ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン794】 マルゴ食堂 (東京・新橋) マルゴそば

【どうやら・・・「手打ち麺フェチ」になりました】

 「麺」の文字がなかったら単なる「手打ちフェチ」になりまして・・・・ど変態になってしまいます。いえいえ・・・そんなことはありません。アタクシは、最近東京に出てきて・・・妙に、「白河系」とか、「喜多方系」、はたまた「佐野らーめん」などというブランドに面喰っておりまして、その影響で「手打ち麺フェチ」になっている次第です。

 それにしても寒い寒い〜・・・。店に入るなり、眼鏡が曇るばかりではなく、カメラレンズも微妙に曇っておりますがな(泣)。全体的にピンボケ写真となりますが先にご容赦いただきたい・・・。やはり、こんな日は、温かい麺とスープで、体の中から温まっていきたいもんです。と思って入店すぐに「マルゴそば!」とコールし、少しでも早く配膳と暖をとることを願うばかりです。



【さっぱり系だけでなく・・・・お優しい系!新橋のお姉さま方好みとちゃう?】

 店名が「食堂」とありますが、実に小奇麗な店でして、夜はお酒と粋な肴でスタイリッシュかつ格安に過ごせそうな店づくり・・・・。いわゆる二毛作店です。全体の雰囲気が、OLのお姉さま好みな感じもしますし、ランチタイプの客層も、女性が比較的多めです。そんな店のコンセプトゆえ・・・・予習済みとは言え、実にお腹におやさしい系な一杯が出てきそうです。などと考えながら、割と早めな5分少しで配膳が完了です。 

 新橋で、お値段580円という破格値ながら、納得感ある麺顔とその品質感です。決して派手さはないのですけど、純朴とも感じる質実さが十分伝わってきます。おそるおそる・・・・スープをすすりますが、その印象は・・・・、

 
 「旨いがな!(*゚0゚)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
 「さっぱり醤油味と簡単に片付けたくない・・・・。この柔らかな甘みはなんじゃい!さっぱりまろやか系!」

 ・・・と感じますな。まず最初の感覚は、醤油のカエシすらあまり感じない・・・・鶏清湯スープのさっぱり塩味。そして、その直後に、かすかに柔らか〜いショウガ??の風合いを感じます。続いて、ごくごくと飲み進めますが・・・・、相変わらず醤油という感じはあまりしない・・・。

 その次に出てくるのは、自然な「甘み」です。この甘みの出し方がこの一杯の特徴の一つでして、アタクシ自身が風邪気味ということもあって正体がつかみきれません・・・・・。全体的な和風の落ち着き加減から、節系の出汁か、イリコ系の甘み出汁かと推察します。しかし・・・・・、100%合点がいかないのも確か・・・。この甘さに動物系の何かしらを感じてしまうのでありますが、アタクシの言うことなどあてにしないでください。

 ただ・・・・どこかで食ったか・・・・と思いを馳せますが、大阪のあるうどん屋を連想してしまった・・・。「脂かす?」 大阪の「かすうどん」と結びつけてしまったのです。「かす」とは、牛脂(ヘッド)を絞り取ったかすのことで、関西B級グルメではちょくちょくとお目にかかる具材。これを入れると独特の甘みを醸し出すのが特徴でして・・・・・・、この「かす」のニュアンスを少し感じてしまったのです・・・・。全く自信がありませんので、戯言とさせてください。

 しかし・・・醤油はどこへ行ったんや!風邪気味で舌が馬鹿になっているのか!・・・とレンゲを諦めて、丼に口を直付けてごくごくといただくことにしました。その後口で・・・「あ!おったおった!醤油の酸味が!」とようやく輪郭をつかむことができた次第。しかし、醤油の酸味か・・・・調味料によるものかは・・・・やはり最後まで自信がもてないな。やはり、ラーメンレビューするにも、食べる側もしっかりと体調を整えんと、料理人にも失礼やなと、反省をしております。

 ※味のグラデーション:鶏清湯のあっさりコク>イリコか牛絞りかすの・・・ほんのり甘み>節系のアミノ酸>醤油の酸味後口>調味料他



【スベリも楽しいその麺は、噛みしめても面白い!】

 この・・・・やや平打ちな上に、ごつごつとしているだけで、旨そうに思えるのがステキです。手作り感以外に何物でもないその風貌は、麺の打ち手の汗と同時に真心も伝えようと語りかけてくるようです。

 そもそも、アタクシは多加水より、低加水の麺が大好きははずやのに・・・・・、東京に出てきてからは一軒しか博多系を攻めておらず、本当に自分の好みはどうしてしまったのかと思うほどです。それほど・・・・、このような多加水ながらも、手で竹でウニウニと潰しを効かせた麺にうっとりなのです・・・。

 「あーーー!やっぱりこういうのが好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
 ※加水多めでなめらかなスベリに、ごつごつした形状が舌や喉を気持ちよく刺激して、より旨しと感じる!
 ※しかも、縮れだけでなく・・・・よじれが程良く効いているのが、手打ち麺の特徴!これが具とスープをリフトする!
 ※ちゅるちゅるという弱っちい肌触りに反して、クニリィとやや弾力めいて千切れる歯ごたえがナイス!

 もう、褒めことばをこれ以上いうとしつこくなりそうですのでやめときます。



【チャーシューが・・・・柔らかすぎて・・・・・】

 ・・・・箸でつまんでリフトできないのです(笑)。実に旨そうなので、麺に巻こうとして箸で接触すると・・・・みるみる打ちに半分が崩れ落ちました。仕方なく、肉の欠片をより細心に注意を払いながらいただきますと・・・スープを良く吸い込んでグッド!バラ肉の脂身も旨いっすね!

 一方、海苔は一定の品質ながら、ややスープに溶け出す性質が高いみたい・・・・。メンマは、標準の固さと味付けでして一定の評価にとどまりますが、値段を考えれば納得のレベルです。「ふにゃり」とした感覚よりも、「コリコリ」とした感覚にやや傾きます・・・・。

 それと、残る一つの正体がまだわからん・・・・。ところどころ、インスタントの「きつねどん衛兵」のおあげ見たいな色合いした細かい欠片が、ところどころ浮いています・・・・。これの正体がさっぱりわからん・・・・。適度に汁を吸っていますが、中心部は、かすかに「サクッ」とした感覚を残します。だれか知ってる人がおられれば、教えてください。

 ※チャーシュー、メンマ、海苔、謎の物体、薬味ネギ




 総じまして、新橋でこの価格とは嬉しい次第!ランチでは、餃子とカレーも提供するそうなので、好みが分かれるメンバーとグループでランチとなっても、対応力がありそうです。それに、夜の部・・・・でお酒飲んだあとに〆麺としても、最高に合う!と思えるライト感がグッドですし、このお店の中にあっては、とても重宝な存在かと思います。帰り際・・・・・、いつものごとく、店主かスタフに話しかけて、美味しかったですと伝えるついでに・・・・・スープの甘み、それに謎の物体のことを伺ってみたかったのだけど、ランチタイムでお忙しそうだったので、それだけが心残り。だれか、アタクシの骨を拾ってくれ〜という気持ちが後に残るのでした・・・・。なので詠います!

 職場より
 麺を訪ねて
 三千里


 中年マルゴ
 風邪っぴきなう (なんじゃこれ・・・詠う気あるのか)
 
お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。



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