水炊きの〆を連想・・・木屋町の鳥だしに酔う】


<鶏ガラ!プラス・・・コラーゲン!ゆるいトロみが胃袋にしみる>


  酔っていても、写真はちゃんと撮っていたから・・・我ながら流石というか、全くのアホである。特に年末の古都京都に来ているのだから、もっと他にやることがあろうものなのですが、やっていることは、新宿や神田、新橋と変わりませぬ。酔った勢いでハシゴするにも、もう酒は入らぬということで、昔からのなじみの「らー友」がこちらを紹介です。


  どや!ココ旨いやろ!配膳の瞬間、らー友の黒めがちでつぶらな瞳(笑)がアタクシを顔の表情をとらえます。「うむ」と無言で合図するあたくし・・・。スープの色合いがほっこりとする丸い白濁、そして飲んだ感覚はとてもシルキー。


  なるほど、鶏白湯の中でも「塩系」そして「とろみ系」を意識したバランス重視なスープ感なのねと推察いたします。このトロみ加減が実に微妙で大人しい程度で、自然なコラーゲン感覚を感じます。この粘度、ゆらめきは・・・・軽いモミジのニュアンスととらえますがいかに? 東京・中野の「ようすけ」のあっさり系メニューを思わず連想します。東京で今、鳥ブームがすこし来ていますが、ここ京都でも、左京区あたりで鶏を極めた有名店がブイブイいわしてるようですし(笑)。




<酔人の味覚にもはっきりとアピールする鶏塩がナイス!>


 この上品なシルキーでやさしく都らしく包むのかと思いきや・・・わりとはっきりとした塩味。そう!鶏らーめんなのですが、鶏塩らーめんと表現しても通用しそうな個性。されど、辛く無いのだから、塩のマジックか、はたまた鶏のマジックかは不明。


それにしても、酔っていても塩味というのは胃袋の内壁に沁みるね〜。酒はもう入らんという状態で訪問して、半分くらい残す勢いだったのだけど、結局完飲させる塩味パワー。塩分溶液の浸透性が、エチルアルコールの揮発性に勝つというか、アセドアルデヒドの分解を誘う・・・まささに体に溶け込む一体感が、酔った頭の中でもわかるのです。昆布のようなアミノ酸の揺らめきもありそうでないような・・・・塩味とは言っても丸みと旨味を感じる。

 



   思わず鶏水炊きを連想する出汁感覚

      塩味効いて拉麺アイデンティティを知る

         ゆらめくコラーゲン感がまさに雅やか



 いやはや・・・・・雅やかなようで、塩味でキリリと引き締まった感もあり、そういうところ、酔い覚ましの一杯かもね!







【麺:ハードスペックで全体が「きりきりしゃん!」とするね】


<敢えてハードな低加水細麺というセンスがいいね!>


 これまた、博多麺とは言い過ぎだけど、細麺でストレート・・・そして見た目にそれと分かる低加水がいいね!クッシリと歯応えを感じる芯にあたる部分がはっきりと見てとれて、滑らかなスープ感覚とはコントラストを覚えるそのセンスがいいです。ここでも、中野のようすけを連想してしまうな(笑:病気かわしは)。鳥そばという発想なら、もう少し柔らかめの縮れ平打ち麺でもよさげなという発想だけど、鶏で低加水というきっぱりとした意志を感じますな〜。


 スープの持ち上げというか、からみがまた良いです。麺が一本一本まとまるというか毛細管現象を生むその性能。枝毛・切れ毛を集中補修!といったP&Gブランドのパンテーンシリーズをまた連想してしまう・・・。ナチュラルケアによる、根元からのボリュームアップを果たしたようなその豊かなウネリがまた旨そうです。




<思いのほかスープを吸い込まないのね・・・持続するコシつき>


 この手の麺なら、汁の吸い込み影響を懸念して大盛りではなく、替え玉で対応したいとうところが多いけど、こちらはそんなの気にしてないのねと・・・メニューを見て思う。されどそういう懸念が必要なかったということか。この麺と汁、それほど染み込みの影響をウケないので、クッシリとした腰つきは持続するのです(単にオレが食うのが早いだけかも:笑)。こんど、固ゆでとか言ってみようかな。



   思いのほか凛々しい麺の感覚

      それでいて繊細な細麺は雅やか

         しっかりした歯応えがナチュラルテイスティ



 それにしても、毎回、京都木屋町で飲むと〆に拉麺は定番になってしまった(笑)。たしか一年前の同じタイミングは、Gackt好みな長浜ラーメンだった? やはり〆にはカッツリ麺!








【具:実に定番なる鶏チャーシュー!耳たぶのごとき歯応え】


  ここまで来ると記憶が少々飛んでおるのですが、歯応えだけは柔らかかったのを覚えてるのです。そして周囲が香ばしかったことも。でも醤油ダレとか絡まっていないようですし、何をもって香ばしいとい感じたのは不明。テンピュールというより、耳たぶのごとき反発があり、パフパフとした歯応えが印象的。思わず・・・甘噛みをしたくなるその衝動ですわ(笑)。




   パフパフな感覚に腕前を知る

      鶏肉には塩!アタクシ焼き鳥でも塩派!

         鶏そばとして外せない使命感ある品質感!



 しかし・・・酔った頭でよく記憶しておったと、一応ラーメンラバーとしての安堵感を覚えるな(本音)。







 総じまして、この年末は帰省疲れもあってか食欲なかったものの、ラーメンだけは別腹であることが確認できた次第。いやはや・・・宴会での「飲み放題」コースはシッカリと元をとることは当たり前なのだが、ラストオーダーの1杯を体調不良のためにクチを付けづに退散した。こんなの初めて〜。されど、その胃袋状態でまっすぐココ来て完全飲食ですもん・・・・。どこかの体のセンサーがバカになっているのを認知いたします。なので詠います!



  千鳥足
  鴨の河原で
  はしご酒


  誰が払うか
  飛ぶ記憶なう



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。








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