【コレ食ったわけ:実家(京都)から帰って来たら来たで・・・・関東らしいもん食いたいがな!】
魚介排除のあ醤油ラーメン系を食い続けた京都滞在から帰ってきました。関東復帰第一杯は・・・・・、しみじみとしたもん食いたいやん!ということで、最近フラれ続けている「はつね@西荻窪」も頭によぎったのだけど、チャリで行けるこの店に決定! しかし・・・・早く着き過ぎたため、一番のりかと思いきや・・先人がいたりする。
先人 「暑いですね」
アタクシ「本当に日差しだけキツいですね」
先人 「どうぞ、こちらのひさしまで。少しでも直射日光をさけましょうよ」
ありがたくお言葉に従い、お互いスマホいじって3分後。どちらからとなく、語りかけてこの近隣のラーメン事情など語り合う(笑)。ああ・・・やっぱり、味の好みもアタクシと似た人やわ!やはり・・・くぼ田のシャッターをやってしまおうという方なので、気が合うはずなのですわ(笑)
【スープ:心から落ち着く淡麗系な煮干し醤油・・・・崇高さと親近感入り交じる汁】
ともかく麺談儀の終わりは、ご店主の登場で・・・・店先に暖簾を出すのがきっかけでありました。先人の横に一つ空席を儲けて着席。ここからは、孤独なラーメンレビュアーに早変わりですわ(笑)。前回塩らー食ったので、今回はデフォの醤油+味玉でお願い! まー、多少マイペースでお仕事をなさっているところもありなさるが・・・ご店主の動きは、それは丁寧な仕事ぶりが伺えます。なので多少時間がかかっても許容する準備はできているのです。そして待つ事8分程度で配膳完了!しみじみと・・・まずはシープからいただくのです。
「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「これは、完璧に飲み干しましたわ! どこまでもスルスルとやさしいスープですわ!」
煮干しを確かに感じて、それが柔らかく香る・・・。でも「煮干しらーめん」とはもとより、「煮干し風」とカテゴライズすることには、抵抗を感じる仄かな感覚がまたええのです。出汁なのに主張しない。一番出汁とも思える程度の煮干しエッジは、相変わらずさすがです。それに、豚コク!コレまた淡麗で、脂の粒も細やかです。濁りも極力排除したかのごとき。キラキラ光るエーデル湖畔というより、しみじみとした表情をたたえる摩周湖といった感覚。ともあれ、中年以上になれば、この和みの麺顔に微笑む事間違いなしです。
その他、細かく感じたスペックなどは、過去レビューをご参考ください。
【麺:これまた中加水の王道でいて・・・時間差でニュアンスを変えますな!】
実は、本音としては、あまりにも教科書的な質実さゆえに、コレと言った特徴をお伝えしにく麺! 好きなライプであるのに、ドツボゆえに語り尽くせぬこの歯痒さなおです・・・。それでもやっぱり旨い!
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「個人的には・・・・後半の少しやわんだ「チュルピチ!」としたニュアスの方がこの麺では好き!」
一件柔い麺に見えて、丁度ええというハリとツヤを感じます。芯を感じません。全体で潰れる感覚が、モチモチとはまた違い、ヌチリとした感覚で千切れます。また・・・食べ始めと比べて、後半になると麺の腰つきが少し弾力増します。そして汁を少し吸い込んだかのごとき・・・・表情が柔らかくなる感覚です。スベリについても言うことなし。
その他、細かく感じたスペックなどは、過去レビューをご参考ください。
【具:チャーシューの見映えは、第一印象にも通じる大切な仕事!】
チャーシューについて言えば、やはりこの面積とそのロールっぷりは、ナイス!としか言いようがない!スープの出汁生成に貢献したかと思われる脂身はそこそこ抜けて食べやすく旨し!ロールがばらけてまたその表情が旨し! 更に言うと・・・・周囲の焦げ目?っぷりがまた醤油ダレのフレーバーを若干感じたりしてナイス!ここは・・・気がつかなかったわ・・・。
総じまして、袖すりあうも多少の縁・・・というわけで、ちょっと見ず知らずのラーメン好き同士で盛り上がって、嬉しかったという流れでも崇高系ラーメンはまた格別!という話でした。 やはり・・・好きな店に集まる人たちは、多少ならずも趣向が似ているものでして、40代サラリーマンやら、噂を聞きつけた近所の奥樣方・・・それに麺好きなガテン系なお方・・・・。それぞれどこか一体感をなしていたほのぼの空間をアタクシは愛したい!なので今日も詠います!
よく来ます?
言葉を交わし
麺談義
見知らぬ麺キチ
思いを語る
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。