ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン647】 らぁめん たむら (大阪・東大阪市) 和風鶏がららぁめん

東大阪の有名店も押さえておきたくて!今日は近鉄布施駅】
 
 滅多に利用しないこの駅。ラーメン探訪でしか利用しません。近鉄の路線図は、関西人でもまともに把握している人は少なかろう・・・。実は昨年はよくこちらを訪問しましたがす、臨時休業日に数回ぶつかるという間の悪さです。なので、駅前の地理などは良く知っているのよね!比較的時間のあるときということで、今日は帰宅路とは反対方向への遠征をいたしました。前回訪問時はつけ麺をいただきましたが、あの当時はまた「つけ麺右翼」だったアタクシ・・・。今は、リベラルな立場で両方を食してみたくなりまして、このメニューです。和風鶏がららぁめん。そう・・・昔のお母さんはよく鶏がらを買って来てスープとか出汁に良く利用したものです。ブイヨン・コンソメなどは高級だったという記憶・・・。ま、おっさんぶりをさらけ出しですな。また今の店舗にご移転されて実は初訪問ということもあり、随分と遅れた表敬訪問です。記憶に留めんと・・・思わず深呼吸です・・・。





【あっさりと言いながら・・・・このボリューミィーなお姿!チャーシュー!】

 昔ながらと思わせ・・具が実にシンプルなのは好みなのですが、チャーシューが凄い!あんたステーキか!?とまでは言い過ぎか・・・。この大きさと分厚さは、大阪・豊中の名店「麺○」のスペシャルメニューに匹敵しまっせ!しかも、ロース肉というところまで共通してまっさかい、これは食べ応えありありなのです。あっさりと裏切られたあっさりメニューですわ・・・。しかも、これ温め直しをちゃんとしてくれているのが良く分かる温度感が素敵やん。噛む・・・肉本来の味!・・・モグモグと男らしく食う!・・・脂身部分をちゅるりん!・・・・子供の頃嫌いだったこの部分が、おっさんになってこんなに旨いと思うとは・・・!ええい!たとえ皮下脂肪に化けようとも、気にせず猛烈に食するのみですわ!

 あとは、海苔とねぎとパプリカ、以上!と思ってたら摩訶不思議・・・。青ネギの中心が詰まってて固い??これは不思議な感触と目を見張ると・・・それは、ニンニクの芽の茎部分でした!なるほど〜これ珍しい取り組みやね!後で述べる麺との感触が対照的でオモロい口当たりですわ!なかなか、シンプルながら、一つ一つたのしませてくれますな。

 ※具のおさらい:チャーシュー(大2枚・ロース)、ニンニクの芽・ネギ・海苔・パプリカ
  2枚あるなら、一枚は焼き目つけてもオモロいな・・・。それほど肉厚!





【どことなく懐かしさを感じるのが不思議・・・・定番なシコシコ麺】

 随分と最初の勝手な想像とはかけ離れた麺で呆然ですよ・・。移転前のつけ麺のハードなタッチとその色合いからすると、潰し込みがもっと効いた風流麺かいなと思ってたら、まるで教科書のようなつるシコ麺やないですか!これは、懐かしいとなぜか感じてしまうし、アタクシは想像物よりこっちの方が好きだわと、言いたいな。

 中程度に縮れたやや黄色い麺が、昔ながらと思わせるビジュアルです。そして実際麺の噛み切り感覚も、芯がない全体的に均一感覚でクッシリと千切れる感覚で・・・・グッドです。数本箸でつまんで、すぼぼぼーとすする・・・麺の踊り食いみたいな感覚が、とても・・・カ・イ・カ・ン!(←わかる人はオッサン)。なんか、若い人がこんな麺を提供してくると嬉しくなるねぇ〜。年齢の差があっても、オールディーズの曲の良さを語り合えるようなジェネレーションギャップを超える連帯感すら覚えますわ。ええやないの、ええやないの!というより、ええのか、ええのんか、最高か〜と心でつぶやくオレはやっぱり変態・・・・。(←これもわかる人はオッサン)。

 ※麺の感覚:加水ほぼ中、教科書通りのつるシコ麺、表面の滑りも良い
 ※麺の形状:中程度の縮れ麺、ウネリ麺というべきか・・。やや四角というか殆ど丸い切り口
  ずぼぼぼーと一気に踊り食え!





【こってり得意な店が提供するあっさりスープ・・・やっぱり感じる食べ応え】

 ・・・という全体印象ですね。メニューの横に「あっさり」と但し書きが実はあったのです。一般的はあっさりに比べると、しっかり味わいがあったとアタクシは感じますね。それに、鶏ガラスープというより、いろいろな旨味が見た目以上に複雑でしたし。しかし、普通に「旨いやん!」と確かに思う品質なのであります。ただ、最初はもっと柔らかい味わいを期待してしまったのも事実・・・。和風というネーミングは魚介系ベースをさしているのですよね?確かにスープの濁りがなんとなくそう感じますね。何となくですが、チャーシューの迫力に最初から圧倒されてしまって、はたしてアタクシは、あっさりラーメンを食べたのか、鶏ガララーメンを食べたのかが、混乱してしまうという印象です。そういう先入観を取り払いまして・・・これを再考しますと、魚介少なくして思いっきり動物スッキリ系だったら、めちゃ旨いかもと空想してしまう・・・。実力度は感じるのでもう少し評価されてもいいのになと思う次第です。

 ※味のグラデーション:豚か鶏か判別つかん動物系旨味>かすか〜な魚介>チャーシューの香り>他
  スープにまで豚肉が影響を及ぼすこの存在感はさすが!



 総じまして、実はこちらの店こそ、各種限定とかの取り組みに参加したかった店でして、定番のみ実食で終わってとても残念!と言えましょう。なんば、鶴橋、布施ってとても近いのに、面倒だったアタクシの行動力の不足に無念ですわ。ともあれ、たまに厳しいそうな雰囲気も感じられ、できればテッシュBOX程度は、備えていただきたいのですがね(アタクシ鼻が弱い人間なので・・)。しかし、厳しさのなかにポリシーも感じられ、ともあれ東大阪にたむらありと、もっと認知されてほしいと思いますので、頑張ってください。ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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