休日出勤するときは、必ず朝ラーメン食う。もはや、縁起担ぎを超えて、マイポリシーとすら感じるようになりました。さてさて、3連休とあって今朝はいろんな方でごった返す東京駅。駅舎も再生したばかりとあって・・・・いつも以上に混雑しておりました。
【スープ:自分がアジア人だと・・・・再認識させてくれるやさしい清湯】
1)どこまでも胃にやさしい・・・鶏コンソメと呼びたい!
このスープ感は、ちょっと卑怯(笑)とも思えるあっさりスープでして、朝の立ち食いそばの汁よりは遥かにやさしいタッチです。しかも、鶏ガラというより鶏のひき肉をじっくりと低温で出汁をとったかのごとくな・・・・コンソメ感覚! 駅の地下コンコースの小さいエリアの小洒落たイメージとよくマッチしています。飲んでいて何の抵抗感もなくゴクゴクと二日酔いの胃袋に染みわたります・・・。
薬味がセットされています。「砂糖」「お酢」「鷹の爪」そして・・・・「ナンプラー(魚醤)」。一応店員さんから説明を受けますが、このままデフォルトでいただくこととしました。朝粥のような優しさを崩したくなかったためです。
2)パクチーが出汁に溶け込む・・・もっとくれ!
見た目のパクチーがインパクトを感じさせますが、それほどでもありません。元々香草類は好きなので、いわゆる「ネギ芸人」ならぬ自称「ネギ星人」なアタクシには、誠にwelcome! あっさりスープにも染みこんでくれて、仄かな清涼感と苦みを提供します。これがあってこその「タイラーメン」。この出汁への貢献があってしかりと定義づけられたと感じさせます。
新生東京駅にエキゾチックジャパンな一品
旅に出る前に軽く胃袋を温めるに最適なスープ
ネギ好き・パクチー好きなら一辺食っとけな一杯
ところで・・・アタクシ、以前は少しだけ海外出張とかあった仕事してたんやけど、必ず現地で日本人には見られなかったのよね〜(笑&泣)。それに余計にパクチー好きやったもんですから、完璧にタイ人と思われてた。現地の方からは、「お前はいつタイ語を話すのか?」と詰問されたりしてね・・・。
【麺:まさにそれは「ライスヌードル」な感覚!】
1)きっぱりと言ってそれは「フォー」・・・コメ文化は日本人好み
ま・・・・麺は、「フォー」なのです。お米で作られた平打ち麺でして、やや半透明なお姿が実に上品のようで、エキゾチックなようで、優しげです。すすり上げたあとの前歯の千切りの中に「スパスパ」と小気味よくリズム感のようなものを感じますが、この抵抗感は、明らかにいつも食ってる麺とは別次元の軽やかさがあり・・・・。
2)あまり体験のないすべりと・・・消化の良さげなフィーリング
スベリも異次元な感覚。汁の吸いこみがありながらも・・・・一片のザラツキもなく・・・・スルスルスル〜っと一気にのどの奥へと落ちてゆく。咀嚼が不十分なうちに飲み込んでしまうという感覚ですが、この麺ならそれでもあっさりと消化してくれそう。そんな、スープに負けないほどの消化吸収のよさがええですね〜♪
異国麺料理というより・・・・胃袋へのやさしさ麺という感じ!
ゆえに、フォーだけで腹いっぱいになるのだろうかという不安(笑)
軽く一杯!というならかけそばよりも負担少なしなワンコイン麺
そういえば・・・・・レイザーラモンは、まったく見なくなったね。久しぶりに「フォー!」って聞きたい。
【具:鶏ひき肉と・・・クラッシュピーナッツが実に合う!】
魚のすり身団子も気を引きますが・・・・鶏ひき肉のやわらかく「クニリ」とした抵抗感とは対立的に、クラッシュピーナッツの柔らかい「サク!カリ!」感が実に合いますね〜。ピーナッツのエキスも汁に独特の甘さを出しているようにも感じますし・・・。
ワンコインの範囲での頑張り
いろんな薬味で楽しみ方無限大(?)
シャキシャキっと香草食って背筋もしゃっきり!
それにしても、東京駅の地下一階のコンコースって思わず通り過ぎるけど、こういう食える店もあるのね・・・・土産もん屋しかないと思ってましたわ・・・。
総じまして、朝から変わったものを食ったという充実感はありまして、気分は爽快!これもパクチー効果か?? いろんな新しいことを試してみるのも面白いと感じる充実した朝でありました。なので詠います!
朝ぼらけ
いつもと違う
ラッシュアワー
駅舎も再生
自分も再生
お粗末!ということで家族にも感謝して合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
