ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン906】 玉名ラーメン くれは (東京・西東京市) 新玉名ラーメン

【コレ食ったわけ:新居に移って単に新規開拓したくなった♪】

  新居に引っ越して・・・・チャリでの行動範囲もまた変わるのです。意外に、三鷹界隈以外にも、武蔵境、保谷あたりまで攻められることがわかりました。なので、武蔵境へ行って八王子ラーメンを食おうと思ったら・・・・GW休業でフラれる(いきなりかい!)。その反動で、チャリを北へと反転させ、たどり着いたのがこのお店「くれは」さんです。何といっても陸の孤島というサディスティックな立地。さらに・・・・店先すぐに道路なので、チャリも置きづらいという、マゾヒスティックな客への仕打ち(笑)。それでも・・・・そこそこな高評価なお店なので、期待が高まります。まずは、定番の「新玉名ラーメン」とさせていただきました。それにしても、なんでこんな名前なんやろ・・・・。誰か教えてください・・・。




【スープ:上品な九州豚骨という個人的なイメージ・・・・洗練さを感じる・・・・】

 たまたまなのか・・・・先客ゼロだったので、返って落ち着かないシチュエーション。一応、配膳の際にも、極めて礼儀正しく「写真撮ってもいいですか?」と伺いを立てます。そしたら、礼儀正しく「どうぞ」と答えてくれました。何と気持ちのいい若者だろう・・・・と、カリオストロ家の庭師の気分にもなる・・・。清々しく、アタクシはこの一杯と対面したのでありました。あーーー、終の住処と心を決めて食う一杯は、ここだったのね(しみじみ〜)。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「比較的モミジ排除な一杯を食った次の一杯だけに・・・・、モミジ系ニュアンスを強く感じる・・・・」


1)旨味:濃厚かつ滑らかな・・・品のある豚骨!まるでモミジのニュアンス濃く・・・

  最初のひとすすりで、何かググッとくるものを感じたアタクシ。久しぶりの豚骨!と感動もありますが・・・・・、それにしても、とても上品な豚骨に思えてなりません。九州ラーメンフレーバーとそのエキス感なのですが、東京ならではの豚骨アレンジと受け取っております。

  まず豚骨が上品と感じたのは、そのエキス感。独特の匂いは当然あるものの、最初のハードル感があまりにも低く、スムースに受け入れられるので、これはナイス!非常に丁寧さが感じられるスープ感覚と言えましょう。 そして、次にはそのトロミです。 きめ細かいがな・・・・。無鉄砲のようなドロドロではないのに、結構濃厚でいて、かつきめ細かいのですわ・・・・・。豚のコラーゲンも上手にやればこんな風か?と思ったり・・・・、モミジの投入効果も感じたりしますが、今回は、アタクシなりには、後者のようなニュアンスを感じています。

2)塩気:自然な塩気のボディー!それに・・・・醤油ダレとニンニクフレーバーがちょい効き目あり

  豚骨のジョッパ味というのも期待したいところですが(家系的なね・・・)、それほど感じない・・・というか自然な塩気です。なのでカライというイメージは薄く、それよりは、ニンニクのフレーバー感と醤油ダレのような芳ばしさがエッジングしているような塩気感覚でしたが・・・・。


3)香り他:豚骨独特のニュアンスあるのに・・・・上品と思える豚骨臭!

  やはり、香りまでもが上品と感じる「豚骨」ですよね〜。香りの立ち方もなかなかですし、これは、Wスープ製法なんか?と思えるほどの、訴えかけを感じます。お酢や、ペッパーを効かせてもよいと思ったけど・・・・この香りを大切にしたいから、最後までデフォでとおさせていただきました。




【麺:驚きのサービス!】

 一方の麺ですが、元々・・・低加水好きだったアタクシのアイデンティティを再認識させてくれる出来映えですぜ!


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「本音は、かなり個人的に好みなので、広めたいけど・・・、心配なので教えたく無い・・・(笑)」


1)風貌:博多麺「風」と呼びたい・・・その太さサイズ感と流れる曲線美

  この白さ・・・・・やや細いところ、そして豚骨スープから、博多麺をイメージいたしますが、それほど極細でもないため、どこか言い切れないところがあります。自家製麺とのことですが、これは中々好きになれそう! あえて博多麺風と呼ばせて頂きます。太さで迷いましたが、粉感が漂うのでそうさせていただくということで・・・。


2)感覚:低加水からやや中加水に傾いたクッシリニュアンス? 小麦フレーバーを感じるのがいい!

  とくに茹で加減をリクエストされることもなく提供を受けたこの麺ですが、程よい「固め」な茹で具合で非常にナイス! 確認するのを忘れましたが、微妙な芯があったかもね・・・・。まさにクッシリとしたニュアンスが素敵です。そして・・・・粉の感覚をふわっと感じて、なかなか上質さをアピールしてますやん! 低加水がベースだと思うのですが、そこからやや中加水に傾いた感覚か・・・。その微妙さが実にウケると思われ、本来なら替え玉確実なのだが、晩ご飯にも近い時間帯であったため断念(泣)。


3)その他:替え玉が・・・「無料」で「無制限」ってほんま?!

  驚異のシステムですな!勘違いではありませんよね! 替え玉が無料!そして「無制限!」 儲ける気があるのでしょうか・・・・。または、固定費を回収しきって変動費の範囲内でやっていけるということなのでしょうか?(客によって替え玉量のばらつきあるから、計算が大変そう・・) 陸の孤島のような立地だからまだいけてるのかもしれませんが、駅前にあったら、大食いさんたちが押し寄せるかも(笑)。 





【具:この手のチャーシューは・・・・好き!分厚さだけではないのだ!】

1)チャーシュー(ペラペラで芳ばしい!)

  芳ばしいバラロール肉の・・・・超薄なスライス肉3枚! 京都人ならよくあると感じるその薄さ! 個人的には大歓迎! さっそく麺を巻いて一緒に食させていただきましたわ。脂が舌の熱でとける感覚もあって、ナイス!


2)海苔・薬味ネギ

  ネギは語ることないけど・・・、海苔が薄そうでいて、そこそこ厚みもあり、また香りが良かった!海苔増しあったっけ? 次回はあればトライしたい!






 総じまして、大型連休で浮かれ気分なこの日本に、実に淡々と平日の如き営業されているのがとても印象的。そして、それを現したかのような質実な一杯。そして更に・・・・・替え玉無料無制限というサービス。礼儀とサービスが両立しているのでナイス!なのですが、経営的に心配してしまう(笑)。ここは、ストイックにモニタリングしたいお店です。なので詠います!



  行楽日
  浮かれず真面目
  営業中


  陸の孤島
  品ある豚骨


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!


 



followme