ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン950】 高揚 東中野店 (東京・東中野) ラーメン

【コレ食ったわけ:前を通り過ぎて・・・心に引っかかる店。何かがオレを呼んでいる・・・】

  先日、みそや林檎堂へ向かう最中、実はこの店の前と通り過ぎ、心が揺らめいたのです。それは、実を言えばその日はガッツリと味噌らーめんを食うには、胃腸が食傷気味でして(笑)、なにかアッサリとしたものを無意識で求めていた上に、こちらのお店の看板にある「手打ち」という文字がオヤジ心を異様にくすぐる。そして・・・この店から何やら・・「こっちへおいで、こっちへおいで・・・」とブラックホールの如き吸い込むオーラを垂れ流しており、アタクシは、さしずめ殺虫灯に彷徨う蛾のごときふらふらと入店です。
  
  そういえば・・・昔、関西で学生をしていたころ、京都先斗町あたりで呑んでて怪しげな手相占いおババに呼び止められ、「あんたは今は悩んでるけどなんだかんだで道が開ける」などとお告げをいただいたのを久しぶりに思い出しましたがな。そのあといろいろ調子にのって占ってもらい、大変うれしかったのですが、結局3000円ぼられて、有効な抗弁もできず、すごすごと支払って悔しい思いをした夜を思い出しましたわ(泣)。あのころのおババ!元気か!!今度は、東中野か新宿でばったり出逢んもんかのう・・・・。




【スープ:第六使徒ガギエルが潜んでいそうな・・・水没感。】

  最近、3の倍数でアホになる芸人をめっきり見なくなったが、ぜひギガエルでアホになってボケてほしかったな・・・。今日は、やけに「いなくなった者」たちへの追憶が頭に浮かびます。それにしても、この麺顔。完全水没!これは、惜しげも無く、スープを味わっていただきたいとの、優しい店主の配慮の賜物でありましょう。敬意を心の中で表し・・・・、すごすごとスープから頂くのです。その印象は・・・、


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「引き算の美しさ・・・・、潔さが沁みる・・・・。ナイス!」


1)旨味:余計なものは一切ない・・・昆布旨味と醤油、そして・・・

  それにしても、なみなみと・・・・注がれたものでございまして・・・具・麺それぞれがスープに完全埋没でございます。そしてそのクリアーさが秀逸と言えましょう。表面を目を凝らして観察してみると、鶏豚の豊かなコク油が・・・・実はそれほどではない?のであります。味わってみて・・・・実に淡麗、ワシ好みでありまして、オッサン泣かせなスープ感と言えましょう。

  どのように淡麗か・・・昆布と何かの質実さをじんわりと感じますな・・・・。節系や魚介もあるやもしれませんが、そういった何時もの華やかさとは違うアミノを感じるのですが、既に訪問されておられる諸先輩形はいかが感じられましたでしょうか? それと後は、醤油感覚。と思って静々と味わい続けているうちに、一周回ってスッキリした豚コクを感じます。こんなに華やかさのないのは珍しいものの・・・・、捨て難い何かを十二分に持っているしたたかさをかんじます。

2)塩気・甘味:ジンワリ塩味なのか?ネギ?ショウガの隠し味?

  そのしたたかさ・・・・・を食しながら考え続けました。微かに感じるジリジリとした味わい・・・・。ネギエキスによるものか・・・・・、はたまた、生姜の微かなエッセンスか・・・・・不明。ただ、そこにはちょうど良い塩梅の塩味があったというだけの儚さでして、それがまた切なく旨しと感じる。まさに寸止め海峡のような切なさ・・・。


3)香り他:油を控えたすっきり感ある渋さがグッド

  動物系のコクがそうパワフルでなくとも、上手に旨味を感じることができるということが分かりました。香りにしても、色っぽくなくとも、スッキリした淡い香りに背筋が伸びる思い。渋いスタイルがクールとも思える香りがナイス!




【麺:心暖かな手打ち感!そして、手切り感!愛情感じまんがな!】

  麺を底からサルベージして・・・・それは、まるで・・・・本栖湖に湖底に潜む・・・・太古の森林が浮かび上がったかのような、静かなる芸術性を噛んじます。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「久しぶりに関東でハンドメイド感あふれる麺を食うたがな・・・・」


1)風貌:全体で素朴さをアピールでんな〜!

  ダウンサイジングした讃岐うどんのような素朴さを感じます!見るからに自家製手打ち麺でして、なるほど・・・この一杯は麺が主役であるために、スープは極力出しゃばらない仕上げ方になっているのだと、このとき気づきます。でも讃岐うどんと違うのは、素朴で乱雑なうねうね感・・・・そしてナチュラルさ。白河らーめんを彷彿とさせながらも、荻窪系手打ち麺の存在感を感じます。


2)感覚:耳たぶ麺 (^-^)/!柔らかさと若干のグミ反発

  また泣かせるのが・・・・感覚。歯ごたえというより、唇とか舌の加え得る微妙な圧力にも敏感に反応するかのごときです。太陽光パネルがその日の日差しや日光の量でセンシティブに発電量に影響を与えるように・・・・・、微妙な感覚に素直に反応します。それを例えるなら「耳たぶ」かと・・・。ちょっぴりな触り心地でも微妙に変化する感触がナイスと思えるようなグミ反発がええのです。素朴な麺の中に、ナチュラルの奥深さを思い知りますな・・。


3)スベリ他:ニュルリとした自然な感覚を楽しもう!

  スベリについては、ヌメリも、コーティングもないのに、麺が自然体ですり抜けるかのごとき・・・「ニュルリ」とした感触で滑ります。ゆっくりとスベル抵抗感が・・・愉悦的ですな。自然のままなスベリ感触を楽しみたい次第!





【具:これが食傷気味なオッサンにはええのやけど、ガッツリ命系には耐えられんやろな・・・・・】

  このあたりが、少し心配な気がしますがね。老婆心ながら。

1) チャーシュー(シンプル)

  もはやチャーシューに、尖った個性を発揮して欲しく無いと思いますが、その通りの仕上がり具合で安堵します。ガッツリ系な至上主義な方には馴染まないと思われますが、こういう存在感がオッサンにはちょうどええのです。薄味仕立てですが、余計な甘みがなく、「抜けた感」がナイスミドルなオッサンの男気のようです。

2)メンマ(古風)

  スープにの中間層にぷかーーんと浮かんだお姿が笑う。こんな風情は始めてでして、割と古風な仕上がりの深い味わいなれど、存在感がどこか抜けているかのようです。多くを語りませんが・・・なかなか笑わせてくれるオヤジぶりを発揮しています。







 総じまして、40歳を越え、弾けたいというより、逃げ出したいと思うよなタイミングには、こちらなんかいかがでしょうか? 人ごみや、雑踏とか、BGMとか、時には何もかもイラン!と思える日は、こちらが静かに過ごせます。休日の昼下がり。自分だけの時間を渋いラーメンだけで過ごしたい方にはもってこいの店。腕時計や携帯、スマホなど忘れて、さあ疲れたらここでラーメンをすすろう!という気分。なので詠います!




  音もなく
  他客もおらず
  新聞を


  めくる音のみ
  静かに響く


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




 



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