ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン563】 兎に角 (千葉・松戸) 油そば 

【ご店主の顔を見に来たが・・・・・】

 ご店主おられず、残念。思えば現在の場所に移転する前・・・・、奥さんがまだ接客していたころから、出張の度に訪れた店です。いつもご店主がニコニコしてお辞儀してくれるもんだから、会えないとなるとさみしく感じるもんでんな・・・。さて、昨年あたりでは、もうすっかり関西でも、油そばが浸透しきった気配があり、旨いものが食べられるのがうれしい! しかしそんな時、「兎に角の油そばと張り合えるかな・・・」といつも脳裏に浮かびますゆえ、ここは今後のマイ評価基準の確認が必要と感じまして・・・・定番の油そばをいただくこととしました。 

  訪問時、午後7時過ぎ・・・・行列なし(ラッキー!)。行列中オーダーを確認しにくる女の子店員もかなり可愛かったはずと記憶しますが、この点も少しさびしいですな。その代わりと言っては何ですが、厨房では男店員4名で・・・・いつもより増えてないか?と感じたりする(笑)。





【スッキリしたと考えるか・・・・・、痩せたなと感じるか・・・・そこが問題です】

 関東のラー友と同じく「ネギ多目ね」といかにも常連きどったイチビリをかまします(笑)。どこにも書かれていない要望を通す・・・・。こんなヤツ俺らだけやろと思ってたら、そこへ、やたら声の通る「ツウ」と受け取れる風貌のお客人が現れ、あれ抜け、これも抜け、しかしあれは多目・・・などと、わがままな要求あり(汗)。上には上がいるものだと・・・・関東の広さを実感いたします(笑)。

 などといつもと違う常連店の風景を眺めて待つこと10分少々で配膳されたのかこれ!相変わらずの麺顔ですな。これの好きなところは、その「ネギ」のフレッシュ感です。関西では青い部分がてんこ盛りされて出てくるのですが、あれはあれでいいけど、この関東風な白い部分の微塵てんこ盛りも好き!ネギの甘さの違いを楽しめますしね。

 そしていよいよ食する・・・・・。なるほどいつもの味やねと、安堵感が広がります。この・・・・・カエシ主体の香ばしさがたまらんな!そして煮豚の汁を連想するその動物ボディー感! そしてちょっとまぜ返すのが足らなかったかなと、もう一回丁寧にまぜ返して食する。しかしこの時に少し気付いてしまった!! 『カエシの感じといいボディー感がスッキリしたな!』とね・・・・。なるほど、チューニング変えてきたんやね!とご店主のを見たいところだが・・・・・この日は不在。 その為、『ん・・・・・・・、チューニングの微調整か、味のブレなんか・・・・・ようわからん』という感じになりますが、ま、気にせずそのまま食することに・・・。



【麺とスープは一心同体だと、再認識させられまんな・・・麺の印象も変わる??】

 当たり前のことなんですが、スープ(タレ)に変化があると、麺にも印象が違って見えますね・・・。アタクシ的には長い付き合いゆえ、その日その日で適度に変化というかぶれもある、ここの自家製麺はそれなりに好きです。ピッチリとハードに決まったと感じる時もあれば、少しマイルドずらしかなと感じるときもありで、その変化が楽しみであります。帰り路、関東のラー友とその変化を語るのが、もはや儀式です。

 で、今回はどうだったかと言うと、はやりやや万人受け系な、ハードさをやや制御した感じの太麺と相成ります。タレの影響を強く意識に引きずっているのかもしれません。いつもより滑りを良く感じるのは有りかも。また、極太加水低めのストレート麺としては以前よりは、「クッシリ」とした度合いが低く、やや「ちゅるりん」と感じるところもあり。最近、女性の姿も良くみかけるところも考えると、こういうスペックにわざと変えてきたんだろか・・・・・、またブレなのか・・・・・・、ここのところもご店主不在ゆえ、不明ですな・・・。



【割りスープで、はっきりしたかも】

 ここの油そばは、「割りスープ」を後から投入することにより、ミニラーメンに変化するのが楽しい!で、今回もそうするのですが、この投入により全体傾向が変わったと確信してしまいます。以前より、動物系より魚介系の出汁が前にでていますね。ブレではなく、チューニングが変わってきてるのかと、この日時点では、個人的には、そう感じた次第です。




 総じまして、たまたまなのか、違うのか・・・・全体的スッキリした一方で、その魔力もこじんまりしてしまったなというのが本音。それでも十分旨い!!!なので、アタクシの一番好きな油そばの地位はゆるぎないんですがね(笑)。なんか、魂感ないなと思うのは、やはり店主不在ゆえのことかな・・・・。ご店主がおられたら、手持ちぶたさであっても仕方がないが、厨房でうろうろするようなことはしないだろうし・・・・。つまり、手抜きとは絶対思わないけれど、訪問していて緊張感が薄いなというのも感じたのも事実。移転前の店舗での試行錯誤を、いちいち食してきたアタクシとしては、不完全であっても上り調子だった一杯が、懐かしく思えた夜でした。ということで、合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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兎に角 松戸店

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