ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン601】 熟成細麺 宝屋 先斗町本店 (京都・先斗町) すましラーメン

【やる!やる!とは聞いとったが・・・・ここまでやる!とは思っていなかった】

 それが正直な感想・・・。暑さ厳しい京都盆地の昼下がり、ようやく予てより訪問したかった一杯を求めに伺うことができました。先斗町といえば観光地。京都の有名な甘味処の行列が、こちらの店先にまで及んでいて、営業妨害でんがな!と心配にもなりますが、重たい引き戸をあけて店内に入ればそんな心配は無用と感じます。午後一時半で9割方は埋まっています。アタクシの狙いは・・・・「すましラーメン」。本店限定の一品でして、その、名称とスタイルがなんとも雅やかな感じがしますやんか。850円という高価格ですが、今日はこの一杯に埋没させていただきます。





【つっこみどころ満載ラーメン!】

 配膳の瞬間から、いろいろとつっこみどころ満載なラーメンです。さて、順番にひもといていきましょう・・・・。

<「すまし」やのうて・・・・「コンソメ」やがな!>
 このスープをすすれば度肝を抜かれます。これは、和風だしのじんわりすましスープをイメージしたいところですが、真逆の「洋風」とも言えましょう!まさしく、コンソメスープ。オニオンコンソメと申しましょうか・・・・キチンコンソメと申しましょうか・・・・どちらとも分類しづらいこのスープボディーであります。じんわりというニュアンスは確かにある!しかし、甘さの主体がメニュー名称と裏腹で、おもわず、つっこみを入れたくなります(つっこみその1)。

<熟成細麺やのうて・・・太麺やがな!>
 こちらのお店・・・・「熟成細麺」がサブタイトルについているほどの「細麺」が看板のおみせです。しかしながら、堂々と裏切られて・・・平打ち太麺でんがな!(つっこみその2)加水は中程度ながら・・・・端が少し透けていて中心部分が芯を感じるようなくっしり感がそなわっています。なかなか・・・好きな部類やないかい・・・・。大盛り設定がなかったのが残念と今更思う・・・・。次回食うときは、駄目もとで大盛りと伝えてしまおう!フィットチーネ感覚でがつがつと食いたい!

<出汁にベーコン・・・コクがあるやん!>
 チャーシューではなく鶏団子ですが、これがまた・・・文句なく絶品です!実にアッサリとして滋味深くエエ感じ。この一品の中では唯一和風と感じた部位かもしれません。それに、黒粒胡椒が予め多めに投入してあるのがまた意外です。「すまし」に黒胡椒ってふつうやりまへんがな!(つっこみその3)。さらにこの中に動物系コクとは何かと中を探れば「ベーコン」が姿を現しまし、しかも、具ではなく、スープの出汁にとった欠片のごとくの細かいサイズ。また・・気のせいかしらんけど・・・モッツァレラに似たねっとり感も感じたんやけど・・・・いかがかな?見栄えだけじゃなく、中身も裏切られるスープです。タマネギの炒めたものかなと思ってみたら、九条葱の揚げたものだったりして・・・・他にもよく見ると、面白い計算が隠されているのかもしれないな・・・・




 総じまして、これを先斗町本店だけに縛り付けておくのは、非常にもったいない!と訴えたい(笑)。せめて新大阪駅の支店にも投入していただけないだろうかと、悶絶してしまう旨さなり!京都拉麺小路でもええからと・・・・。いろいろとテクニックを感じた新しい京都のラーメンでしたので、ぜひ!ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




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