ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン904】 くるまやラーメン 保谷新町店 (東京・西東京市) ねぎ味噌ラーメン

【コレ食ったわけ:引っ越しの荷物を搬出し、受け取りまでのスキマ時間に一杯!】

  本当の訪問理由は、テレビの影響。アメトーークの「ネギ芸人」の巻で無性にネギラーメンを食したかった次第!しかも、ネギが単にどっさりではなく「辣油まみれの白髪ネギトッピングがほしかったのですわ! 会社の社員食堂で大昔に一度食って以来、一時期ドハマリしており、そればっかり食ってて食堂のおばちゃんに顔まで覚えられたアタクシ・・・・当時を思い出してしまいました・・・・。ちなみに、関西転勤時代では社員食堂でワカメそばにハマり、約5年間ほぼ毎日食い続けて、黙っててもそれが出て来たという状況となり、ひとりVIP対応をさせてしまったな・・・。そんな哀愁を思い出しながら、転勤や引っ越しという機会で振り返るのもまた楽しいです。

 さて、くるまやラーメンでなぜこのメニューがあるのを知っていたかというと、このチェーンにとある調味料を納入している友人の話から。いちど、ここを訪問してレビューをして驚かせてやろうと思って約一年が経ってしまいました。そのとき、事前調査でこのメニューがあるのをわかってたのだよな〜。




【スープ:味噌はやっぱり日本食と感じてしまう・・・・。ベースの味噌スープはナチュラルライト系でしたわ!】

 さて引っ越しの荷物を搬出して、移動がてらによったものの、午前11時という中途半端な時間帯。アタクシだけだろうな・・・と思っていたら、すでに先客が3名。餃子とチャーシュー盛りでビールをあおっているではないか! どうも・・・・・西東京地域は、午前から中華でビールをあおるオッサンどもが多いぞ! こんな光景・・・・・この数週間で何回目やろ・・・・。実に幸福な光景ですな。オレも行く末見切ったらそうなりたい・・・・(あ!すでになってるかもな)。と思いつつ、オーダーを通して待つ事8分!配膳完了です。まずは、辣油が広がる前のベーススープを頂きます・・・・。その印象は・・・・、


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「馴染みある和風味噌に・・・ぴりりと来る和風な辛味のエッジングがナイス!中華鍋仕上げないいね!」


1)旨味:チェーン展開なれど・・・手作り感あるライト系味噌コクがじんわり

  関西では「味噌ラーメン」のチェーン展開など思いも寄らないですが、関東では馴染みなんですね・・・・。いかにもロードサイドなチェーン店な感じがいたしまして、正直申してあまり期待もしとりませんでしたが・・・どうしてどうして!アタクシのオーダーを効いて、店長さんが、中華鍋を準備し、振り出しましたがな!なんと!本格的!! よくある味噌ダレで掻き回すだけの仕上げとは違う、炒め作業を惜しまないという心意気がええやん!魂がこもるっちゅーもんですよ・・。

  ということでガッツリ期待の味噌を少しばかり予測しますが・・・・実はベースは中々マイルド系な味噌だった・・・・。中華のニュアンスは一切せず、ジャパニーズ・トラディショナルな食べやすい味噌と感じます。ゆえに、動物系のゆったりとした味わいもそこそこ感じられて、「味噌ライトなれど、ベースの動物系もじんわりという感覚です。あとは・・・・トッピングのネギの辛味と辣油の辛味が、ビリビリと音をたてて迫って来るようなニュアンス。ネギフェチを通り越して、ネギ変態なアタクシは、このあたりからボルテージが上がり出します(笑)。


2)塩気:味噌辛さというより、軽めの唐辛子エッジング!さらにネギ辣油がアクセル!

  塩気というより、唐辛子のエッジングがベーススープに既に程よく効いております。その上に、ネギと辣油の辛さですから、シャープな辛さを体験できて、顔の毛根が開きまくりのような汗を感じます(笑)。


3)香り他:作り置き感ないネギ辣油が鼻孔の奥を熱く刺激しますぜ!

  スープの作り置きもしないのですが、ネギ辣油もなかなか、作り置き感がなく、鮮度があるので辛さが染みますわな・・・・。このあたりは、辣油の香りでなんとなく想像できたりする・・・・。なかなかやるやん!と思っていたら、隣の客は常連らしく、店員さんとどこか親しげ。開店間もなく徒歩で来たような感じなので、おそらく毎週末の朝はここで何かを食しておられるのでしょう。何気に地元の支持も受けているのね・・・。



【麺:チェーン展開の中でも・・・いろいろ良いところはあるのですな。味噌に合う麺って素直に思う】

 一方の麺ですが、期待していなかった分、ちょっと見直したのが本音。地元のオヤジどもが朝からプチ集まりビールをあおる気持ちがわかる(笑)。


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「量産品と思えど・・・・しっかりとチューニングを施そうという気合いがかんじとれまんがな!」




1)風貌:やや平打ち系で手もみ風〜♪味噌スープにからみそうですね〜!

  単にチェーン展開店舗の、センターキッチン形式&大量一括購入ストック吐き出し供給・・・・をイメージしていてはいけませんな。これは反省すべき・・・。なかなか白めがかった地肌が好印象でしたし、またやや平打ちで、ところどころ手もみ風にも思えるウェーブが中々旨そうにも思えましたし。これは、見た目で「味噌に合うな・・・」と予感できますし納得な風貌です。


2)感覚:前歯でスパスパ千切れ系、奥歯ではテンピュール感覚で一定圧で押し潰れる・・・

  見た目から、スパスパと千切れるより、弾力を重視した?と思っていたのですが、その逆みたい。どちらかというと、前歯感覚がスパスパと小気味好く千切れて・・・・さらに奥歯ではクッシリという二段構えな歯ごたえでなく、一定間隔で長いタップで押し潰れるような感覚・・・・。なんとなく、テンピュールなイメージをその奥歯のすり潰しという刹那の間に思えるのですが・・・・。朝っぱらから・・・・アタクシのラーメンセンサーが上手く機能しているかどうかは、別問題ということで!


3)スベリ他:味噌をまとっても、もたつかなくするすると滑らか!

  麺の風貌と、味噌スープとのコンビネーションから、ヌメリを想像いたしますものの、それほどでなくサラーっと舌の上を通り過ぎてゆきます。甘口でない味噌という味わいも、さらりと感じさせるのかな? 味でぬめり方も感じ方が違うような気が致します・・・。




【具:念願のネギ辣油に対面する!】

1)ネギ辣油あえ

  辣油と白髪ネギをただ合えたものなのですが、これは好き! 雨トーーク・ネギ芸人でも、どこかの店で紹介があったかと思うけど、あれに近い感覚がありますな。また先端にちょびっとだけ、コショウのようなものが振りかけられているのがポイントでして、少しだけ、ジリジリとした辛味を与えてくれてナイス!ただ、惜しむらくは、無理を言えば・・・・・細切りチャーシューを少しだけ入れていただければ尚良しでしたが・・・。

2)もやし

  ただ単に辣油とネギの辛さだけで食うのではなく、味噌といえば・・もやし! 軽く炒めた感じが絶妙でして、一部がわずかーーーーに焦げているような感じにテクニックすら感じますが(笑)。これからじんわりとにじみ出るエキスが、全体を丸くしているようにも思えますし・・・・、中々ナイスと言えましょう!





 総じまして、しんどいとか、つらいとか、エラいとか・・・精神の圧迫モードの時に食うってのは、実に印象に残るものでして、今回の引っ越し移動中に食った一杯というのも、ラーメンラバー人生の中でも印象に残る一杯になると思うのです。アタクシは、何でも大げさに言うのがいかん性格なのですが、これもアタクシなりの、ポジティブに向かう一つの過程なのです。いよいよ、最終的に根付く場所を決めた、実行に移したわけですから、それなりの覚悟の一杯! それが、この店だったとは誠に意外ではあったけど(笑)。なので詠います。



  雨降りの
  荷物運びに
  抜け出して


  味噌を味わい
  今後を講じる (麹る)


 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした! 
  


 

  

  
  



 



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