ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1039】 中華そば みたか (東京・三鷹) ワンタンメン+半熟卵

週末恒例の・・・みたか詣(笑)。お気楽極楽〜♪


【麺:半熟卵でまさに月見そばライク!】

同じ親から生まれた兄弟でも、味の好みはずいぶんと違うもの。昔、週末の昼ご飯では、よくお袋が自家製月見そばを作ってくれた。兄は、いただきます!との号令と共に、卵の黄身を箸で突き破り、一気にスープに溶いてうまそうに食っていたっけ。その点アタクシは、中々な間そのまま放置し、緩く固まりつつあるところで黄身を突き破り、そばに黄身を絡ませながらズルズルと食うのが好きだった。まさにその再現をしてしまったようだな・・・・。

まさにそばライクな風貌な麺なので、余計にそのように映ります。ザラついた麺の地肌だから、余計に絡みつく黄身が非常に面白い滑りを生み出し、粘る感覚が美味い! 黄色と、茶褐色のコントラストがまた渋い雰囲気の中にあって、妙にサイケデリック?淡白な味わいに彩りが生まれたような生き生き感覚を麺本体に感じます。 いつもの麺なのに、全く同じ歯応えなのに、薄いぬめりを塗装しただけで、歯応えと風味が生まれ変わるような感覚が今日は新鮮に思えました。

 




ぬめる卵黄の色気にノックアウト!

月見そばライクな和のテイストが秋の夜長に合う!

そしてなぜかお袋の作った昼飯を懐かしく思い出す・・・・



そうだ!そうなのだ!!単なる懐古系というより、素朴さがこの一杯には含まれていたのであったのか・・・・。




【スープ他:やや濁るのが・・・新たな個性の発見でもあるかも(笑)】

  さっぱりとした醤油と調味料。そこに透明系な豚コクと、野菜の優しさがちょいと滲む大衆系スープ・・・。そのままが大好きという人なら敬遠するかも・・・。卵の白身は固まるとしても、黄身の余韻は全体的に広がるので少々滲みます。でも、卵の円やかさも加わってこれはこれで良いかもと思えるのですがいかが?

  そして・・・・何といっても今回は「玉子」であります。半熟卵とは・・・いわゆるポーチド・エッグ。麺釜でワンタンとともに玉子をささーっとゆでます。そのタイミングにたうりゃ絶妙でっせ〜。揺らめく黄身とちょい固まりの白身コントラストがたまりません。ワンタンに隠れて透けて見えて・・・これまた旨そう!

 



   何ともない一手間が光る・・・半熟卵

     スープも今回だけは厚化粧(笑)

       それでも新たな円やかな一面が発見できてナイス!



 これから、ドンドンとトッピングを変えてその変化を楽しみたいもんですな〜。でも、全部盛りってのは、どうも主義に合わないだろうかもですな・・。 




 総じまして、バリエーションも限られている中、次は何を食べようかと既に思案を始めている自分がおります。次は「歯ごたえ」をテーマに「竹の子」トッピング強化でせめたろしら(笑)。しかも・・・・麺カタメでね!!などと考えているうちに営業時間もそろそろ終わり。月でも見上げながら家路につこうか・・・・・。なので詠います!



   懐かしむ
   卵のやさしさ
   ありがたさ


   麺に月見て
   空へ月見る



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。 



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