ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン951】 中華ソバ 素和可 (東京・高円寺) 特製中華ソバ

【コレ食ったわけ:通勤経路で個人的なホットスポットに期待店が出店ですから!】

  高円寺にエエ店ができた!と言う情報を得てすぐ行動へ・・・。日頃、懇意にしてもらってる先輩レビュアーに情報を得て、もう待つのも鬱陶しく早速の訪問です。それに日頃食ってる高円寺って北口しか知りまへんですしね・・・、ちょっぴり探検気分を味わいます。高円寺南口・・・北とはまた違った活気かな。北がオッサンやったら、南はもう少し年齢層が低いという感覚。古着屋とか・・・華やか薄い街並に渋好みの店もパラパラあったりいたします。道幅も北と比べてうんと広がってるしね。なので、地図を片手にあっという間にたどり着きます。なぜか・・・「五月みどり」の開店祝いが目を引く・・・。息子さんもラーメン屋やったらええのに・・・。




【スープ:ふんわり?やさしい??・・・いやいや「穏やか醤油スープ」と申せましょう!】

 むうう・・・、久しぶりにコンテンポラリーで落ち着いた店に入ったので、ちょっとだけ男前になったような錯覚を覚えます。五月みどりが開店祝いの花を贈るだけあるわな(意味全くありません)。こういうキレイな店内というのは、女性をどうどうとつれて来たいというもの・・・。たまには嫁さんつれて、こういうところで日頃のアタクシの学習成果を発表してもよいかなと考えますが、亀裂を生みそうなのでやめときます。されど開店間もない店ってのは、どうしても気持ちがこちらも初々しくなりまして、実に楽しいもんですね!という間に、意外と配膳が早かった7分後、まずはスープから頂くことにするのです・・・。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「やさしい・・・・と言うより、穏やかやな・・・・と思える醤油スープでっせ!」


1)旨味:上品なクリア醤油にしっかり豚コク!魚介のふんわり感も甘く切なく

  このクリアな醤油ブラウンは見事!としか思えへんがな!柔らかさとクリアーさの両立したような色合いがたまらん!最初のひと口は・・・豚コクを感じているはずなのに、それを飛び越えて脳は甘い魚介風味に認識アクセスをしようとする・・・。その瞬間・・・それが魚介だったのかも不明な戸惑いを覚え、ただ自然な甘さだけが余韻を残す。

  二口目・・・・、脂肪分すくないけど、柔かな豚コクを感じる・・・それもまた甘みなり。甘味と甘みは別物。滋味とか旨味とか感じる余韻の最後には、どうしても塩っぽいものを食っても旨いもんは「甘み」として脳は処理しようとする。それが今回のスープに如実に感じるところ。きっと無化調ゆえになし得る崇高は風合いやんと・・・・ほれぼれしまんがな! 一応、醤油も語っておきますと、カエシの奥ゆかさ・・・というより、素朴さ?マットな感覚??とも思える素直な味わい。豚コクと魚介の両方がふんわりとさせながらも・・・・どこかしら、ニューウェーブ系な計算高いところも見え隠れしますな。

2)塩気:引き立て役に徹する穏やかな丸み・わんたんの塩気引き立つ

  甘みという旨味主体な中で・・・・敢えて塩気を語ろう!それは・・・・唯一塩とスパイスを感じるわんたん! このスープにあってこそ際立つし、またにじみ出るエキスがほんのりと近隣だけに与える塩味が、ナイス!と言えましょう! 旨味の海の中に、一筋の塩気のゆらめきがあり、そこを偶然にもレンゲですくいとる感実塩気との出会いは・・・・ドキッとするかも(笑)。



3)香り他:香りと甘みが黄身と溶け合う香り

  このスープの甘みは、味玉の黄身のトロミと化学変化を起こすのです。とにかく・・・合うのです。コッテリ黄身とスープのアッサリさと真逆のようで、甘み&旨味のパラメーターは実は一緒やったというような共振を覚えますよ!混じり合ったら実に旨しです。そして・・・・それは香りにも昇華しまして、鼻腔を駆け抜けるまったり香りは・・・・も・・・・最高です。




【麺:細麺でカッツリしているのが好きな方ならおすすめ!】

  一方の麺ですが、静と動。柔と剛。などといったコントラストがまたシンプルな調和を感じるようなニュアンスをたたえます。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「スープでますます、歯ごたえがハイライトされる感じがしますね〜♪」


1)風貌:定番細麺ストレートで、見るからにキリッとしてるのがエエ!

  一目みて・・・「コレ好き!」と思ってしまったこの麺の風貌。いかにも、細麺のキリリとした風貌が・・・「いよ!姐さん!艶っぽいね!」とかけ声を心の中でかけたくなりますよ。引きしまった細麺は、もはや見ただけで芯のある歯ごたえををかんじさせますやん。博多麺ほど粉感を感じさせないものの、しっかりと、圧をかけた風合いすらその風貌からすでに妄想の域にたっしたりさせます。


2)感覚:プツリプツリとカッツリ細麺らしい歯ごたえがたまらん!

  大体、想像通りの麺でして、さっさと撮影を終えて食し始めるタイミングは、微妙に皮一枚の透明層を感じるか感じないかの微妙さ・・・。そこを前歯で噛むと一本一本がまるで独立して「プツリプツリ」と音を立てて千切れて行く感覚がいたします。麺の断面・・・・切り口を視認いたしますと、明確に芯というものは確認できませんでしたが、そのニュアンスはまるで一本筋が通ったような感覚です。食べ進めて行くうちに、その一本筋は徐々に姿を消し、そして麺全体で受け止めるクッシリ感へと変化していく感じ。少しだけスープを含んだそのナチュラル感も後半の楽しみのひとつでしょうな。


3)スベリ他:地肌は実は薄皮一枚微妙なぬめり・・・後半はスープの中に消える

  麺の前半は薄皮一枚の僅か透明層がそう感じさせたが、後半は洗い落とされたかのごとく、表面のきめ細やかさが強調されたスベリへと変化したかのようですかな・・・。細麺ってのは、時間の経過で微妙に感覚を変えて行くから好き。歯ごたえとか、喉越しなど、それぞれで楽しめますしね。思うに、この細麺は、このままつけ麺でも相当楽しめそうです。




【具:どれもアベレージは越えてます!とくにチャーシューの皮に注目したいのですが】

1)チャーシュー(皮コラーゲン)

  皮膚に当たる部分まで極力削がないで仕上げたチャーシューです。なので脂身のぷるぷる部分が・・・・特に端っこにあたる部分が秀逸です。バラ肉の豊かな旨味も薄味付けを通してコク豊に広がりますし、歯ごたえは言わずもがな。これは相当に楽しめます。

2)味玉(とろみ完璧)

  全体的に白身の醤油ダレの染み込みが、褐色度合いから判断するに、非常に好みな色合いです。なんとなく・・・・とろ〜りした黄身を予感させますが、予測はドンピシャ!特にジェル状の部分が多いタイプでして、スープとのまざり、麺とのからみで申し分なく、甘みを醸し出します。旨し!

3)ワンタン(塩味&コショウ香ばしく)

  淡麗な甘み豊かなスープにあって、一番塩味系では貢献していた具ですな。餡の分量もそこそこですし、皮のちゅるりん!としたところも醍醐味そのまま!噛み締めて餡の塩気とスパイス感が不思議と清涼感と感じられてナイス!そこそこの肉歯ごたえも品質を感じさせます。

4)ナルト・薬味ネギ・水菜

  ま・・・この辺は特にうだうだと述べることなし。一つ述べるなら、個人的に水菜と細麺の相性は好き!ということぐらい。




  総じまして、久しぶりに醤油系の崇高系コンテンポラリーらーめんを食った満足感で一杯です。それにしても、ここ高円寺で営業されるということは、とてもありがたい!駅の南北でマイ定番店が出来たという感じで駅を降り立ち、どちら側に足を向けるか非常にこれから迷いそう(笑)。それもまた楽しいかな・・・。なので詠います!
 
  
  南北で
  イメージ変わる
  高円寺

  
  今日は南で
  イケ麺食らう


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。







 



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