【今週のラーメン５７４】金久右衛門本店（大阪・深江橋）ピリ辛白菜ラーメン（濃口）　太麺

【変わりキングを求めて今日は本店へ・・・】
　
　関東のラー友が、大阪に来ておりまして、２軒大阪の醤油を回ろうという企画になりました。午後からの用件を鑑みて・・・・今日は、本店の方に突撃です。奴とアタクシも相当に、東京と大阪間の移動疲れを溜め込んでおりまして、「いいものを少しだけ」な感覚・・・。特にアタクシは、白菜に惹かれまして、このメニュー。限定狙いのクセが出たのかもしれませんが、今回は素直な気持ち・・・。

【ザックリ言ってシャープさと「まろみ」が引き立ちます】

　麺顔を見ていただくと分かるように、白菜の茎？部分がきれいに並べ立てられ、後はキクラゲが少々・・・といったところが特徴的です。白菜といえば葉の部分がわさわさとありそうな想像だったのですが、さすがキングらしさを感じますね・・・。

　スープは、黒醤油のパンチはやはり気持ちよいですね。アタクシもこれは外せないかと思っていますのでしっかりとしたシャープさは期待通り。それに、白菜由来か・・・・丸い味わい・・・まろみと称しましょうか・・・・パンチが若干柔らかな感じがするボディー感であります。しかし、それでぼやけることなく、ラー油？のピリ辛さがぴっちりと味の輪郭をはっきりさせていて、更に、柚子？の華やかさが若干なかったか・・・。なかなか、シンプルでいてい、キングらしさも湛え、計算されている一杯でありましたよ。

　麺は、いつもの通りなので省きますね・・・。濃口なら太麺、薄口なら細麺でしょうが、以前、梅田店で、金醤油にラー油ハバネロを混ぜて食した経験から、この一杯なら、薄口でも結構いけるはず。そして細麺ならね・・。

　総じまして、やっぱり店主が仕切る本店にくると、こちらも背筋がなんとなく伸びるのですが、魂のあるところと、余裕のあるところが感じられてよいですね。関東のラー友は、「なにわブラック」をここで初めて食したのですが、真横で「んー、んーんー」としきりに唸っておりましたよ。周りにまる聞こえですが、これは、レビューに反映しろというサインかと（笑）。ということで、合掌！今日も美味しかったです。本当にごちそうさまでした。