【コレ食ったわけ：メンマに対する欲望を抑えられなかったからですやん！】
全くなアホなアタクシです。荻窪・丸長のメンマで・・・あ、絶対どこかでメンマラーメンを食ってやろう！と心に浮かんだ通りに行動するのです。八王子系ラーメンに、メンマラーメンというありそうであまりないメニューが、必ずあるはずとふんで、必死こいてチャリを飛ばして、丸幸さんのところへ・・・・。あまり馬鹿な発想をそのまま行動に移すのは、そろそろ控えた方が良さそうですな・・・。その報いをキッチリとうけまして、なんと・・・いつもラーメンレビューのときに丼の端っこにいる「赤いおじさんマスコット」を帰り道で無くしてしまいました（号泣！）。思えば関西転勤時代から、共に行動をしてきた大切な相棒・・・。すまぬ！おじさん！！
※スープ＆麺とも、過去のレビューと大きくダブるので、差異と気になるところを中心にレビューします。
＜参考＞http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20120510/p1
【スープ：メンマからにじみ出る味わいが・・・風味が・・・・渾然一体でっせ！】
ホンマに・・・・メンマというものを「材木メンマ」以外に存在感を認めてこなかった自分を恥じます。そろそろ１０００杯が見えて来るようになって、今更「アタクシ、メンマが美味しいと気づきました！」状態ですもん。しかも、それがスープの独特なニュアンスに貢献しとったやなんて・・・・今頃強烈に認識できていて・・・・はずかしい！
「旨いがな！(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「メンマのもどし？という作業がどうのこうのではなくて・・・・いろんな歯ごたえとスープ貢献がええやん！」
１）塩気：醤油の色合い通りのコク味！そして・・・・メンマの仕業！
如実にこの色合いにむせび泣く思いです（笑）。いろいろなブラウンが折り重なるグラデーションに、八王子系の実直さと粗野な感覚の折り重なりと共通項を思わず結びつけます。そこに・・・・水墨画の龍の目に、瞳を墨入れするかのごとき、玉ねぎ微塵を中央からやや情報にずらして配置するなど、古来の芸術性を感じさせますがな！メンマ・・・まさに龍の髭のごとき・・・・・食べ手をジョリジョリ言わしたろかい！的な挑戦的な麺顔が素敵です。
メンマから来る塩気と旨味もまた、スープ味わいの構成物です。スパッとした塩気の奥に、どこかしら醤油感とは違う風味を感じますし、それゆえにメンマラーメンと確認できるというほのかな違いが、スペシャリティを感じます。さらに・・・・・、渋い色合いと味わいのメンマと、明るくフレッシュな玉ねぎ微塵が、色合いと味わいと見映えで・・・・多角的なコントラスト感を与えています。あああーーー旨し！
【麺：あ？ちょい柔麺もいけてるやん！】
息子さんか、お弟子さんか・・・・、オヤジさん不在もあってか、前回と比べて、ほんのチョッピリ柔らかいところが、逆に優しさですやん！
「あーーー！やっぱりこういうのも好き！(*′ω`)b゛大OK!!」
「柔らかくなったというより・・・・スープを吸い込んだ感ですやん！」
１）感覚：ちょいと柔目な蕎麦風味中華！なめらか蕎麦系ってのも不可思議で旨し
過去のレビと殆ど変わる事のないのであらかた省略したかったのですが、一言だけ〜。今回は、どこかしら、柔麺仕立てな風合いがあって、いつもならブレと一刀両断したいところでありますが、「これはこれでなかなかええやん！」と素直に思ってしまった・・・・。人間というのは、いかに曖昧で基準がない生き物なのかと自分で笑うしかないですが。
【具：メンマの森に迷い込みましたわ・・・・】
１）メンマ（濃いめの味付け＆ゆるやか発酵？）
食っても食ってもメンマが減らないという遊び心を満足させてくれます。見映え以上にスープの下にあって見えない部分がありますからね〜。醤油の渋い色合いが辛そうに見えますが、全然！美味しくいただけますし、むしろ東京出て来たんやったら、このメンマを食わんかい！と関西人なアタクシが関西人に勧めたいほどの個性です。メンマと一口に言うけれど、いろいろな部位があって、複雑に歯ごたえを織りなすものなのね・・・・。ふにゃふにゃであったり、コリコリであったりと・・・・・いろんな部位が少しずつ違うので、これはこれでまた飽きない。
２）チャーシュー（醤油ダレ輪郭＆バラロール！）
これは、広く老若男女に受け入れられるチャーシューの定番といった・・・・豚バラロールチャーシューってやつですよ！ただ、周囲が少し醤油系で濃い味付けだけど、それはそれで、スープにも合うし、何かに影響して損なうといった野暮は一切ありませんしね〜。旨し！
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総じまして、メンマ道の入り口に漸くさしかかったという感じです。これからもいろいろなメンマと巡り会いたい！ 京都の城陽の山奥で出会った材木メンマが強烈でして・・・・おそらく生涯忘れ得ぬメンマであろうと思ってますが、そんな対応だけやないのがようやく分かってうれし！ 大衆系中華を食い続けた甲斐がありましたわ。これからも、メンマという切り口は、もう少し力を入れんとあかんな・・・と思う休日でした。（あ！・・・・メンマと言えば・・・・今は関西にいるラーメントモダチと喧嘩しそうなことがあったっけ！ オレが「あっぱれ！」と思っているメンマを、「どこでもありますやん」と感動を一撃に粉砕された思い出が・・・・。確かこのあと、大阪・天六の◯青へ行ったんだっけ。まだ、二人体制だった群◯。コンビ営業分裂直前のタイミングで、オレらも半分キレとったわ（笑）。なので詠います！
水無月に
メンマの味わい
滋味深く
しっとり食いたい
明日は激務だ
お粗末！ということで合掌！今日も本当にごちそうさまでした！
