ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1018】 藤丸 (東京・中野) らーめん(鶏塩味)

  いっそ忙しいのなら、休日早朝に一番乗りしてやろう!と思って会社に突撃!! さすがに疲れて・・・・昼過ぎには退散しました(泣)。それでも、半日以上は働いたアタクシ。さて、アタクシは何時に出勤したのでしょう?(どおでもええね・・)。などと思ってたら、同僚が出勤してきて、「お?もう帰るのか?」だとよ(笑)。ヘタレに思われただけだったわ・・・。そんなこんなで、退社してランチタイム過ぎにこちらの訪問。もう関東近郊に遠征する気力もござりません。でもね・・・・・まだまだ足下にええ店あると思うたわ!




【スープ:「こってり」そうでも「あっさり」なのだ!】

1)濃厚に見えてさらり・・・「あってり」した感じの鶏白湯

  見た目は想像通りの、こってり鶏白湯のベージュ色。色合いからして丸みを帯びているので、モミジ由来のコラーゲンを想像します。さりとて・・・あの口の周りにへばりつくコテコテ感が見事に少ないのが特徴的です。控えめに使っているか、はたまた鶏骨を二段投入しているかのようなまったりした感覚です。濃厚に見えてあっさり。あっさりのようでこってり・・・。そんな感覚で「あってり」と呼ばせていただきたい。


2)塩もマイルドでゴクゴクと飲み干せそうです

  鶏塩味と銘打ってますが、それほど塩パンチが利いている風でもありません。鶏コクの合間に漂う塩味というバランス感覚。むしろ辛さ補給を求める方ように、「エビ辛」なる自家製調味料もそなえてあります。鶏の動物系のコクは言うまでもなく、塩味あっさりさから・・・・魚介ではなく「節」すら感じる香ばしさもナイス。つまり、鶏コクも塩味もマイルドなので、胃もたれの心配は無しと言えましょう。


3)エビ味と鶏白湯のコラボ(トッピングフリー)

  さて、気になるのは「えび辛」と呼ばれる、この店独自の辛味調味料でして、エビの甲殻類の香ばしさと一味系の辛味がじっとりと感じます。正直申して、最初は、エビと鶏が合うとも思えず・・・な感覚だったのですが、意外にも未体験な味の結びつきを感じます。デフォルトでもやや一味がふりかけてあるので、このコラボは一度試した方が良いです。特に、つけ麺派な方なら、鶏の丸みと、エビの角張った味が辛味で一体化して、ガッツリいただけるかと思います。らーめんの場合は、風味程度でよろしいでしょう。あってりスープの後半に、じっとり辛さのお味で胃袋の満腹感が達成されます。




【麺:ややぬめった方が合う!と思えるすべり感覚!】

  この麺については、すべりを語りたい・・・。特段に真新しい感覚はないのです。しかし、スープの粘度と、麺の表面の薄いヌメリが妙に一体感があって、クチクチとした奥歯の歯ごたえ感と合わさります。そして同時に、にゅるり〜と感じて跡形なくストンと喉奥に落ちてゆく感覚がナイス・・・。 加水は中程度で、特段芯を強調することもなく、モチモチ感へ誘導することもない、質実とした歯ごたえ。特に、エビ辛が麺の地肌に貼り付いた感じが、またラメ入りストッキングのようにキレイ!一気にすすり上げて蒸せることの内容にご注意ください。

  標準的なストレートに、やや捩れが入った風貌。太さもよくアル標準タイプですが、並で170gとのことであれば、650円という価格ともトータルで感えてお得感ありありでは!(平日ランチタイムは、大盛り無料だってさ)




【具:黒子に徹した存在感・・・それが良いね!】

1)チャーシュー:鶏チャーシュー

  やや標準的な薄さ故に、また淡白な材料でもあり、あまり印象に残っていないのですが・・・・。それに、全体的にやさしいお味だったし、肉!という感覚より箸休め的な存在感。歯ごたえもパフパフという感じの柔らかさで、箸でリフトするとやや崩れるかな・・・。香ばしさというより、スープに浸して麺と一緒にすすり上げると旨しというタイプです。


2)メンマ

  見た目以上に薄味な味付けで、これもまたスープと麺のバランスを壊さないようにと考えられたかのよう。それに、分量としては多い方だったし、実はチャーシューよりも食べ応えがあったかもと(笑)。コリコリとフニャリ感との中間にあって、スープの個性にに合うと思いました。




  総じまして、滅入りそうな気分と、晴れ晴れとした秋空を見比べて、質実な鶏白湯にいまそこにあることのありがたさを感じ入った一杯でしたわ。ああ・・・しみるね〜鶏白湯。今度は、煮干しを体感しにまた来ますよ。なので詠います!



  早起きて
  早朝休出
  早帰り


  遅い昼飯
  遅くが楽し



 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした! 



東京都中野区中野5-42-4
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