ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン912】 TOKYO味噌らーめん 江戸甘 東京ラーメンストリート (東京・八重洲) 喜多方らーめん・塩味

【コレ食ったわけ:この日唯一の食事と言えるものだった・・・、出来る範囲でいいもん食う!】

  今週は・・・・生産性の無い仕事してるわ。自分でコントロールがつかない影響が避けられないってことないですか?。そういうのって大抵しがらみで断れないものなんですよね・・・・・わかります? こういうの、断る勇気ってないのよね〜。 アタクシはそれはそれで仕方ないじゃん!って思ってずーっと生きて来たけような気がします。そして、つまらない仕事しても、ラーメン食べる瞬間にだけ生き甲斐を見つけるのも人生ってもの現実じゃん!っていうのもあって生きて来たかな。だけど、生きて来た人生よりも、生きられる人生の方が少なくなってくると、わめきたくなりますがな(あ・・・そんなに深く考えてませんからご心配なく!)。というわけで、疲労だけが残って充実感ない一日を振り返ると、充実感ある食事をしてないことに気づき・・・・・ラーメン食いたいと思う夜の東京駅なのです。

  もう・・・・たとえ一駅でも遠征とか、途中下車とかできないよ・・・いくらラーメンでも・・・・。オレは、東京駅ラーメンストリートに救いを求めるように行き着きます。ただ、この日だけは、ラーメンより、ラーメン屋で飲むビールが主役だったかもしれんな・・・・。ビールと合うかもと思った生姜そばを求めて、夜の江戸甘へ行くが売り切れで泣きそうです。気を取り直して・・・・このメニュー。味噌の店で、塩らーめん。偏屈者です。この日は、何をやっても最後の最後まで・・・・すくわれない・・・。

<今回も手抜きレビュー〜♪>
 本店の昼間の顔(七彩)で同じものを食ったので、詳細はそちらを参考。今回気になったところだけをピックアップします。
 過去レビュー
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20120515/p1  
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20111201/p2
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20111110/p2
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20111109/p2
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20111106/p5
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20111106/p4
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20111103/p1
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20110912/p1
 http://d.hatena.ne.jp/TOMASSOON/20110704/p1
 




【スープ:淡麗と言えば淡麗・・・・。コク重視と言えばコク重視・・・・。思えば普通が面白い!】

 しかしながら、ビールの力ってのはいいね!日本酒だとグダグダと負のスパイラルに陥りそうだけど、飲み干す感覚と喉越しが「生きてるー」って感じするやん!空腹で麻痺している胃袋には、非常に痛快に染み渡るのです。なんだか、酒の中でも明るい酒な感じがする。

 いつもはイライラする長めな麺の待ち時間が、逆にもっと長めでもええやんとも思えるタイミングで配膳が完了いたしますが、何だか、コップ半分余ったビールが愛おしく思えてくる。それを残しておいて、ビールからスープに切り替えて飲むそのお味は・・・・、


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「ちょいと濁った質実な感じかと思えば・・・・・少しキラキラ輝く崇高系な感じももちあわせてるやん!」


1)旨味:淡麗スッキリと塩そば風こってりの中間的な立ち位置

  本店で食って以来の塩らーめん。両者の比較をしたくとも記憶が飛んでますが、この淡麗に見えて実はやさしいエッジングを連想させる濁り感は、共通です・・・・。レンゲで透かしてみれば・・・・クリスタル感ある淡麗スッキリなシャープ系??と思えど、全体感としては・・・・どこか東日本の塩そばのようなゆったりコク! 面白い二面性でしてやはりこれ選択して今日はよかったと思える充実感です。旨味としては、じんわりとする豚、スッキリとした鶏ガラ系を上手に節系が実は濃厚にまとめあげ、動物感も感じながらも質実な和風感を漂わせます。


2)塩気その他:塩スープの方が醤油よりマイルドに感じた夜

  一言でいえばマイルド。場所柄ワンコイン高め感ある価格帯なれど、本店へいく労力を考えれば十分にペイしますがな。それが東京駅ラーメンストリート。東京のど真ん中のターミナルで食うには場違いな質実感あるマイルドさ!お祭り気分ではしゃぎ過ぎた面も持ち合わせますが、今の境遇ではとても信頼の置ける場所なのです。

  さてそのマイルドさですが、塩気よりもはや旨味でして、上述とダブるのです。アタクシ・・・・個人的に塩らーめんの方が他のラーメンよりも塩分が実は控えめなんとちゃうか?と思う場合が多いのです。今回なんてそのクチ。味付けを排除した旨味という感じで、塩が旨味そのものと感じるシチュエーション。最近、この区分による分析の仕方を変えないといかないかな・・・と感じています。




【麺:極太強縮れなのに、マイルドに目に映る・・・・というか既に目に焼き付いた!】

  恐らく、東京に来て一番この麺を食っているのかもしれませんな。主に一時期は、朝らーで毎週通い続けたものですから・・・・。もう書く事がないくらいというのが本音です(笑)。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「今回は・・・・久しぶりなためか、ニュルニュル〜っとしたぬめり感が新鮮に感じた!」


1)風貌等:エキストリームハンドメイド+ホームメイドぬめり!

  この麺にかんするレビューは過去さまざまですので、基本的には過去レビに譲ります。ただし、今回は塩スープというサッパリ題材にあって、非常に「ぬめり」と「ごつごつした当たり」が印象的です。かるい「ぬめり」だけでモチモチ感の片鱗を感じ取れ、そして「ごつごつした当たり」が麺の潰し込み感を想像させる・・・・。そうなると、次の噛む感覚が無意識に高まるのだよな!


2)感覚:沈み込む肉厚な噛み心地はテンピュール

  潰し込み感あるのだが、ちょいと多加水なフィーリングも持ち合わせる味。そして不規則な縮れとオーバル平打ち。中央部分の肉厚が得に意識されます。前歯の切り口はスパスパと比較的切れますが、奥歯のすり潰し感は、時間差を感じるクッシリ感で、テンピュールのようにグラデーションを感じる噛み心地です。そして、やさしく麺の風味を感じる喜びです。



【具:チャーシューメンではなく、肉そばと呼ぶにふさわしい和の存在感ある肉ですね】

1)チャーシュー(二種類の歯ごたえ)

  これも、こちらの店では見飽きた感じもあるいつものお姿。それでも・・・・左側のチャーシューは、いつもながらほぐれる儚さがええですな・・・。脂が舌の熱で溶け、まるで粉末乳がコーヒーに溶け込んで行く様と比較してしまいますがな・・・。



2)メンマ(麺より細い)
 
  良く考えてみれば、麺より細いメンマなのです。こういうシチュエーションは珍しいとはおもいませんか?こいつも見慣れたヤツでして、スパイス絡みなところも・・・・あ!七彩/江戸甘やな!とすぐに分かるというもんです。コリコリしているくせに、妙にさっくりと千切れるので、なかなか気に入っているのやけど・・・。





 総じまして、いろいろあったけど、最後にアタクシを幸せな気分にしてくれた一杯に感謝。当初、生姜そばが無くなった時点で、少しイラっと店員さんに「えー」ってメンチ切ってしまったのな大人げなかったな・・・・。そんなのりだったので、レビューに上げるつもりも無かったのですが・・・・。しかし、腹が満たされるに従い、尻上がりに旨さと優しさを噛み締め、ジョジョに幸せな気分にさせていってくれたこの一杯の実力はすごいと思ったのも事実。人間、諦めたらあかん!とか諦めが肝心とか、それぞれ自分を言いくるめる言葉もあるのだが、今回については、個人的には「諦めやのうて、切り替えや!」と感じる。仕事が上手くいかん、食いたいもんが食えん、そんな場合の無用な根性論より気分を切り替えて、見地も変えてみることだな・・・と、帰りの中央線車中で回想いたしました・・・・。なので詠います!



   生姜そば
  売り切れだから
  しょうがない


  味噌専門で
  塩食う偏屈


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
 


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