ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン641】 肉そば総本山 神保町 けいすけ (東京・神保町) 肉そば(醤油)+味玉

【思い切って、総本山へお参りです】

 先日の神田神保町「麺屋33」への突撃に関し、アタクシのラーメンブレイン・・・・通称「関東のラー友」からメールが入り、「おまえ何でけいすけに行ってへんねん」とのお叱りの声。 あんた何時から、そんなに、けいすけのファンになったんや・・・? そういえばそんな形跡あったような気がするし、それに・・・まめに、けいすけ新店舗情報など発信してくれたりしてたね・・・。 せやったら、素直に言えやということで、お言葉にしたがいまして、まるで残暑な神保町交差点を北へと向かいます。 いやはや・・・・昼飯タイムはごった返しますな東京は。とまあ、そんな総本山への訪問理由ですが、今回は定番とも思える「肉そば(醤油)」でお願いします。つけ麺は、六代目で喰いましたし、変わりけいすけは品川でいただきましたし、思えば定番をひとつも手をつけてないので、丁度良かった。



【肉に圧倒ですな・・・・スープにも合うし!】

 水道橋のかの店のような原価計算無視とは思えませんが、かなりの肉ボリュームです。かと言って、死んでしまいそうな分量でもなく、普通に制服姿のOLさんも、紙エプロンして可愛くこれを完食しておられますし、納得の分量でしょうか? 通常は麺かスープからですが、適度な細切れなため、2〜3こ先に肉を食してスペース作りから始めますが・・・・・、中々、脂少なめであっさりと柔らかく食せるタイプですね。胃もたれせずよさそう・・・。それに、味付けは、スープの醤油とかなり共通する部分があり、甘辛醤油スープに浸してたべると抜群の旨さであります。

 さてその甘辛醤油スープは、この漆黒さは普通はとまどいを覚えるものですが、食すると見た目と反してとてもフレンドリーな個性を感じますな。まず、玉ねぎのくし切りが柔らかく炒めか煮たててある部分が、野菜の甘みを引き出しますので、スムースです。それに、醤油の漆黒さも透明系でライト系。鶏豚清湯系のスマートさすら覚えます。カエシも効いている分香ばしいのですが、甘みのニュアンスにより角が丸いですな。いやこれは、普通の女性でも問題なく食せるでしょう。

 黒い醤油系と言えば、関西では「新福菜館」、「高井田ブラック」とありますが、甘みと言う点では非なるものですな・・・。これにニンニクが利いていてパンチがあれば、麺屋わっしょいの「男の根性黒らーめん」っぽいニュアンスが伺えます。決定的なのは、「おろし生姜」の存在。これは、さっぱり食わせる黒醤油なのでありまして、また、テーブルセットには、フレッシュな玉ねぎ微塵が無料で備わっており、どこまでも、さっぱりと、甘旨辛く食わせる趣向なのであります。

 ※味のグラデェーション:醤油>玉ねぎ甘み>炒め豚肉のコク>みりん系甘み?>生姜のサッパリ味>玉ねぎ微塵の甘み
  ガッツリとサッパリの上手な融合ですね〜♪




【麺がカッツリしてて・・・・好みでした】

 端的に申しまして、潰し込みがしっかりした加水中程度の麺。噛み切る感触と余韻が残る、クッシリ麺の王道ですな・・・。これは、好きなタイプです。エッジもしっかりしているところがまた見栄えが良いです。漆黒なスープをうっすらと纏い、見た目も更に旨そうに映るのですが、舌触りも適度に抵抗感があり、ずぼぼぼぼーっと吸い込むときの舌触りが快感です。噛み口を見ても芯がないのに、コシを感じる・・・・。そのため結構汁がとぶのでご注意を。それをさっして紙エプロンも、さささーっとタイミング良くご提供いただけるので、ありがたしやね!

 ※麺の感触:加水は中の王道、潰し込み多く感じるクッシリタイプ、思ったほど黄色くない自然な小麦色合い
 ※麺の形状:角麺、基本的にはストレートと言いたいが、ウェービーというより、ややうねりな麺。ザラツキ少なし。   


 


【味玉サービスだったのか?ありがとね〜♪】

 なぜか味玉1個と半分。これには訳がありまして、アタクシが券売機のボタンを押し間違えまして(味噌)、慌てて醤油に変更したのです。気持ち良く対応してもらったのですが、どうせなら、料金差分をお好きなトッピングでサービスしましょうか?ということで、味玉ということに・・・・。料金差以上にご対応いただいたのかと思いますが真実はいかに・・。

 さてその味玉は、文句なく黄身がジェル状で豚肉のタレ味も上手く滲んでいて旨しです。芯が冷たいこともなくね!そして野菜は玉ねぎばかり強調してしまいましたが、もやしも熱でクタクタにならないでとても良かったですし、味が濃いのをうまく受け止めてくれています。トッピングのねぎスライスとパプリカも見栄え美しです。メンマは幅広でシャクリと柔らかめでそこそこ旨し。おろし生姜は、ちょっと色がくすんでおりますが、こういうように固く丸めていただけると、溶かす前のスープと、溶かした後のスープを両方体験できていいですね!

 また豚肉は、つけ麺のときとは随分イメージが変わったような???勘違い??脂肪分少ないのですが、これがかえってスープを吸い込むのでよく合います。かと言ってカスカスでもないので、箸が進みますな。

 ※具のおさらい:豚肉(多数:ロース?)、味玉1個+半分、玉ねぎ、もやし、ネギ、メンマ、おろし生姜
  おろし生姜は、後半にスープに溶かすなど・・・・段階的に楽しんだ方がおもしろいかも




 総じまして、ようやく分かった・・・・なぜ関東のラー友がけいすけに執着するかが。ようするに「肉好き」がキーワードのようです。だから、「二郎」でなく「豚喜」が好きとか言うとるわけやな・・・・。味玉否定な貴奴の趣向が、長年付き合って本当に分かったきがします。そんな彼の好きなけいすけですが、昨今の支店展開はすごい勢いですね。また近いうちに、貴奴と新店舗突撃といことで、詳細はまた別途。そして、アタクシのミスオーダー対応してくれたスタフにも感謝。アンケートでお礼を書いたら、そのアンケートのお礼ということでまた味玉無料チケットをもらった。次回のアンケートはまたそのお礼を書いて、また味玉チケットもらってと・・・・まさに数珠つなぎな総本山詣でですな。というわけで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。





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