ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン823】 ラーメン二郎 桜台駅前店 (東京・桜台) 小ラーメン・ニンニク

【破顔狙いの筈が・・・また二郎・・・】

 3夜二郎を食い続けて・・・さすがに体を気遣うようになりますな・・・(汗)。なので二郎を避けたいものの、まだ未練がありまして、桜台駅に降り着くまで悩みます。なぜ桜台かというと・・・西武池袋線開拓と「桜台駅前二郎」と「破顔」の両天秤がかけられるから・・・。時間がないので、二郎が休業か行列が発生してたら破顔に行こう!とルールを決めました。しかし・・・・、こういう時に限って、二郎が空いている!そこそこ評判のええ二郎でっせココ!これを逃したら何時食えるかわからんがな!ほな、今いかしゃーないやん!!・・・という経緯。本当は嬉しいくせに、自分で自分を騙して今夜も食います・・・。




【サービスちゅーか、愛想がええ人やねん・・・・】

 二郎はコールのルールとか、勝手な行動をすると怒られるとか、そういうのにビビり過ぎなのかと思うほど、この店では、気持ち良く対応していただけましたよ・・・。L字カウンターの空席が4つ空いてました。アタクシが券売機の前に立つと同時に「まず大か小かサイズを教えてください!」と明るいご店主の問いかけが飛びます。「小です」と答えて・・・・好きな座席を選んで座りました(座席を選べる幸せ)。照明が少し暗めですが、その分、男どもが安らぐ空間というのも感じますな・・・・。 





【アタクシ・・・なんとなく本当の「乳化」を体験したのかもしれません】

 ともかく・・・・混まずに、せせこましくならずに、二郎をゆったりと食えるということに、少し酔っていたのかもしれません。麺が茹で上るまでの間の時間も、ほっこりとする二郎の夜でした・・・。そんなこんなで、まどろんでいたら、いきなりコールを問われ、「ニンニク〜!」と伝えて、これが数秒後にズドンと配膳されます。おお!店毎に特徴あるとは言え・・・・・なんとなく特徴なるものを感じた!恐る恐るスープをすすります・・・。

「旨いがな!(*゚0゚)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「これが乳化系二郎スープの存在感!カネシの輪郭すら重厚ですやん!」

1)見るからに乳化した「まったり感」がええ感じ
  配膳の瞬間、そのスープ感がこれまで巡って来た二郎とは少し違うニュアンスを覚えます。あ!これが諸兄が良く言う「乳化」の進んだ系譜というやつや!とズドンと腑に落ちたような気に勝手になっとります。脂が分離せず「まったり」とした一体感を感じながら・・・・グビグビと直付けで味わってみる。なるほど・・・過去のインスパイア系でビビっときた、豚骨の脂とカエシの風合いがびたっと一体感となった「まろみ」を感じますやん。ニンニクがその一体感を固着化するがごとく、若干ヒリヒリと「やんちゃ」なエッジでコーティングするかのようです。

2)キッチリとカネシが効いたジョッパさがナイス!
  特に・・・・カネシが効いている!と感じます。関西時代・・・・あちらのインスパイア系でコールしていた「カラメ」コールが懐かしくすら感じます・・・。ツボにハマったカネシの輪郭がナイス!なのですわ・・・。豚骨のコクも相当濃いのんやけど、塩気にこの輪郭で「ジョッパイ!」と感じる中盤から後味へ味展開にメロメロですわ〜・・。

3)クリーミーとすら感じる豚骨と脂の煮出し感!
  さらに・・・・気のせいだと分かってて述べると、豚骨の動物感がこの場に及んで「クリーミー」とすら感じる濃厚さですやん・・・・。参りました・・・。最近食べ慣れたせいもあるのか・・・・、このスープは完全に飲み干せます!あとでしんどかったけどな(笑)

 ※味のまとめ:豚骨の脂とカネシの一体感が「出汁」とすら思う!思いけど芳ばしさ漂う二郎のスープ!






【固さと風合いが特徴と感じた・・・・桜台二郎の麺】

 スープが良ければ、麺の方も期待が高まります。同じような傾向と分かっていても、そう思うのです。いつものように引きづり出す・・・・。すると奴らは出て来たが・・・

「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「デロ〜としておらずなかなか個性的な風貌すら感じるやん・・・いろいろな意味で・・・」 

1)ここでも素朴な色合いが二郎!と感じる麺ですな!
  唐突ですが、良い写真というのは「臨場感」だと思うのです。そういう点ではアタクシの写真は失格!この麺の臨場感は伝えきれません・・・。実物はもっと素朴な色合いでして、されどワイルドな存在感もありありなのです。ワイルドとは言いつつも、標準的な太麺平打ちタイプの縮れ麺!ごわごわしているのがご愛嬌です。ヤサイの下から引きづり出すときの、ゴソゴソゴソ・・・というような振る舞いが「ワイルド」感も感じさせます。

2)ちょうどええ感じの固さがワシワシ感を連想させます
  そして、この麺のエエところはデフォでも「多少固め」である感覚かな・・・と思います(新参者ですが)。カッツリとまでは行かない・・・手前の固めなニュアンスです。麺の潰し込みとか、麺密度に期待ができない二郎の麺ですが、茹で時間の差で、これほどまでに「くっさり」感ニュアンスがでてくるとは思いもよりませんでした。こちらの二郎は、麺量が爆発的でないレベルでしょうが、いつも少し持て余す麺が全然余裕で食えたやん!これやったら・・・「大」という野望もムクムクとわきでて来ますが・・・・止めとこう(苦笑)。「足るを知る!」

3)ツルッとしていそうでザラつき感じるのはここでも同じ
  最後に・・・・やっぱり、見た目でザラツキを少し感じる風貌は、アタクシ的には共通かな〜と思っています。脂や豚骨汁に浸っていて・・・ザラザラもないやろ!と思うのですが、麺のエッジの僅かなゴツゴツ感! こういうところ、崇高系な麺では絶対出ない個性ですよね!これ好き!

 ※麺のまとめ:ともあれ適度な固さが印象的!それでいて重くないので、するすると食える!





【気持ち良く感触できそう!と思えるデフォルトのヤサイ・豚の量!】

「これまでの中で一番するすると食えてたので・・・・実は自己満足♪」

1)豚がデカくて多いのがええね!
  どこでもそうなのかも知れませんが・・・・豚のボリュームというのは、二郎評価のポイントですよね!という意味では量&質とも大満足でありましたわ!デフォの小ラーメンで、分厚目のチャーシューが3つゴロゴロゴロっと入っとりました(写真ではわからんが)。一つは明らかに腕肉、そして肩ロースと、バラっぽく脂肪の片鱗がこってりと周囲についた奴・・。どれもとても柔らか!と言いたいが、ええ感じで肩ロース?と思い込んどる肉が歯ごたえありまんねん!適当に部位を混ぜているのだと察しますが、単調にも思える豚が、実はいろいろと役者ぶりが違うのだと・・・とても良い勉強になりました。

2)適度なヤサイの量で内心ホッとする
  ヤサイの量は、このあたりが個人的には一番幸せな量です。前節でも述べましたが、キャベツの量と茹で加減も丁度よろしいがな・・・。最近、胃拡張気味なのか・・・・ヤサイもとても美味しく感じる!となりのお客のヤサイおかわり!というコールにも一瞬ビビるが、アタクシも若けりゃそうしてたかもと思いますよ。

3)一味唐辛子も試して良かった!
  一味は、過去さかのぼること、関西のインスパイア系「地球規模で考えろ」以来か・・・。本郷の「用心棒本号」、東駒の「千里眼」の一味系アレンジトッピングなど、なるほど!と唸る一品はあったけど、久しぶりにこの系統で一味を振りかけて、とても食欲が増進するのを感じました。これ・・どこの店でも普通にテーブルセットに置いといてほしいな・・・・。

 ※具のおさらい:デフォで3種チャーシュー(結果的)というのに参った!ヤサイ、一味と・・・余すところなく楽しめた・・・・・。




 総じまして、個人的にはハマった二郎でした!ココに来て・・・・各店舗毎に個性というものが如実にでてくるものだなと、やっと感覚として理解できたような気持ちであります。アタクシは、チョモランマ登頂というのには胃袋的に無理ですし、残して捨てることが嫌なので、その方向で無謀なことはしませんが、やはりジャンキーの美学と申しましょうか・・・・二郎は定期的に食して行きたいなと、この一杯を食って感じました。自分好みの二郎がどこかにあるはず!もっと自分にフィットしたのがあるかも??ということで、ちょくちょく・・・いやひょっとしたらまた二郎を食うかもしれませんが、健康は第一にね〜。なので詠います!


 舞う雪に
 桜恋しく
 目を細め

 吹く風微かに
 カネシを感じる

 (ちょうと雪がはらはらと少し舞ってたので・・・・)

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
 

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