【アタクシの初のラーメンレポートは「油そば」だったりする】
実はアタクシ、ラーメンに関するレポートを続けて約3年少々なのですね〜。とある活動を記録している某SNSの記録をさかのぼりましたら、初レポートは、松戸の兎に角さんの油そばでございました。あーーー、あの油そばも久しぶりに食いたいわ。レビュアー生活の原点やからな・・・・。と思ってもそうやすやすと松戸に行けないので、東京都内で油そばのええところを探しました。そしたらヒットしたのがこちら「万人力」さん。なにせ「油そば専門店」やからな!専門店の実力とやらを見せてもらおう!という感じで、わざわざ雨降りの某日に突撃いたしました。
それにしても・・・・雨が続くぜと気持ちも滅入りますが、風も強かったことから、傘をさしていてもかなり濡れてしまいました。店内に逃げる用に入店すると中は、先客4割り程度と実に寂しくもなく寛げる空間です。券売機で買った食券を手渡すと、女将さんかな・・・「雨の日サービス」なるものを説明いただきましてラッキー! アタクシは、4つ程ある中から・・・・温泉玉子とさせていただきました。
【なかなか、おかず系なラーメンという感じがいたしますな!】
さきほど雨の日サービスで嬉しい思いをしたばかりですが、店内を見渡すと、家族連れのサービスやらいろいろあり、なかなかサービス精神あふれるお店だということが分かります。油そばの食べ方なども丁寧に書いてあります。お店オリジナルのTシャツ販売も宣伝しています。なかなか活発な販売促進活動ぶりですな〜。などとさらに店内を見渡して、ヤマブドウなるトッピングの宣伝POPを細かく読もうとしたときに、配膳が完了いたします。
「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「これはなかなか・・・・・・麺を食い来たはずが・・・・ご飯が欲しくなる(笑)」
1)アレンジし甲斐があるスッキリ旨味醤油ダレ
まさに「汁なし系」って奴でして、必要な分量しかタレが投入されていない感じです。いつものように、麺を端に寄せて混ぜ返す前のタレの姿を確認するのにひと苦労です。なんとかドンブリの底に垣間みることができたのだが・・・・・まさしく「醤油ダレ」というイメージ通りな色合いですな。それは、「クリスタル・カエシ・ブラウン!」資生堂口紅マキアージュのこの春の新色らしいです(うそです)。 ともあれお箸をつかってチューチューと味見しますと、カエシのスパッとした辛い塩味に、調味料のような酸味と甘みが入り交じった旨味が広がり、やや甘辛く仕上がっております。この味がこれからの基本となる味わいということを良くここで押さえておきます。
2)酢と辣油は遠慮なくドバドバと!
一気に混ぜます、混ぜます、混ぜます・・・・。忘れそうになった「温泉玉子」も投入して混ぜます。試しに2〜3本タグって麺と一緒に味見をしてみますが、実にちょうど良い塩梅という塩気・・・・・から少し淡いかもしれない。そこで、テーブルセットを活用します。 一味系のと、すりゴマの粉、魚粉、コショウ、辣油、お酢、ニンニクパウダー・・・・と結構自由度がひろがる構成です。これを全部投入してしまうと・・・・まだ化粧慣れしていない女学生オフタイムの厚化粧みたいになりまっさかい、お酢と辣油だけチョイスしました。
これがですな・・・・辛くなら過ぎないようにと、少しづつ投入していると全然味が変わらんのですわ・・・。なんだかんだで、4回投入を繰り返して漸く自分好みの味わいに到達できたのですが、最近年取って来て味覚がバカになったのでしょうか?アタクシの方が・・・。されど、中々の味わいに仕上がりましたよ! 醤油カエシ主導の塩気は、やや玉子と結びついて丸みを帯びた感じ。そこに、辣油がシャープに切れ込む辛さを発揮しますので、辛さに複雑さが増します。そこに、お酢が良い仕事をしておりまして、化学反応してやや甘みに変化していおりますし、酸味も角がとれた感じです。この味わいは、当然に麺にばっちりあうのですが、出来増したれば・・・・白ご飯に余った具材をのっけて食したいという衝動を感じる系です。
※味のまとめ: 醤油カエシ由来の辛さが、玉子、お酢、調味料で角が取れ丸く厚みを増す!それを辣油とお酢でボリュームアップするという構成
【油そば初体験でも、親しみやすさを感じる麺でんな!】
一方の麺ですが、いわゆる中低加水のザラザラ&もさもさで、ガッツリヘビーに食わすと言うより、親しみやすい大衆系な感じがいたします・・。
「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「ちゅるっとして、くちゅりとした感覚が、いかにも優しい口当たりでええやん!」
1)割りと細めな縮れ麺が滑らか!
意外と・・・・汁なし系としては「細麺」に分類されるのです。しかも、やや縮れ系統でして・・・140gというボリュームも関連して少し少ない目に見えてしまいます。されど、表面の光沢が見事でして、少々冷めても麺同士が引っ付きもつれる・・・という残念なところはありません。むしろそのツヤやかさから、ほぐれの良さを感じます。当然スベリも滑らかでして、なおかつ温泉玉子も絡みますから、ひとすすりで、「ちゅるりん!」と全部クチの中に入り込んでしまうというスベリの良さです。
2)やや多加水系のもちもちフィーリング
やや多加水系と思われ、当然ながら予測する「もちもち度」が非常によく楽しめる一品です。細麺故に、幾重にもかさなった麺の弾力全体で、細かいモチモチ感が一体となった感覚がまたオモロいやん! ま、風味を感じる系ではあまりないと思うけど、茹で加減も丁度よろしいし、ご店主の目指したい油そばってのを直感じるような気がいたしますが。
※麺のまとめ:多加水系のモチモチがよく味わえる・・・・・細手もみ麺風! 喉越しのスベリと歯ごたえで楽しもう!
混ぜました・・・
【チームワークの具】
1)チャーシュー
メンマが・・・・・意外と大人しげなのですわ・・・。特別肉厚とも思えないのですが、炙りでもなし、煮豚感が強いわけでもありません。なんか、つけダレに使っていたか、または濃いめの出汁をひと潜らしさせたような風貌ですな・・・・。されど・・・・、汁なし系で合えることを鑑みると、コレ有り!なのかもしれません。
2)メンマ
コリコリっとした感触ではなく、クニャリとした感触がメインの歯ごたえでして、これは麺のフィーリングには合っていると思いました。また味の染み込み具合も丁度真ん中程度でして、辛くもなく、浅くもなくオーディナリー・メンマと言えましょう。やや短冊切りで細長い形状も、麺とのからみを計算されていると感じます。
3)温泉たまご
ま、温泉たまごで、そんなに語るところはないのですが、たまたま訪問が雨の日だったため、サービスでくれたのですが、通常100円ですからね〜。100円もらったと思えば、これまた質実な質感とすら覚えてしまう・・・・。玉子の質実って何やんと問われると・・・・何も言えませんが、とにかく丁寧そうに作っているのだろうな〜というぐらい。
4)刻み海苔
これも、油そばだから仕方ないかな・・・・。個人的に、刻み海苔は好きじゃないのよね〜。やはり風味が抜けるというか。されど、和え麺&汁なし系でまぜまぜすることを考えれば、仕方ないのだろうか・・・。
※具のまとめ:チャーシューの存在感よりも、温泉玉子等、それぞれの細かい具材の一体感を味わう系統ですな!スタープレイじゃなくチームワーク
総じまして、とても分かりやすい油そばで、醤油系というところが間口広いと思いますな! とは言え、個人的に思ったのは、「大盛りか、ご飯付きがよい」と思ったところかな。140gは少し晩ご飯としては、もっとくれ状態だったので、次回訪問のときは、ダブルで行きたいと思います。 さて・・・・暖かい日があったかと思えば、急に冷たい雨なんかに遭遇したりする・・・。 こんな日は、サイドメニューのスープがおすすめみたい。その価格50円!! ちゃんと下調べして訪問せんといかんな・・・・と思った次第。なので詠います。
濡れねずみ
入谷来りて
出迎える
女将の優しさ
惚れてまうやろwww
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
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