ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン860】 栄楽 (東京・武蔵野市) かに玉そば

【オフ会で痛飲した翌朝は・・・・こういう一杯で一日が始まる】

  いや〜・・・・痛飲痛飲!記憶がぶっ飛ぶほどの飲酒量とカラオケの影響で、声がガラガラです。昨夜は、気の合うラーメン仲間と飲み会&送別会ということで飲みまくってしまいました。日頃、仕事では欲求がたまっておりましたからな〜、そんなこともあって大噴火してしまいました。よく無事に家に帰れたと自分を褒めます。

  そんな翌朝、布団の中で死んでいるアタクシを尻目に、妻子はちょっとした冠婚葬祭で朝からお出かけで・・・・・放ったらかし状態。しめしめと何時もなら、どこぞのラーメンを食うかと思案するところですがさすがに無理でした。あかん・・・・近所で食うか。とあいなりまして、こちらに訪問です。実は、来月にも少し離れた近所にプチ引っ越しをいたしますので、今のうちにご近所ラーメンを一杯食っとくのもいいかなという考えでした。二日酔いの頭で、ビニール傘をさし、トレーナー姿で徒歩で・・・・・10分前後でこちらに到着。帰りに向かい側のスーパーで、切れた歯磨き粉を購入して帰るというミッションもかねております。




【優しく染み渡る中華スープに癒されます】

  今回は、しんどかったので、軽めのレビにします。頭痛の中、記憶が曖昧なので・・・・。と言いながら入店してメニューを広げ、一番尖った品はないかとさがしたらこのメニュー・・・・かに玉そば!あかん・・・・こういう発想は、やっぱり前日の酒が残っている影響かも・・・・。 と恥ずかしげに店内を見渡すと同じような中年男が3名、みな麺類をすすっているから、ちょっと異様な週末正午の光景だったかも。頭痛を押し隠そうと眉間にしわを寄せていると配膳されたのがこの一品!


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「二日酔いのアタクシには、このスープの濃度以外は受け付けられないと申せましょう!まさに偶然にも絶妙な出会い!」



1)二日酔いの胃袋にもじんわり染み渡る・・・やさしい清湯醤油系

  それにしてもこの優しい麺顔の色合いは、ほっこりとさせてくれますな。重いものが食えんけど、しっかり食いたいという矛盾する中年の欲望を押さえ込むツボを見事におさえたと申せましょう。うっすらとキラキラ光る油が比較的少なく、出汁で食わせるというより、具の塩味の影響を計算したかのような淡目に清湯です。それでいて、かに玉を突き破り食して行くうちに、玉子のねっとり感と塩味と、蟹の風味がプラスされていくという・・・・後半の持ち上げもいいね!


2)非魚介で中華アミノが懐古な旨味なのだ

  まさしく「中華出汁」なのです。毎日慣れ親しんだ魚介を一切排除して、動物系の旨味と中華の調味料だけで仕上げたサッパリなスープ!またこのちょっぴふぃアミノな感覚が落ち着くのですな〜。日頃ニボニボなど求めかけずり回るのも良いですが、ちょいと寄り道して小さな発見をしたような、清々しさも感じます。

 
 ※味のまとめ:鶏ガラを主体とした中華系清湯出汁がとてもアッサリ!肩肘張らない日常食といったライト感を評価したい




【やはり・・・慣れ親しんだ麺なのだろうと再認識するね・・・】

 一方の麺もまた・・・・久しぶりの親近感。昔、家族で食べに行った中華屋を思い出すその麺の柔らかい腰つきなのか?


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「とにかく麺はつるっと食べて楽しいと思っていた時期があった・・・・・」

1)街の中華麺という安心感

  ざっくり言うと、街の中華食堂でよく拝見する中華麺。なので粉っぽさがない柔らかい系の細麺で、かん水の色合いがよく出ています。されど、愛すべき柔らか麺と申しましょうか、定食のセット等で出される重くないフィット感がたまりません。胃もたれ気味なお腹にするすると入って参ります。


2)家族で慣れ親しみたいと思う多加水系

  こういうのを、受け入れる間口が広い麺と申しましょうか、最近めっきりラーメンにつき合ってくれることも少なくなった息子も、すすんで前向きに食べ出すと思います。やはりどうせなら、家族で食したいとしみじみと思いますよね〜。多加水ならではの、表面のスベリは高速系に滑らかで、一般的に言う「つるつる麺」です。そして、潰し込みが軽めというか軽い食感で、もちもちというよりは、スパスパと前歯で千切れる感覚です。奥歯のすり潰しにおいても、クチリ!と短いタップで消えて行きます。

 
 ※麺のまとめ:多加水系の街の中華麺品質。そして・・・家族に広く受け入れられるポピュラーな麺!ゆえに安定感と申しましょう!






【かに玉って・・・・昔はちょっとええもんやったよね?】

1)かに玉(かにかまじゃじゃいよ〜)

  何の蟹かはしりませんが、しっかり蟹身が入っておりまして、玉子にその風味が色濃く広がっております。外固のかに玉は、あんかけではなく、玉子自体に濃いめに味付けしてあるというタイプです。はしで割りますと、柔らかい玉子の部分がニュル〜と出てまいりまして、それが僅かにスープで泳ぐ様を、レンゲですくい頂くと旨し! かに玉において・・・・蟹身の発掘作業というのもまた楽しいもんでして、蟹身と遭遇するとクジの「当たり」に遭遇したような快感も覚えますし!キクラゲもコリコリとした歯ごたえを与えて、シンプルでいていろいろな食感が楽しめるもんですな・・・・・。玉子料理ににラーメン。これなかなか、相いれるもんですな〜。


2)グリンピース

  これは、ご愛嬌という奴でしょうか? 一番最初にダレがこの組み合わせを思いついて定番化したのでしょうかね〜。正直・・・・・あまり好きでない食べ物なんですが、どういうわけか食べてしまう代物です。というわけで、今回も真っ先にペロリ!・・・・・仕事は午前中に片付ける主義でして!


 ※具のまとめ: ほのぼのかに玉!別段に特筆することのない定番な味わいとふわとろが・・・ナイス!今日も平穏な日でよかったと思えれる安堵感と似ているな・・・。





 総じまして、何も考えたくない二日酔いの朝(本当は昼)に、たまたま近くの中華屋で染み渡る一杯を食って、新聞を呼んで、お昼の娯楽番組をながめて、帰ったというオヤジのダラダラした一日の始まりの話・・・・。この後、図書館へ出かけ、まただらだらと読書に耽って一日を過ごしました。そして、かえって晩ご飯。本当に何もしなかった一日。

 そうこうしている内に・・・・昨夜のお仲間からの「生きてる」とのメールがちらほら届きます。みんな似たような一日を過ごしたのかな?と思ったらひとり笑えて来た・・・・。なので詠います!



  小雨降る
  休日正午の
  まったりさ


  夕べの宴で
  遅めの朝食(あさげ)


お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした!



 

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